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  1. 碧南市議会 1998-09-02
    1998-09-02 平成10年第5回定例会(第1日)  本文


    取得元: 碧南市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    1998-09-02 : 平成10年第5回定例会(第1日)  本文 ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1                            (午前 10時 0分 開会) ◆議長(生田哲也君) ただいまの出席議員は28名であります。  よって、平成10年第5回碧南市議会定例会は成立いたしましたので、開会いたします。  これより、会議に入ります。  本日の議事日程は、お手元に配付の議事日程表のとおりであります。 ───────────────────・・─────────────────── 2 ◆議長(生田哲也君) これより、市長の招集あいさつを行います。 3 ◆市長(永島 卓君) 議長、市長。 4 ◆議長(生田哲也君) 市長。 5 ◆市長(永島 卓君) 朝夕はややしのぎやすくなってまいりましたが、まだまだ暑い日が続いている本日ここに、平成10年第5回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、諸般御多用のところ御参会をいただき、ただいま議長宣言のとおり、本定例会が成立いたしましたことを厚くお礼申し上げます。  さて、去る8月18日、建設省は、矢作川河口堰建設休止を決定いたしました。大変残念ではありますが、今後とも承水路、堤防補強など、治水対策等を国・県に要望していきますので、市議会におかれましても御理解、御支援のほどをよろしくお願い申し上げます。  また、去る8月23日には、総合防災訓練を実施いたしましたところ、市民の皆様、議員の皆様並びに防災関係機関の皆様方、多くの方々に御参加また御参観をいただき、皆様が一丸となって訓練できましたことは、大変有意義なことと感謝申し上げます。今後とも、防災対策に御協力賜りますようお願いいたします。  今議会では、人事案件といたしまして、碧南市公平委員会委員及び碧南市教育委員会委員の同意2件を提案させていただいておりますが、任期満了により再任と新任をお願いするものでございます。  次に、条例議案といたしまして、碧南市使用料及び手数料条例の一部を改正する条例を初め5件、補正予算議案3件、市道路線議案2件、そして平成9年度決算認定議案8件、その他請願1件、報告1件でございます。今回の一般会計補正予算につきましては、戸籍電子情報処理事業あおいパーク整備事業水附住宅建て替え事業等々であります。また、平成9年度決算認定議案8件につきましては、それぞれ会計別に適切に執行いたしましたので、よろしく御認定賜りますようお願い申し上げます。  以上、慎重に御審議の上、速やかに御議決いただきますようお願い申し上げまして、招集のごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。 6 ◆議長(生田哲也君) ただいま招集あいさつが終わりました。 ───────────────────・・─────────────────── 7 ◆議長(生田哲也君) 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。  会議録署名議員は、会議規則第80条の規定により、議長において8番石附滿江君及び25番加藤真三君を指名いたします。 ───────────────────・・───────────────────
    8 ◆議長(生田哲也君) 日程第2「会期の決定」を議題といたします。  今期定例会の会期については、あらかじめ議会運営委員会において審議されておりますので、その結果の報告を求めます。 9 ◆23番(杉浦栄一君) 議長、23番。 10 ◆議長(生田哲也君) 議会運営委員会委員長。 11 ◆議会運営委員会委員長(杉浦栄一君) おはようございます。  今期定例会の会期につきましては、去る8月17日に議会運営委員会を開催し、種々検討いたしました結果、本日から9月28日までの27日間が適当であると決まりました。  なお、付議予定案件とその上程、処理方法及び会議日程等については、過日配付されました決定通知書のとおり取り扱うことと決まりました。  以上で、議会運営委員会の報告といたします。 12 ◆議長(生田哲也君) お諮りいたします。  今期定例会の会期は、ただいま議会運営委員会委員長の報告どおり、本日から9月28日までの27日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。      (「異議なし」という者あり) 13 ◆議長(生田哲也君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は27日間と決定いたしました。 ───────────────────・・─────────────────── 14 ◆議長(生田哲也君) この際、諸般の報告をいたします。  本日までに請願が1件提出され、これを受理しましたので、請願文書表をお手元に配付しました。この請願については、会議規則第 132条第1項の規定により、議長において請願文書表記載のとおり、所管の常任委員会に付託いたしました。付託を受けた委員会は速やかに審査をし、その結果の報告を議長までお願いいたします。  次に、会計事務について御報告いたします。平成9年度5月分、平成10年度5月分、6月分及び7月分の一般会計、特別会計、水道事業会計及び病院事業会計例月出納検査報告書4件が監査委員から議長あてに提出され、議会図書室にて保管いたしておりますので、随時ごらん願います。  報告事項は以上であります。 ───────────────────・・─────────────────── 15 ◆議長(生田哲也君) 日程第3「一般質問」を行います。  質問の許可は、議事日程表記載の順といたします。関連質問は、その通告者の質問が終結してから、これを許します。  島崎一徳君の一般質問を許します。 16 ◆16番(島崎一徳君) 議長、16番。 17 ◆議長(生田哲也君) 16番。 18 ◆16番(島崎一徳君) おはようございます。議長のお許しを得ましたので、教育に関して3点ほどお伺いしたいと思いますが、ちょっとすいません、御訂正願いたいところがありまして、用紙の1のアですが、Nになってますけれど、申しわけありません、これ、Mにかえておいていただけませんでしょうか。これはAでもBでもよかったんですが、後ほどまたこういうものが出てきて紛らわしいので、申しわけありません、M中学校の今日までというふうに、恐れ入りますが。  現下の教育を取り巻く環境は、まことに厳しいものがあります。昨年の神戸市の児童連続殺人事件や、バタフライナイフが流行語になりました栃木県黒磯北中の女子教諭刺殺事件など、枚挙にいとまがありません。お隣の西尾市の大河内君の事件などは、もう我々の意識のかなたに追いやられるほど、次から次へと事件が起こっております。本市にありましても、昨年以来問題行動を起こす生徒によりいろんな事件が起こっていますし、またM校の交通事故死、矢作川事件、本年に入りC校のうさぎ事件やN校のバイクによる交通事故などがその一例であります。こういう結果があらわれるのは、その原因があるわけですけれども、それは戦後教育において、自由主義教育のもとで「個」の確立を余りにも重要視し、私に対する公の問題や家庭の問題などを、余りにも軽視してきた結果ではないでしょうか。  また、つい最近、文部省より不登校に関する学校基本調査書が発表されました。つい最近のことですので、ごらんになった方があると思いますが、それによりますと、学校嫌いを理由に、1997年度に年間30日以上学校を欠席した不登校の小中学生の数は、前年度より1万 1,000人増加し10万 5,414人となり、初めて10万人台を突破したというもので、過去最多であったとの報告であります。その内容は、病気や経済的な理由を除いた学校嫌いの欠席者は、小学生は前年度より約 1,200人ふえ2万 754人、中学生は 9,800人ふえ8万4, 660人となり、小学生では約 300人に1人、中学生では約50人に1人の割合となり、6年連続で増加しているとのことであります。これは、不登校がふえる一方で、少子化が確実に進んでいるわけで、本年5月現在の小学校の児童数は約 766万 4,000人で、前年同期より19万 2,000人も減少しております。中学生も10万 1,000人減少して、いずれも過去最小となりました。こうして子供が減っているのに、不登校者が多くなっているところに、重大な問題があるわけです。また、別のある調査によりますと、不登校の直接のきっかけは、極度の不安や緊張、無気力などの本人の問題、それからいじめ、けんかなどの友人関係、3番目が学業不振、4番目が親子関係との報告もありますが、文部省も不登校の実態を分析するため、中学卒業生の中から5、6年たった不登校経験者を対象に、登校しなかった理由や進路に与える影響などの調査に乗り出したようであります。  そこで、本市の不登校傾向にある児童・生徒の実態でありますが、これはいずれも昨年度と本年度1学期末との対比でありますが、小学校では30日以上が昨年度は5人、本年度は9人の4人増、50日以上は昨年度は2名、本年は1名であります。中学では、30日以上は昨年は24名、本年は43名の19人増、50日以上は昨年度は11人、本年度は13人であり、いずれも増加傾向にあるのはまことに残念であります。  そこで、本市にありましては、他市に先駆けて市単独事業として、M中学校にスクールカウンセラーを本年から設置していただいたわけで、そのことはまことに感謝申し上げますが、また適当であったと評価するものですが、そこでお尋ねしますけれども、1のアのM中学校の今日までの実績というんでしょうか、またよい点があれば、よい結果があれば、8月末までの短い時間ではありますけれども、お教え願いたいと思います。  そしてまた、次はイですけれども、新しいことですので新しい問題点が出ていると思うんですね。それはどんなことでありましょうか。お伺いします。  そして最後にウですが、今後、他校への配置はどのような計画があるのでしょうか。お伺いしたいと思います。  次に、(2)心の教室相談員活用事業について伺います。この問題は、一般会計補正予算の10款1項3目の教育指導費として計上されているものですし、過日、青少年問題協議会でもちょっと話題になりましたが、どうもその趣旨内容がわかりませんので、小中学生を持っておられる父兄の方々には高い関心がおありとのことですので、ここで詳しく御説明願えませんでしょうか。また、あえて2学期から実施しようとしているのは、どういう意味があるのでしょうか。お伺いしたいと思います。  それから、(2)のイですけれども、スクールカウンセラーとの関係は、今後どのようになっていくのでしょうか。お教え願いたいと思います。  次に、(3)中学校にスポーツボランティア派遣について、伺いたいと思います。学習指導要領に示されておりますクラブ活動や、あるいは部活動の重要性はおおよそ次のようなものになろうと思います。教科の学習から離れて、スポーツ、文化、ボランティア活動をすることにより、心身をリフレッシュすることができるのは、学校生活の魅力の一つであります。仲間づくりや教師と触れ合うことができる場でもありますし、常に自分の目標が持てるといういい点がありましょう。2番目が、学年、学級、男女などの枠を越えた協力の場であり、集団生活を通して他人への理解や思いやりを育てることにあると思います。3つ目が自分の特性に合ったスポーツを見出すチャンスでもありますので、体力、運動能力向上、個性の伸長を図るとともに、健康の保持・増進などが、また自己管理能力の育成ができると思います。最後に、顧問の熱心な指導や放課後の継続的活動、休日の対外試合などの積み重ねによって、競技力の向上に寄与するものと思われます。  そこで、スポーツボランティア派遣につきましては、中央教育審議会の答申を初め、保健体育審議会教育課程審議会など、さまざまなところで議論されております。また、去る6月22日、来る2002年度に完全実施されます学校週休5日制の教育内容を検討している教育課程審議会では、現行指導要領より3割以上の授業内容の削減を答申していますし、当然必須のクラブ活動は廃止されるわけであります。そこで、この問題がますます重要視されてくるわけであります。  ここに、本年実施しました先生に対するアンケート調査がございます。これは、5中学で行いまして7月回収したもので、23人の先生方より返事をいただいております。多数の方が派遣を望んでおられるわけですが、ただ、その結果、ほとんどの先生方は自分で指導したいと願っておられます。これは当然と言えば当然のことでありましょうが、いかんせんその時間がないということで派遣を望んでみえます。せめて土曜、日曜にお願いしたい。この先生ですと、例えば土曜日の場合は2時から5時まで、日曜日の場合は、試合のない時は午前8時半から12時まで、試合のある時は7時半から12時半まで願いたいということであります。ただ、これはボランティアの人たちも職業を持ってみえるので、多分遠慮してみえると思うんですね。ですから、このアンケートの中にはウィークデーの申し出もたくさんあることはあります。それから、これはもう一方の先生ですが、とにかく自分は素人なので、専門的に教えていただける人に来てほしい。特に、審判は大会進出のかなめであるため素人にはほとんど無理。正確なジャッジのもと、試合に臨ませたいため、経験のある人をというものであります。こういう、一つ一つ紹介してますと時間が来ますので、二つを御紹介しますが、かような状況にあるわけでございます。  次に紹介したいのは、これはM中学のことしの夏休みの部活のスケジュール表であります。45日間の部活動のスケジュール表であります。それによりますと、バレー男子21日、バレー女子20日、バスケ男子26日、バスケ女子26日、卓球男子20日、卓球女子20日、サッカー26日、陸上15日、野球20日、ソフト13日、テニス男子19日、テニス女子25日、水泳19日、剣道男子19日、剣道女子19日、柔道10日、新体操は何と32日練習しているわけですね。これは試合数が入ってませんので、これに1日から4、5日加えてくだされば、この数字が多いと感ずるのか、少ないと感ずるのか、分かれるところですが、私は大変だなあという実感を受けるわけであります。たとえ30分、1時間でも担任の先生は現場にほとんどいらっしゃるわけですから、こうした点からもボランティア派遣システムを早期に実現していただきたいと願うものであります。  以上で、第1回目の質問を終わりたいと思います。 19 ◆教育長(樅山泰繁君) 議長、教育長。 20 ◆議長(生田哲也君) 教育長。 21 ◆教育長(樅山泰繁君) 教育行政につきましての御質問に対し、順を追ってお答えをいたします。  まず、(1)のスクールカウンセラー設置事業についての、ア、M中学の今日までの実績はについてお答えをいたします。スクールカウンセラーの勤務は、月、火、金の午後1時から午後5時までとなっております。相談の申し込みは、保護者の場合、担任を通じ、登校拒否対策教員に問い合わせ、時間調整をした上、保護者に連絡をします。生徒の場合は、担任を通じて申し込むのを原則としますが、直接相談する場合もあります。1回の相談時間は50分から1時間ぐらいであります。相談の現状でありますが、不登校に関する件で保護者よりが11回、教師よりが1回、性格・行動に関する件で保護者よりが28回、対人関係に関する件で生徒よりが23回、進路に関する件で生徒よりが4回、その他保護者よりが1回、生徒よりが11回、計79回であります。この数値は、4月から8月25日までの回数であることを申し添えます。  スクールカウンセラーの設置によりましてよかった点は、1)女子生徒にとって、友達関係の悩みをスクールカウンセラーが親身になって聞いてくれ、話すとすっきりし、気持ちに余裕ができた。2)不登校の子を持つ親の声としては、1週間に1回は相談できる機会ができた。3)教師の場合、指導の対応に困った時、相談に乗ってもらえ、スクールカウンセラーの指示で指導に当たることができてよい。以上のような声を聞いております。  次に、イ、新たな問題点は、についてお答えをいたします。問題点としまして、1)現状で相談活動が手いっぱいのため、急に相談したいという保護者がみえた時どうするか。2)相談活動が年間90回を予定しておりますので、長期休業中に継続相談活動が十分できないこと。3)全生徒、全保護者への働きかけをもっとしたい。以上3点が主なるものであります。  次に、ウ、他校への設置は、についてお答えをします。このM中学校のカウンセラーの実績、9月から配置予定の心の教室相談員との兼ね合いを検討していく中で、他校への設置も検討していきたいと考えております。  次に、(2)心の教室相談員活用事業についてお答えをいたします。ア、内容についてでありますが、この事業の趣旨は、最近中学生による殺傷事件などの問題行動が続発し社会問題になっているが、こうした問題行動を起こす要因の1つとして、生徒たちに悩み、不安、ストレス等がたまっていることが挙げられる。このため、生徒が悩み等を気軽に話せ、ストレスを和らげることのできる第三者的な存在となり得るものを生徒の身近に配置し、生徒が心のゆとりを持てるような環境を提供することが必要であることから、中学校に心の教室相談員を配置するというものであります。  具体的に申し上げますと、心の教室相談員の仕事の例を申し上げますと、授業を逃避した生徒と話し相手になったり、興味を持つことに対して手助けをしたりします。また、保護者との連携や他中学との係わりを持つ時には、連携を取り合ったりします。この心の教室相談員の配置は、3学級以下の小規模校と、文部省が派遣しておりますスクールカウンセラー配置校を除く、全公立中学校の予定でありまして、勤務についてはおおむね週4日、1日当たり半日程度を基本としております。  なぜ2学期から実施なのかというお尋ねですが、この事業の正式名称は、心の教室相談員活用調査研究でありまして、文部省から県教委に正式通知がありましたのが5月11日、県教委から教育事務所を経て各市町村教委に趣旨説明、実施計画書の提出依頼がありましたのが5月22日であります。この依頼に基づき、6月23日までに計画書を提出し、教育事務所、県教委を経て文部省に提出されました。この計画書が適切であると認められた場合に、調査・研究が委託されることになっておりまして、手順上、相談員の配置時期が2学期からと実施要綱に記載されています。  次に、イ、スクールカウンセラーと心の教室相談員との関係は、にお答えいたします。スクールカウンセラーと心の教室相談員とは似通ったところが多いですが、違いを考えると、性格がはっきりすると思います。まず第1に、スクールカウンセラーは専門的な知識を持ち、継続的な相談をしますが、心の教室相談員は教職経験者や青少年団体指導者などで、意欲のある人で話し相手になれる人で、やや専門性が薄れる点であります。第2に、スクールカウンセラーは相談対象が生徒、保護者、教師等範囲が広いのに対し、心の教室相談員は生徒を対象とする点であります。スクールカウンセラーは相談活動が中心であるのに対し、心の教室相談員は直接行動で対応できるという利点がありますので、この両者がうまく働くように努力したいと考えております。  次に、(3)中学校にスポーツボランティア派遣について、にお答えをいたします。中央教育審議会の答申の第4章、学校、家庭、地域社会の連携、学校のスリム化の中で、部活動の問題を取り上げています。それによりますと、学校がすべての子供に対し部活動への参加を義務づけ、画一的に活動を強制したり、それぞれの部において勝利至上主義的な考え方から休日もほとんどなく、長時間にわたる活動を子供たちに強制するような一部のあり方は、改善を図っていく必要がある。学校に指導者がいない場合など、地域社会にゆだねることが適切かつ可能なものは、ゆだねていくことも必要であると考えると言っております。この答申の内容を踏まえ、学校の教育方針、教育課程上必要であるならば、スポーツボランティア派遣については検討しますが、教育の変革に当たりますので、さらに研究させていただきます。なお、大会での審判員ですが、部活顧問より依頼のあった野球、ソフトについては、体育協会にお願いし、チーフアンパイヤを出していただき、実施しておりますことをつけ加えさせていただきます。  以上で答弁とさせていただきます。 22 ◆16番(島崎一徳君) 議長、16番。 23 ◆議長(生田哲也君) 16番。 24 ◆16番(島崎一徳君) 御答弁どうもありがとうございました。それでは、2回目の質問ですか、提案等させていただきたいと思うんですが、一つは、スクールカウンセラーの設置については、まずアの今日までの実績についてですが、79件でしたか、短期間の間には大変多いなと、たくさん利用されているんだなというふうに感じました。それから、他校等の配置はということですが、ぜひ、必要がなければいいわけですが、いろいろどんな中学も問題があるわけですので、なるべく年に1人設置していただくようにお願いしたいと思います。  それから、(2)の心の教室相談員の活用事業についてですが、ちょっとまだよくわからないんですが、これはどんな資格があったり、具体的にはどんな方々が相談相手になさろうとしているのか、カウンセラーとの違いはちょっとわかりましたけども、お尋ねしたいと思います。  それから、(3)のスポーツボランティア派遣についてでありますが、できれば学校から先生が希望されて、そしてどこか事務局めいたところへ申し込んでいただきます。そうしますと、一方またボランティアの方は、可能であるならばスポーツボランティア養成講習会みたいなものを受講して、そこで認定を受けた方が事務局へ申し出るというシステムをつくっていただきたいんですね。今、先生の話を聞いてますと、この部活というのが県教委のあれを離れるということで、そうしますと、こういうことなんですが、この事務局づくりということが、できれば私は学校指導室にしてほしいんですが、学校指導室が大変忙しいということも知っている私一人でありますが、じゃあ生涯学習課が適当なのかということになりますし、部活だからそうもいくまいと思います。また、スポーツのことですので体育課が当然関係してくると思います。この辺で、何とか事務局めいたものをつくっていだけないかと思います。先ほどのアンケートのあれにもありましたけれども、やっぱり余り得意でない先生が仕方なしにやっているというのも一つ問題にありますし、それから時間が余りにも少なくて、大変先生方がお忙しいということで、私はこれからは原則としてこういったものは、先生方の仕事を縮小していく方向が望ましいと思われるんですね。かたい言い方をすれば、こういうボランティアの人、生徒に対する評価権を持たないというんですか、こういう人たちが接してくださることが、今後の学校にとって大変いいことではないかと思うわけであります。  以上、質問と2点ほどのお願いを申し上げて、2回目の質問を終わります。 25 ◆教育長(樅山泰繁君) 議長、教育長。 26 ◆議長(生田哲也君) 教育長。 27 ◆教育長(樅山泰繁君) 2回目の質問にお答えをいたします。  まず、心の教室相談員の方の資格でございますが、これは特別こういう資格が要るというものはございません。意欲のある方で親身になって相談に乗っていただける方なら結構だということであります。  それから、委嘱する予定の方でございますが、元教員の方が3名、主任児童委員の方が1名、それから大学院生が1名、こういうことになっております。  それから、スポーツボランティアの関係でスポーツ事務局を設置することについてでありますが、先ほど申し上げましたように、部活動の位置につきまして、もう少ししっかり私どもつかむ必要があります。そういうわけで、すぐ設置というわけにはいかないと思います。また、生徒の数がだんだん減っていきますことから、今の部がそのまま存続できるかの問題もあります。いずれにしましても、大局的に見た場合どうか、学校側の要望はどうか等の問題を踏まえまして研究させていただきたいと、かように思います。よろしくお願いいたします。 28 ◆議長(生田哲也君) 以上で、島崎一徳君の一般質問を終わります。  次に、岡本守正君の一般質問を許します。 29 ◆3番(岡本守正君) 議長、3番。 30 ◆議長(生田哲也君) 3番。 31 ◆3番(岡本守正君) 通告書に基づき質問いたしますので、わかりやすく誠意ある回答をお願いいたします。  最初に、前回6月議会に続き、東部市民プラザについて質問いたします。8月18日の市議会協議会で、東部市民プラザの基本設計等についての報告がありました。大まかな概要は、鉄筋コンクリート地下1階、地上3階、 4,600平米程度、老人福祉センター 850平米程度、児童センター 300平米程度、運動施設 1,700平米程度、地域活用施設 900平米程度、市役所出張所 200平米程度、管理部門 650平米程度であり、同時に消防東分署、鉄筋コンクリート2階 730平米程度、第5分団消防会館、鉄筋平屋づくり95平米程度と発表されました。場所は照光町で、海抜ゼロメートル地域です。伊勢湾台風の時は浸水し、池になり、しばらく水が引かなかったことを記憶しております。現在は田んぼをかさ上げし、畑にかわり、県道米津碧南線と同じ高さであるが、県道そのものが低いので心配です。東部市民プラザのアリーナは、災害避難場所となるということですが、浸水に対してどのように対策されるか。設計選択の中ではどう論議されたか、お答えください。  今回の東部市民プラザの基本設計等は、設計会社10社で設計コンペが行われ、競技設計審査委員会で選ばれたものです。この審査委員会のメンバーは、助役を先頭に老人クラブ会長、体育協会会長、連絡委員、旭地区正幹事、社会福祉協議会会長と市庁舎内関連部長7名で、総数12名で審査委員会は構成されました。以前だと、大方庁舎内だけで構成されましたが、これについては少し前向きだと考えます。設計選択に当たり住民公開をし、多数の住民の意見を反映し、同時に設計会社も勉強ができる、このようにするためにぜひ公開すべきでないか、お答えください。  浴場設計について、あおいパークの経験をどう生かされたか。老人が中心に使用されます。湯舟の段差、洗い場の立ち上がり、手すりの設置、石けん、シャンプーの設置、階段、スロープ、電子浴マッサージ機の設置について、浴場、カラオケ、マッサージ機など無料利用するのか、お答えください。  児童センター、老人福祉センターの自主事業は何を予定されるか。それぞれの自主事業に合わせた施設内容ですか。例えば社交ダンスができる木の床、大型鏡、就園前児童と親を対象にした子育て教室、リズム体操用木の床とピアノの部屋について、さらに機能回復訓練室が入りますが、現在山神町にある心身障害者福祉センターの機能回復訓練室はどのようになりますか。お答えください。  老人福祉センターですので、足腰の弱い方あるいは車いすの方も多数みえると思います。これらの方々が利用するのに便利なドア、部屋、車いすで畳の部屋の一部に入ることができる、このようなきめ細かい対応はされていくのか。また、プラザに太陽光発電装置がつけられますが、これは一歩前進です。人間が化石燃料を燃やすと二酸化炭素が大気中にふえ、地球が温暖化するということが日本の新聞紙上に出たのは1955年、今から四十数年前のことです。昨年12月に、国連の地球温暖化防止京都国際会議で、CO2 などの温室効果ガス削減目標が採択され、改めて地球に優しい自然エネルギーをたくさん利用していくことが確認されました。その自然エネルギーの一つが太陽光発電です。東部市民プラザの太陽光発電は、南壁面に取りつけられるようですが、どれくらいの能力があるのか、お答えください。  喫茶・厨房は90平米程度の部屋になるようですけども、この運営はどのようにされるか、お答えください。  2番目の高齢者作業所の質問に移ります。高齢者、年金暮らしの人の生活は、バブル経済の崩壊とその後の不況と、さらには消費税率が5%に引き上げられたのと医療費の値上げで大変な状況になっております。とりわけ高齢者世帯の状況は大変です。高齢者世帯の状況を現行生活保護制度を参考に見てみますと、一人暮らしの高齢者世帯の最低生活費を算出しますと、年間約 125万円であります。高齢者夫婦世帯は年間 200万円と見積もられ、これは住宅扶助、老齢加算が含まれております。これらの金額は、現在日本社会において人間らしい生活を送るのに必要十分な基準であるとは到底思われません。  1995年の厚生統計協会、国民生活基礎調査によりますと、高齢者世帯の年間所得50万円未満から 1,000万円以上の比率を見てみますと、男性の高齢者単独世帯では50万円未満は 6.3%、50万円から 100万円は18%、 100万円から 150万円は14.4%、 150万円以下の所得者は38.7%にもなります。女性の高齢者単独世帯では、50万円未満の方は10.2%、50万円から 100万円は22.5%、 100万円から 150万円、23.8%、 150万円以下の人は56.5%で半数を超えております。高齢者夫婦世帯では50万円未満は 0.9%、50万円から 100万円は5%、 100万円から 150万円は 6.8%、 150万円から 200万円は 7.4%で、 200万円以下の夫婦世帯は20.1%です。高齢者世帯の約30%、 225万 4,000人の人が公的貧困線に満たない所得で暮らしてみえます。豊かな長寿ライフを応援するために、シルバー人材センターと高齢者福祉作業所がありますが、碧南市にはシルバー人材センターは活躍されておりますが、高齢者作業所はありません。  そこで、碧南の高齢者作業所の計画を見てみますと、第3次碧南市総合計画の後期基本計画、1995年から2000年、へきなんみらい21世紀プランに示されております21世紀プランの 129ページ、(1)生活の安定、3)より多くの高齢者の就業の場の提供を図るため、高齢者の職業紹介所及びシルバー人材センターの組織の充実、自主事業の拡大に努める、また高齢者福祉作業所設置についても検討するとあります。愛知県も21世紀に向けての福祉「愛フルプラン」には、高齢者援助では、働く機会や場所を提供する高齢者生きがい活動推進施設を平成12年度までに80カ所に広げる、その中に老人福祉作業所設置について進めていくとあります。平成8年4月1日付、愛知県には高齢者福祉作業所は43施設にのぼり、西三河八市のうち、唯一碧南だけが取り残されてしまいました。2000年まであと1年と数カ月に迫っております。平成9年12月議会での市民福祉部長の答弁で、「検討すると位置づけされています。」とお答えされて9カ月が過ぎました。高齢者作業所設置の見通しはどのようにお考えか。今月1日から、ポートアイランド事務所が現地に移動されました。その跡地の建物はエアコンもあり、まだ十分使用できます。この建物を利用することについてはどうお考えかをお示しください。  3番目の西尾行きの交通手段確保についての質問に移ります。ことし4月1日より、碧南市内の名鉄バス路線は2路線とも廃止になり、市内巡回バス、くるくるバスが碧南市全域に運行し、市民に利用され、1カ月に1万人以上の利用者があります。バス利用方法も市民に徐々に浸透しています。早くもよりよいくるくるバスにするために、多数の改善要望が出され、少しずつ改善が進んでいます。しかしながらその陰で、都市間交通のバス路線が廃止になり、特に鷲塚地区では、高齢者を初めとした交通弱者には痛手でした。バス路線廃止と同時に、西尾行きのバスを再開してほしいとの声が起きております。議会に西尾行きの交通手段確保を求める請願が、柘植ユリ子さんを初め 825名分が、8月5日、議長に提出されました。そして碧南市長にお会いし、何とかしてくださいの訴えもされました。8月27日に、西尾市にも柘植ユリ子さん、元鷲塚住宅の山下自治会長ら合わせて12名の方が西尾行きの交通手段確保の訴えに行かれました。その席上で、西尾市の細田公室長は、西尾市は「西尾碧南バス路線は継続したかったが、碧南市さんはそちらの都合もあったと思いますが、バス路線をあっさり断念され廃止になりました」とお話されました。平成9年6月30日に、碧南市長を初め岡崎、安城、西尾の各市長と一色町長が、名古屋鉄道株式会社に各市町の現状のバス路線維持についての要望書を出されました。その要望書の理由の中に、確実に到来する高齢化社会に対応する施策として、公共交通機関の問題がクローズアップされております。地域住民の日常生活にとって欠くことのできない公共交通機関としての路線バスの使命は、通勤、通学やみずから交通手段を持たない高齢者、児童、障害者などの足を確保することですとあります。そこで市長にお聞きします。交通手段を持たない高齢者が中心に請願が提出されました。都市間の公共交通について、どのように考えられておりますか。また、西尾市にはバス路線維持についてどう働きかけをされたのか、今後はどのように働きかけをされるのか、お答えください。  以上で1回目の質問を終わります。 32 ◆助役(永坂賢二君) 議長、助役。 33 ◆議長(生田哲也君) 助役。 34 ◆助役(永坂賢二君) それでは、私から1点目の東部プラザについてお答え申し上げていきたいと思います。  まず最初に、(1)番にございます海抜ゼロメートル地に地下1階は心配だということでございます。この土地につきましては、現在では海抜 1.4メートルほどでございますが、この土地の状況につきましては、地元の人については御案内のとおりでございまして、今後の実施設計で、心配ないような内容に十分配慮した計画を立ててまいりたいと思います。また、この関係におきましては、審査会におきましても地下での採光の問題ですとか、サンクンガーデン、あるいは吹き抜けの採光の問題、また地下での施工上の問題、あるいはまたこの計画の基本設計の特徴であります防災の拠点というような意味で、心臓部ともなります電気機械室等を3階へ配置したというような特徴もあるというようなことがいろいろ議論されております。  それから、(2)番目のなぜ設計選択に住民公開をしないのかという問題でございます。東部プラザの建設につきましては、今年度中に県の建築審査会の同意を受けて、東分署については11年着工、オープンを目指しており、時間的な関係もございまして、審査会では今回質問者もおっしゃいましたように、今回初めて地元連絡委員の幹事、老人クラブの会長、社会福祉協議会の会長、体育協会の理事長など、利用者サイドと言いますか、民間の方も加わってきまして、住民参加による審査会ということで、厳正かつ公平に審査されたところでございます。  次に、3点目の浴場設計にあおいパークの経験をどう生かしたのかという質問でございますが、非常に細かいいろいろなご意見がございましたが、今回の競技設計の段階におきましては、浴場等につきまして詳細な設計までまだ明記されておりません。今後実施設計を進めていく中で、あおいパークの経験を生かした配慮は、十分していく予定でございます。  次に、4点目の児童センター、老人福祉センターの自主事業は何を予定しているかという御質問でございます。  児童センターにつきましては、現在建設中の棚尾児童センターの運営と基本的には同じ考えでございまして、年間事業計画を立てる中で、四季折々の行事を予定してまいりたいと思います。なお、老人福祉センターにつきましては、各地の老人福祉センターの事業等を考えますと、例えばカラオケ大会とか民謡大会、囲碁将棋大会などが考えられますが、来所されます高齢者の方々の御希望も拝聴し、親しまれるセンター運営を目指してまいりたいと思います。他市の事業内容等も十分参考にしてまいりたいと思います。  それから、5点目の自主事業に合わせた施設の対応はということでございます。この施設の利用につきましては、多様な利用方法が考えられ、専用的利用というよりも多目的な利用の方が中心になろうかとも思いますが、実施設計の中では、おっしゃられたような面も多角的に検討する中で、考えていきたいというふうに考えております。  それから、6点目の機能回復訓練室の今後の利用はということで、新障害者福祉センター内の機能回復訓練室との関係という御質問でございますが、現在の心身障害者福祉センターで行っておりますのは、健康課の事業といたしまして、毎週火、水の午後、医療の終了後、継続して訓練を行う必要のある方に対しまして、医師の意見書などに基づきまして、保健婦、理学療法士など健康チェック、あるいは日常生活動作の指導などを行っておるところでございます。これらのことによりまして、東部プラザの老人福祉センター内の機能回復訓練室と競合するものというふうには考えておりませんで、東部プラザの機能回復訓練室の利用につきましては、今後老人福祉関係団体、あるいは近隣市の施設を参考にして設計に入りまして、自主事業を中心に考えてまいりたいというふうに考えております。  それから、7点目の浴場、カラオケ、マッサージ機などの無料をどうするかということでございますが、他市の事例等を考えますと、基本的には老人福祉センター的な施設の部分につきましては、無料のケースが多いわけでございまして、中には一部有料というような部分もございますので、それらも参考にいたしまして、今後結論を出していきたいと思います。現段階ではまだはっきり申し上げられる段階ではございません。  それから、8点目の車いす対応をするためのドア、畳などきめ細かなチェックをという部分でございますが、老人福祉施設として、当然老人あるいは障害のある方の利用に最善の施設となるような配慮をしていくことは当然だというふうに考えておりまして、県の条例の人にやさしい街づくりの推進に関する条例、これらを遵守してその辺は配慮してまいりたいと思います。  それから、9点目の太陽光発電についてでございますが、太陽光発電の一部活用ということが、この基本設計でも提案されておりますが、この施設全部をまかなう太陽光発電というのは到底ちょっと無理だというふうに判断いたしております。イニシャルコストあるいは設置場所、電気のシステム等から、難しいとは思っておりますが、防災拠点としての非常時の活用、その他施設の一部に利用しつつ非常時にも使用可能というようなふうに考えておりまして、規模、使用箇所等について、それらも細部につきましては実施設計を進める中で決めてまいりたいと思っております。  それから、10点目の喫茶室の運営についてでございますが、喫茶室につきましては、この施設が複合的な施設でございまして、この施設の性格から、軽食喫茶をイメージして設計がされておりますが、老人センターの利用者あるいはコミュニティ施設利用者のニーズも考慮いたしまして、さらにはこういう軽喫茶の部分の経営のあり方等も含めまして検討し、実施設計と並行し、その方向を明確にしていきたいというふうに考えております。  以上で、1番、東部プラザについてのお答えとさせていただきます。 35 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 36 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 37 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、件名2の高齢者作業所についてお答えをさせていただきます。  (1)の今後の設置の見通しはと、(2)の衣浦ポートアイランド事務所跡地で来年度予算化実施を、一括してお答えさせていただきます。  高齢者の方々の就労の場としましてシルバー人材センターがありますが、7月31日現在の登録者数は 448名であります。就労率は約94%でありまして、仕事を選ばなければほぼ 100%の方の就労が可能であります。
     高齢者の作業所の建設の件につきましては、去る5月25日付で請願が提出され、6月議会の福祉経済委員会において協議がなされたのは御承知のとおりであります。現下の経済情勢のもとでは、いかほどの仕事が確保できるか不透明でありますので、いましばらく様子を見てまいりたいと考えております。したがいまして、来年度予算にすぐ反映ということは考えておりませんので、御理解をいただきたいと存じます。  以上でお答えとさせていただきます。 38 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 39 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 40 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、3の西尾行きの交通手段確保についてお答えを申し上げます。  市内巡回くるくるバス運営事業につきましては、皆様方の深い御理解と御協力を賜りまして、ことし4月1日より実施をいたしまして、多くの市民の皆様に御利用をいただいているところであります。まず、現在までの利用状況につきまして、概要を御報告申し上げ、御質問にお答えを申し上げてまいりたいと思います。  8月末までの5カ月間の利用状況につきましては、延べ5万 2,191人、1カ月平均1万 438人、1日平均では 341人の方々に御利用をいただいておりまして、順調に運行をいたしておるところでございます。御質問の(1)都市間交通についての市長の考えについてでございますが、平成10年3月末における名鉄路線バスの休止に伴いまして、都市間交通が損なわれているのは質問者御指摘のとおりでございます。6月議会での2番議員の御質問に市長がお答えをいたしておりますが、本市といたしましては巡回バスの実施に伴い、都市間交通の研究をいたしてまいりましたが、都市間交通はそれぞれの自治体の特性が異なるため、くるくるバスの検討時点では実現困難と判断をいたしまして、独自で実施いたしまして現在に至っております。市内巡回バスでの都市間交通の実施は、コース延長に伴う運行時間の延長、車両の増加等による利便性、経費の問題も生じてまいる可能性がございます。また、市域をまたぐため、相互の市と利用者の経費負担の問題も生じてまいりますので、実施に向けてはいろいろな問題を解決する必要があり、今後も将来的な実施に向けて研究を進めてまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。  次に、(2)の西尾市にはどう働きかけをしたのか、また今後はということでございますが、西尾市は名鉄の路線バス休止問題を契機に、西尾市バス対策協議会を設置、近隣市町との都市間交通を含めて研究されていると承知いたしておりますが、巡回バスの実施につきましては、現段階では結論をだされていないとお伺いをいたしております。いずれにいたしましても、都市間交通は地域の活性化についての重要な課題でございます。関係する自治体との連携を密にいたしまして研究を進めてまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げまして、お答えとさせていただきます。 41 ◆3番(岡本守正君) 議長、3番。 42 ◆議長(生田哲也君) 3番。 43 ◆3番(岡本守正君) 2回目の質問に移ります。  東部市民プラザについてですけど、ア、海抜ゼロメーター地帯ということで、 1.4メーターほどあるということですけども、具体的には、私、市民病院のそばに住んでおるわけですけども、碧南市民病院も海抜ゼロメーター地帯です。県道安城碧南線あるいは油ケ渕堤防よりもかなりかさ上げされておるわけです。そのようなのを見てみまして、一見見てみまして大丈夫かなという、そういう感じにされていくのかどうか、お答え願いたいと思います。  それから、設計選択、住民公開の問題ですけども、時間がなくてということですので、今後は使用する人、これらの声を多く取り入れるために工夫をして、住民が本当に使いやすい、そういう建物にしていくためにどのようにされていくのか、お答え願いたいと思います。  それと、コンペに参加された10社の設計図あるいは通し図、これをやはり今1社だけしか出てないわけですけども、全部公開して、市民にもこんなのも出てきたんだなという、こういう理解、それから設計会社の人も研究ができると、現実に言われている設計会社の方もみえますので、ぜひ今からでもいいから公開をしていただきたい、このように思います。  それと、建設に当たっての実施設計の期間はいつからいつごろまでかと、それから設計管理費は平成10年度予算で予算化されるのか。それと、次の浴場だとか老人福祉センターについてのことですけども、使用する方々あるいは専門の方々、これらの意見をどのように集約していくのか、教えていただきたいと思います。  それと、9番の太陽光発電です。全国の太陽光発電の導入累計は、1996年度で5万 7,000キロワットです。政府の新エネルギー導入大綱では、2000年に40万キロワットです。2010年度に 500万キロワットの計画です。これらの計画に呼応して、東部市民プラザに太陽光発電装置を屋根まで利用して能力アップしていくよう、こういうことについてどう考えていかれるか、お答え願いたいと思います。  高齢者作業所について、全く気がないというようなそういう返事ですけども、もう早くこれは来年のローリングプランに乗せていっていただきたいということで、こういう福祉作業所につきまして、この計画をどのようにお持ちか、お答え願いたいと思います。  西尾行き交通手段確保について。西尾市公室長は、碧南のくるくるバスを西尾駅まで乗り入れてほしい、このようにされれば西尾市民が利用する費用は出していきたいとの見解を示されているが、このことについてどのようにお考えか、お答えください。  以上で2回目の質問を終わります。 44 ◆助役(永坂賢二君) 議長、助役。 45 ◆議長(生田哲也君) 助役。 46 ◆助役(永坂賢二君) 2回目の質問のうち、東部プラザの関係につきましてお答え申し上げていきたいと思います。  先ほども申し上げましたように、現東部プラザの建設予定地周辺につきましては、比較的低い地域であることは事実でございます。また、県道との高さの問題等々もございますが、それ以外につきましても県道まで高くするというわけにもまいりませんでしょうけども、周辺の現行の道路等の配置とも踏まえまして、実施設計の中でレベルをどこまで持っていくのか等々は配慮して、できるだけ安全な体制を組んでまいりたいと思います。  それから、審査会のあり方につきましては、いろいろな審査の方法、各市によりましても方法が異なっておりますが、この辺につきましては、今後御意見も参考にいたしまして工夫してまいりたいなというふうにも考えます。  それから、実施設計の時期はということでございますが、できれば9月に発注しまして年内に完成という予定をいたしておりまして、また実施設計の予算はということでございますが、10年度予算に計上いたしてございます。  それから、そのほか老人福祉関係の施設等、利用者の意見はどうして聞いていくのかということでございますが、これはいろいろな形を踏まえまして、老人クラブ等を中心に、この施設の活用等については十分意見を聞く中で決めてまいりたいと思います。  それから、太陽光発電につきまして、もっと大きく能力アップするという考えはということでございますが、やはりまだ現段階におきまして、太陽光発電のイニシャルコスト、あるいは電気関係のシステム等々を考えますと、これだけ大規模なものに全体を利用するということは非常に難しい面もございまして、その辺は有効な、効率的な利用の範囲で配慮することになろうかと思いますので、よろしく御理解をいただきたいと思います。  以上でお答えとします。 47 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 48 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 49 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、高齢者作業所についての2回目のお答えをさせていだきます。  高齢者の作業所の件についてでございますけれども、これから高齢者健康福祉計画の見直し、そしてまた第4次総合計画の策定の中で検討をしてまいりたいと思っております。  以上でお答えとさせていたただきます。 50 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 51 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 52 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 西尾行きの交通手段の確保についての2回目の御質問でございますが、碧南のくるくるバスを西尾市まで乗り入れてほしいというようなお話のようでございますが、現在までの段階では、西尾市の大きな方向も、先ほど申し上げましたように見えてきておりません。また、西尾市からそういったくるくるバスを乗り入れてほしいとの話も伺っておりませんので、現在のところ考えておりませんので、よろしくお願いいたします。 53 ◆3番(岡本守正君) 議長、3番。 54 ◆議長(生田哲也君) 3番。 55 ◆3番(岡本守正君) 3回目の質問を行っていきます。  東部市民プラザ、海抜の問題ですけども、安心して使えるというとこまでかさ上げしていくという返事でしたので、どれくらい、できるだけたくさんかさ上げしていただきたいというふうに思っております。  それと、15億円も建設費がかかるわけですけども、これの設計業者だけに任されていいのかと、ちゃんと設計監理、これもやはり行っていく、こういうことについてお考えをお示しください。  それと、コンペ参加設計会社10社に対して、 525万円の委託料を市が出しています。残りの9社の設計図、通し図、公開されればそれが今後いろんな形で生かされていくのではないかと思いますので、そのことについてもお答えください。  老人福祉センターという機能を持つということですけども、デイサービスなどありません。いわゆる老人娯楽センターにとどまっておるわけですけども、真の老人福祉センターをどのように考えておられるか、お答えください。  太陽光発電、これについてですけども、これに政府の新エネルギー導入大綱を市長はどのように受けとめられているか、お答えください。2010年には 500万キロというたくさんの電力が太陽光発電で行われるわけですけども、碧南の今の石炭火力発電所、これよりも規模が大きい、これを全国的にしていこうということですので、その辺のことをお聞きしたいと思います。  高齢者作業所についてですけども、4次で検討されていくというお答えですけども、近隣7市がある中で、高齢者作業所設置がおくれておるわけですけども、この高齢者作業所が具体的にならないのは、何か原因があるのかどうか。それと、ポートアイランド事務所跡地に何かつくられるかどうか。この辺もお答え願いたいと思います。  西尾行きの交通手段確保についてですけども、西尾市が何らかの形で西野町までバス路線を延長されたら、上塚橋を渡り西野町まで乗り入れがされるかどうか、お答えください。  以上で3回目の質問を終わります。 56 ◆助役(永坂賢二君) 議長、助役。 57 ◆議長(生田哲也君) 助役。 58 ◆助役(永坂賢二君) それでは、3回目の御質問で東部プラザの関係につきまして、私からお答えさせていただきます。  東部プラザをかさ上げして安全にするかということでございます。先ほど、かさ上げも一つの方法でしょうし、他の方法を総体的な検討をする中で安全性は十分配慮したものにするという意味でございますので、よろしく御理解いただきたいと思います。  それから、いわゆる施工監理まで委託するのかどうかということでございますが、これはこれだけの規模になりますと、施工監理というものは委託していく方向になろうかというふうに考えております。  それから、コンペの参加社9社の分についての公開ということでございますが、現段階においてはこの点については考えておりません。  それから、太陽光発電に対する考え方でございますが、やはりこれだけ世代の要請の中で、太陽光発電あるいはそのほかの自然のエネルギーを利用したクリーンな発電ということに対する考えについては、十分配慮してまいりたいと思います。そういう中で、公共施設等で一般的に考えられるのは、太陽光発電が一番身近なものかなというふうには思いますが、やはり先ほどから申しておりますように、何でもすべてのものということになりますと、これは膨大な費用がかかります。いろいろな面で配慮はしていかなければなりませんが、すべてをこれでまかなうというような考え方については、非常に難しい考えでございますが、今後そういう面では推進はしてまいりたいと思います。  それから、老人福祉センターについて、娯楽的な施設というか、どういうような施設を基本的に考えてみえるかということでございますが、老人福祉センター機能といたしましては、やはり老人の方がそこへ集まって、心身ともリフレッシュしながら健やかに老後を楽しんでもらうという施設でもございますので、やはりある程度はもちろん娯楽的な施設の面も必要でもございましょうし、また老人の方の能力開発、あるいは心身の機能の発気というような面でのリフレッシュの場でもあろうかと思っております。そういう面を配慮した中で、施設の建設の対応を図ってまいりたいと思っています。  以上です。 59 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 60 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 61 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、2の高齢者作業所についての3回目の御質問につきまして、お答えをさせていただきます。  高齢者作業所が、近隣市に比べて当市の方はおくれておる、原因は何かということでございますけども、碧南市におきましては、シルバー人材センターの活用が図られておるということと、もう一つは、先ほど申しましたように、現下の不況で仕事の確保が不安というようなことによりましておくれておるような状況であります。  それからもう1点、衣浦ポートアイランド事務所跡地利用の関係でございますけども、これにつきましては、同一敷地の防災倉庫が老朽化しているため取り壊しを計画しており、防災倉庫に入っている防災資器材、庁用備品及び郷土資料等の移転先倉庫として利用することを考えております。また、現在の防災倉庫敷地については、公共用地の代替地要望がありますので、代替地用地として利用を考えています。  以上のことでございます。以上でお答えとさせていただきます。 62 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 63 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 64 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 西尾行きの交通手段の確保について、3回目の御質問にお答え申し上げます。  西尾市が何らかの形で上塚橋まで延長したらどうかということでございますが、先ほども申し上げましたように、都市間交通の研究ということで西尾市の方向が示される中で、話し合いは行ってまいりたいというふうに思っています。  以上でございます。 65 ◆4番(山口春美君) 議長、4番、関連。 66 ◆議長(生田哲也君) 4番。 67 ◆4番(山口春美君) 高齢者作業所について伺います。  第4次ということで先送りされましたけれども、高齢者保健福祉計画の中でも、高齢者の活力活性化施設を検討していくということが書かれており、これはもう来年度が目標年次であります。それで、水防倉庫については、かつても資料館の市民から提供されたものが入っていたり、水防倉庫という形では必ずしも 100%使われているものではありません。このポートアイランド事務所は、幸いというのか、県の方がそのまんま、本来なら施設を打ち壊して購入するという形になるんですが、そのまんまいただけました。まだ利用できるわけですから、当然クーラー、先ほど言われたように電気もそのままの状態で、その気になればすぐにでも使えるような形になっているわけですから、これを利用してやっていくということは十二分に考えられると思うんですね。みずからつくった計画の中で、年度も区切って予定がされていたわけですから、不況の中だからこそ、先ほど仕事を選ばなければそれぞれあるというふうに言われましたけれども、よそは独自に仕事を確保するという形で作業所を持ってみえるわけです。ふすまの張りかえや網戸の張りかえ等、西尾市なんかでは福祉センターの中で、本当に活性化してやっておみえになるわけですから、碧南だけなしというわけにはいきませんし、今こういう時期だからこそ、余計に求められていると思うんですよね。ぜひそういう建物を生かしていくという意味でも、ぜひポートアイランドの事務所を、ほかのものが入る前に方向性を出していただきたいと思うんですが、こういう検討は通告を出されてからされたのか、伺いたいと思います。 68 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 69 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 70 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 関連の質問につきましてお答えをさせていただきます。  高齢者作業所につきましては、いろいろ御意見をいただいておりますけれども、先ほど申しましたように、第4次総合計画あるいは高齢者保健福祉計画の見直しの中で、今後検討をさせていただきたいと思います。      (「議事進行」という者あり) 71 ◆22番(高松貴代作君) 関連、22番。 72 ◆議長(生田哲也君) 22番。 73 ◆22番(高松貴代作君) 質疑者の趣旨に反してはならぬという限定でございますが、私は、東部プラザについての助役に対して質問をいたします。  まず第1に、コンペは請負契約でしょうか。それを前提にして私から質問いたしますが、審査委員12名、その中に区長さん、老人福祉とか体育協会の会長だとか言われたその方々が入っております。それは委嘱されているでしょうか。例えば、審査委員会に委嘱による民間委員が構成された中で、その委員会の法律上の性格をまず教えてください。  第2番目に、公務員以外の方が委嘱された場合に、請負審査委員会が構成されることがあるでしょうか。  請負契約は、3番目ですよ。執行部の責任において果たすべきであろうと思います。ということは、公務員でなければならないように私は考えますが、その点、執行部の責任回避のように判断せざるを得ません。  以上を、ひとつ説明をお願いいたします。 74 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 75 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 76 ◆総務部長(袮宜田知司君) 関連質問にお答えいたします。  まず、10社を指名いたしました行為については、指名審査会で正式に決定いたしております。そのことは、碧南市の規則にのっとったやり方でございます。  それから、審査会のメンバーに民間の方を入れてやったということについても、当然このことは、碧南市長から委嘱をされた形で審査会がされたということでございます。  コンペをやりまして、10点の中から1点を選んだわけでございますが、選んでから改めてその人との、その業者との契約は改めて契約をいたすことになりますので、コンペについてはいわゆる委託契約、請負契約ではないというふうに、私どもは考えております。  それから、最後におっしゃいました執行部の方の責任回避ではないかということでございますが、審査会で選んだものを、審査会として市長の方に答申をいたしまして、それから最終決定がされたということは、市の決定をその後されたということでございますので、市の責任回避はされてないということでございます。すべての取り扱いは、私どもの建設工事等の指名競争入札に準じて行っておりますので、手続については異論はないと考えております。よろしくお願いいたします。 77 ◆議長(生田哲也君) 以上で、岡本守正君の一般質問を終わります。  次に、禰宜田政信君の一般質問を許します。 78 ◆7番(禰宜田政信君) 議長、7番。 79 ◆議長(生田哲也君) 7番。 80 ◆7番(禰宜田政信君) 議長の許可を受けましたので、通告の順序に従いまして質問をさせていただきます。質問の内容が多岐にわたっておりますが、いずれも市民の皆さんの要望や意見を私なりに整理してお伺いするものであります。執行部の誠実かつ前向きな答弁をお願いしたいと思います。  質問の第1点は、名浜道路についてでございます。ことし5月29日の閣議におきまして、名浜道路、常滑市から蒲郡市まで40キロが、平成10年から平成14年までの新道路整備五箇年計画で、地域高規格道路の候補路線から計画路線へ格上げされました。永島市長を初めとして関係者の努力に感謝を申し上げます。  地域高規格道路は4車線以上で、自動車専用道路または交差点立体、自歩道分離等の手法を活用した同程度の機能を持った質の高い道路とし、設計速度を原則時速80キロメートル以上とし、沿道や交通の状況に応じて時速60キロメートルから80キロメートル以上の地域の実情に合った高速度サービスを提供できる道路であります。  また、候補路線は地域高規格道路として整備を進めることが妥当か、検討を進める路線であります。計画路線とは、地域高規格道路として整備を進めていくための基礎的データの収集、路線全体の整備計画の検討等を進める路線でございます。建設省の資料によりますと、路線プロジェクトの姿勢として候補路線と計画路線があり、その次の段階として区間事業単位の指定として、調査区間の指定ということでルート選定、整備手法、環境アセスメント、都市計画等の調査を進める区間が指定され、整備区間指定ということで事業着手に向け、実施計画、地元協議等を進める区間の指定ということになるということでございます。  そこで、まず(1)といたしまして、候補路線から計画路線への格上げになったわけですが、建設までの段取りについて、できるだけわかりやすく説明をしていただきたいと思います。  次に、(2)建設に至るまでの主な課題は何か、お教え願います。
     さらに(3)関係16市町村間の利害関係の調査はどのように行うのか、お尋ねいたします。  名浜道路の建設推進につきましては、平成5年に碧南市、西尾市、高浜市、一色町、吉良町、幡豆町の3市3町が「西三河南部東西道路推進協議会」を設立して、そして平成6年に半田市、常滑市、武豊町を加えて、名称を「名浜道路推進協議会」に改称しました。平成8年には、蒲郡市、美浜町、幸田町が加入し、平成9年には豊橋市、豊川市、小坂井町、御津町が加入、そしてことし6月には田原町が加わりまして、現在8市9町が協議会に参加しているということでございます。そして、協議会の事務局が碧南市に置かれており、会長が永島市長ということでございます。  名浜道路推進協議会に加入している自治体は、それぞれの思惑を持っていると思います。自分の市や町が有利になるように、また騒音等の道路公害等を最小に抑えるように、今後働きかけを強めるものと思われます。どこにインターをつくるのか、ルートをどのように通すのか、各市町の利害が交錯する事案も多いわけでございます。碧南市としても、21世紀の明るい展望を開くためには、インターを碧南市内に設置することが重要であると考えますが、このことの実現のために、関係市町村間の利害関係をどのように調整していくのか、あるいはどのような努力をしていくのか。ポートアイランドに中部新国際空港のサブ的な国際物流基地をつくるとか、名鉄三河線玉津浦駅周辺等の開発を行い、インターの必要性を強調するとか、ポートアイランドの周辺に東海圏のスポーツ・レクリエーション施設を集積して、インターの必要性を高めるとか、いろいろな手を打っていく必要があるかと思います。当局の考え方をお聞かせください。  質問の第2点は、あおいパークについてであります。あおいパークの来園者につきましては、4月29日のオープンから5月10日まで、合計11万 3,445人、1日当たり最高約2万人、最低約 1,200人、その後6月9日現在で合計20万 5,350人。また、当初見込みとの関係でいきますと、オープン日数約10%を経過した時点で来園者 205%、シミュレーター利用者14%、浴室利用者17%、体験農園利用者64%、小型遊具利用者8%、収入18%であったという報告を受けております。これを6月9日まで、36日間の1日平均で計算しますと、来園者 5,704人、シミュレーター利用者 116人、浴室利用者 194人、体験農園利用者 212人、小型遊具利用者77人となります。いずれにいたしましても、大変順調に推移しているわけで、関係者の努力を評価いたします。  そこでまず(1)といたしまして、あおいパークの最近の利用状況の詳細について、説明をお願いいたします。  また、(2)あおいパークの利用者内訳、子供大人別、年代層別、男女別、在住地域別、来園目的別、曜日別等について、お答えください。  さらに、(3)あおいパークの利用者の意見収集はどのように行っているのか、お答えください。  あおいパークが今後とも利用者すなわちお客様に継続的に喜んでいただくことは、産直市や体験農園を通して、碧南市の農業の活性化並びに碧南市の知名度の向上に直結することでございます。そのためには、お客さまの意見を十分にお聞きし、その意見を的確に取り入れていかなければなりません。CS、顧客満足活動を十分に行う必要があります。多分来園者からのアンケートを取っておられることと思いますが、アンケート項目やどのような意見があるのかをも含めて、お答えをいただきたいと思います。  次に、(4)あおいパーク管理事業9月補正予算と、あおいパーク整備事業9月補正予算の詳細について説明願います。あおいパーク管理事業として 351万円、あおいパーク整備事業として 3,951万円となっておりますが、補正の必要性等も含めてわかりやすく説明をしていただきたいと思います。  (5)あおいパークの将来展望はという質問でございます。私は、1番目の質問でも少し述べましたが、碧南市に名浜道路のインターを呼び込む戦術の一つとしても、明石公園、水族館、臨海体育館、臨海公園プール、臨海野球場、釣り広場、へきなんたんトピア、あおいパーク、そして今後計画される総合運動公園、中部電力の地域振興施設等を一体的につなげ、より魅力的な状態に仕上げなければならないと考えております。あおいパークについては、回りが比較的開発しやすい地域に所在しているので、もう少し付加価値をつけてもいいのではないかと考えています。今はハーブの湯一本でやっているわけでございますが、将来的には天然温泉も視野に入れてはどうかとも考えております。  安城のデンパークが開園1年を経過する中で、入場者が大変落ち込んでいる状況を見るにつけ、将来展望を意識した施策をお願いしたいところでございます。当局の見解をお示しください。  質問の第3点は、衣浦海底トンネル工事についてでございます。衣浦海底トンネル4車線化工事は、現在の海底トンネルの北側に2車線建設するということで、平成8年度着工、平成11年度完成となっていたわけでございますが、ここに来て完成が大幅におくれるという情報が入ってまいりました。  そこで、(1)工事完了が約3年間おくれる理由は何かについて、お答えください。この場合、現在使用している2車線のトンネル部分も補強等行うのか、3年間という長期間の延長がなぜ必要なのかについてもお答えください。  また、工事内容の変更に伴い、(2)工事の総事業費予算はどのように変更になったのか、お答えください。  さらに、(3)衣浦岡崎線大浜下地区部分の4車線化工事の見通しはどのようになるのか、お答えください。  衣浦岡崎線大浜下地区部分沿線の住民の立場から見れば、交通量から見て、この道は早く4車線になった方が騒音等の緩和になるわけで、望ましいわけでございます。海底トンネル4車線化工事のおくれでどうなるか、気にかかるところであります。また、現在この道の南部プラザから大浜小学校東信号付近までの部分の傷みが大変ひどく、ところどころに穴があいており、大型トラック等が通行するたびに、振動と騒音に悩まされているところでございます。沿線の一部住宅では、ふろのタイルがはげ落ちるといった被害も発生しております。当局の早急な対応も、同時に強くお願いしたいところでございます。  質問の第4点は、毒物事件発生時の対応についてでございます。ことし7月25日、和歌山市で自治会の夏祭りでカレーを食べた住民67人が、吐き気や腹痛を訴え病院へ。翌26日未明から午前にかけて、自治会長ら4人が死亡いたしました。最初、和歌山市保健所は食中毒と断定をし、同市衛生研究所は、農薬中毒に対応できる態勢を持ちながら、食中毒の細菌検査しかしておりませんでした。その後、7月26日朝、和歌山県警は青酸反応検出と発表。そしてその後、8月2日に警察庁科学研究所が砒素を検出するまで、保健所等は青酸以外の原因物質を探っていなかったということでございます。病院側は、毒物説はあいまいだったので、毒物を前提とした治療はしなかったと発言をしておるわけです。また、専門家筋は、これだけ症状が早く出れば、フグ、きのこなどの自然毒か科学物質を疑うのが普通だ、疑いがあれば検査するのが常道と、保健所等の対応のまずさを指摘しております。患者サイドからは、保健所、警察等の対応が迅速、的確であれば、4人もの死者を出さずに済んだのではないかといった不満が出ております。  また、ことし8月10日午前8時ごろ、新潟市防腐剤製造会社ザイエンス新潟支店新潟製造所の事務所で、ポットのお湯を飲んだ社員10人が、吐き気、目まい、手足のしびれを訴えました。新潟県警は、10日午前、ポットや嘔吐物の試薬を使った予備的検査では、6人の嘔吐物などに青酸反応があったと発表しました。しかし、同日午後、新潟県警科学捜査研究所で詳しく鑑定した結果、青酸反応が出なかったことが判明したわけです。この時も、関係機関の対応のまずさが印象に残りました。  毒物混入事件は日常的に発生するものではありません。しかし、絶対に発生しないとも言えません。市当局としては、万一発生した場合に、その対応のまずさを指摘されたり、対応のおくれゆえに犠牲者を出すようなことがあってはなりません。  そこで、(1)毒物混入事件が発生した場合、毒物か食中毒かの判定を迅速に行う体制はあるのかどうか。それはどのような機関で行うのか等についてお答えください。  また、(2)毒物混入事件が発生した場合の対応マニュアルはあるのかどうかについてもお答えください。また、マニュアルが存在するならば、その対策手順等の概略を説明願います。  続きまして、質問の第5点でございます。家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策についてでございます。日本は、狭い国土で大量の廃棄物を焼却する一方で、これまでダイオキシン対策を講じてこなかったということで、ダイオキシンの排出では世界の第一の汚染国ということでございます。環境庁のまとめた平成8年度の測定結果によりますと、日本の都市部18地点のうち11地点が大気環境濃度指針の 0.8ピコグラム、1兆分の1グラムを上回っており、平均で1.02、欧米の都市部の大気濃度は、米国0.09、スウェーデン 0.024、ドイツ0.12、オランダ0.08で、大気中の濃度は欧米の10倍以上でございます。  日本のダイオキシン対策は、欧米に比べて10年以上おくれていると言われております。平成9年度末になって、初めて焼却施設などの排ガス濃度が法的に規制をされました。しかし、2002年まで80ナノグラム、10億分の1グラムという、これはナノグラムの説明でございますが、10億分の1グラム、80ナノグラムという緩い基準が適用されるほか、その後も焼却炉の規模に応じて 0.1から10ナノグラムと幅があり、欧米に比べて大変甘いものとなっております。また、ダイオキシンが高濃度で発生する小型焼却炉は、規制の対象から外れております。さらに、ダイオキシンを大量に含んだまま埋め立てられる焼却灰の対策もございません。  ダイオキシンは、一たん体内に入ると代謝、排出されにくく脂肪に蓄積をします。そして母乳を通しては大量に排出されると、こういうことでございまして、母乳には血液中の脂肪が10倍に濃縮されて含まれているためでございまして、女性は出産して1年授乳すると、体内のダイオキシン蓄積量の60%を乳児に移行するということでございます。  環境汚染のターゲットは、植物連鎖の最上位にいる人類でございます。さらに、ダイオキシン等の有害化学物質の影響を最も受けやすいのは、発育成長が著しく感受性が高い胎児や乳児であり、その汚染経路として母体が問題となるということでございます。胎児や乳児にどのような影響が出るか、まだ十分に検証されておりませんが、将来の日本人の健全性を確保するためにも、抜本的なダイオキシン対策を講じる必要性を強く感ずるものであります。  ダイオキシン対策は、体系的、総合的に行われなければなりませんが、ここでは家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策に問題を絞って質問させていただきます。  まず、(1)塩化ビニールやプラスチックを燃やさないPRをどのように、どの程度行ってきたのかについて、お答えください。複数の市民の方から、家庭や民間事業所で小型焼却炉を使用したり、野焼き状態で、紙類、木くず等に混ぜて塩化ビニール、プラスチック等を燃やしているのをよく見かける、ダイオキシンの発生が心配なので、市役所に、塩化ビニールやプラスチックを燃やさないように市民に徹底するように言っていただけませんかという要望を受けております。塩化ビニールやプラスチックを燃やさないことが市民の皆さんに浸透するまで、定期的なPRをお願いしたいところでございます。  次に、(2)家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策の今後の方向について、当局の所見をお聞かせください。文部省は、昨年10月末に全国の公立学校に対して、ごみ焼却炉の原則廃止の通知を出しました。その結果、ことし五、六月の時点の調査結果によれば、公立学校の84%がごみ焼却炉を廃止しました。碧南市でも、今年度より公立学校ではごみ焼却炉を廃止しております。  また、厚生省は、昨年11月、家庭用小型焼却炉の購入に自治体が行っている補助制度を、ダイオキシンの発生を抑制する立場から中止するよう、各都道府県に要請しました。木くずや紙くずだけの燃焼でも、 800度以下ではダイオキシンの発生は避けられないと言われております。今後、家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策として、将来的には小型焼却炉を使用しないという方向も出てくるのではないかと考えております。このことは、ごみの減量化と逆行する動きでありますが、人体の健康を守るためにやむを得ないことであります。ごみの減量化については、余分なものを使わない、再使用する、リサイクルする等を本格的に進める中で、その効果を上げることになると思います。燃やして処理するという方法は自然の理に合いにくく、できるだけ避けるべきであると思います。いずれにいたしましても、碧南市は本年度より、大気中のダイオキシン濃度調査を岡崎の専門業者に委託し、新川町の市保健センター屋上で夏と冬の2回実施することになっております。その数値を検討しながら、適切な対応をお願いしたいと考えております。  最後の質問は、徘徊老人対策についてでございます。痴呆性老人は現在 100万人、2000年には 156万人、2020年には 300万人近くに達すると試算がされております。痴呆性老人を介護する家族にとって、徘徊ということにどう対処するかが大きな問題となっております。探すのに大変な労力や電話代等の経費がかかるということに加えて、家を出たまま帰ってこない、交通事故にあって死亡したり溺死したりするケースもあります。愛知県警によりますと、平成8年、愛知県内で65歳以上の痴呆性老人が徘徊して、家族が警察に届けた件数は 379件で、うち9人が死亡後発見、2人が行方不明のままであったということでございます。高齢化の進展とともに、徘徊老人の増加が予想をされます。  そこでまず(1)といたしまして、徘徊老人対策の内容はということでございますが、現在碧南警察署、碧南市役所、高浜市役所、碧南市消防本部、高浜市消防本部、刈谷保健所、碧南市民病院、高浜市立病院を構成機関とし、管内名鉄10駅、管内タクシー会社5社、大浜漁協、油ケ渕漁協、報道機関等を協力団体として、「碧南・高浜SOSネットワーク」をつくっているということでございますので、この組織の概要、そして福祉課の主管で生活用具貸与事業の中に、徘徊性痴呆症老人用通報システム、トレースコール貸与というのがございますが、その内容等について説明をお願いいたします。  次に、(2)徘徊老人対策のこれまでの実績はですが、碧南警察署に何件の徘徊老人の捜索願いが出ているのか、碧南・高浜SOSネットワーク作成後どのように改善されたか、ポケベルの貸し出し実績、トレースコールの貸し出し実績等についてお答えください。  さらに、(3)衛星利用測位システムを利用した対策の検討は、でございますが、現在、日立製作所と千葉県我孫子市が、カーナビゲーションなどに使われる衛星利用測位システム技術を使って、徘徊老人をすぐに捜し出せるシステムの実用実験を行っているという報道がなされております。これは、家族から連絡を受けると、市役所のパソコンで不明者の居場所を捜すものでございます。高齢者の携帯電話から位置情報が自動送信され、パソコン画面の地図上で表示される仕組みとなっております。  碧南・高浜SOSネットワークは、ファックスで地域の各機関に不明者の捜索依頼をするものでございます。電車で数十キロ遠方まで徘徊する例もあり、自治体の横の連絡をとることにも限界がございます。また、碧南・高浜SOSネットワークでは、老人が外出する際に、マッチ箱大のポケベルを携行、家族が電話で呼び出すと「夕焼け小焼け」のメロディが流れて、気がついた通行人や警察官がポケベルに表示されている電話番号に連絡することで、徘徊老人を保護しようとする仕組みとなっております。このポケベルは通常の物と違い、取り外しにくい形状になっております。メロディも簡単に切ることができないということで、最大連続15時間鳴り続け、山間部の一部を除いて愛知県内ほぼ全域で使用できるということでございます。  しかし、このポケベルだと、人のいないところに迷い込むと発見が難しくなるということでございますので、この衛星利用測位システム技術を使用しますと、誤差が10メートルから20メートルということでございますので、人のいないところに迷い込んでも、発見が比較的容易となる、死亡後発見というような不幸な事態を防げると思われるのでございまして、碧南市でも一刻も早いこのシステムを利用した対策の導入をお願いしたいところでございます。当局の見解を求めます。  以上で1回目の質問とさせていただきます。御静聴ありがとうございました。 81 ◆議長(生田哲也君) この際、昼食のため暫時休憩します。  再開は、午後1時といたします。                            (午前 11時 57分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 零時 59分 再開) 82 ◆議長(生田哲也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。 83 ◆都市開発部長(小林昭治君) 議長、都市開発部長。 84 ◆議長(生田哲也君) 都市開発部長。 85 ◆都市開発部長(小林昭治君) 私からは、大きな1番の名浜道路についてと、3番の(3)衣浦岡崎線大浜下地区部分の4車線化工事の見通しについてお答えいたします。  まず、名浜道路の(1)候補路線から計画路線への格上げになったが、建設までの段取りでございますけれども、質問者が申されましたように、名浜道路は平成5年から始まった国の第11次道路整備五箇年計画において、地域高規格道路の候補路線に指定されました。これを受け、名浜道路推進協議会を発足いたしまして、計画路線への格上げを毎年要望をしてまいりました。特に平成9年度におきましては、10年度から始まる新道路整備五箇年計画に計画路線として位置づけされますように、建設省や愛知県に対して、10月、12月、ことし2月と、3回要望をいたしてまいりました。この熱意及び名浜道路の必要性が理解をされ、ことし5月29日の閣議で計画路線に決定されました。  決定された内容は、道路名を名浜道路、概略延長を40キロメートル、起点が常滑市、終点を蒲郡市とし、機能を三河湾沿岸諸都市の連携強化と、三河湾地域リゾート整備構想支援と位置づけられております。  今後は、当該道路の名浜道路の整備優先度、調査の熟度、地域活性化への効果等を検討され、区間の指定の運びとなります。区間の指定は、全線40キロのうちの一定区間を指定するもので、調査区間と整備区間がございます。調査区間はルートの選定、整備手法、環境影響評価、都市計画等の調査を進める区間とし、整備区間は事業着手に向けて環境影響評価手続、都市計画決定手続、実施設計、地元協議等を進める区間でございます。これらの過程を経て、用地買収も含め工事着工となる段取りでございます。  (2)の建設までに至るまでの主な課題についてお答えいたします。課題につきましては、大きく分けて3点ほど想定ができます。  1点目はルートでございまして、どこを通るかということでございます。この問題は、今後各市町の要望等を国・県に要望する中で決まってくるかと思いますが、碧南市といたしましては、衣浦港港湾計画に位置づけられましたポートアイランドを通過するよう、ルート要望をいたしております。  2点目が、計画路線として指定されたのが常滑市から蒲郡市ということで、終点が名豊道路に、これは23号線でございますが、接続されると想定されます。どこで接続されるかという問題が出てこようかと思います。  3点目は、衣浦港港湾計画との整合性でございます。現在の港湾計画の中に、知多地域と西三河地域を結ぶ臨海道路知多三河線が位置づけられております。この道路と名浜道路をどう結びつけるかということでございます。港湾計画の改定が平成13年度に予定されておりますので、この調整を県に働きかけてまいりたいと思います。そのほかにも、経済効果とかいう問題もあろうかと思います。  (3)の関係16市町の利害関係の調整はどのように行うかの御質問でございますけども、先ほど質問者言われましたように、ことしの6月の名浜道路推進協議会の総会におきまして田原町に加入していただき、現在8市9町の17市町となっております。そこで、地域高規格道路は御案内のとおり自動車専用道路で、インターからでないと車の出入りはできません。インターの間隔は大体4キロメートルと聞いております。この位置によりまして、道路はできたが、隣の市町に行かなければ本線に乗れないという現象が出てくる可能性がございます。この調整につきましては非常に難しく、今後は国・県に一任することになろうかと思いますが、碧南市といたしましては、衣浦ポートアイランドを視野に入れて、市内にインターが位置づけされますよう機会あるごとに要望してまいります。また、交通公害等の問題につきましては、今後行われます環境影響評価等により明らかになってこようかと思います。  次に、大きな3番目の衣浦海底トンネル工事についてのうち、(3)の衣浦岡崎線大浜下地区部分の4車線工事の見通しはでございますけれども、基本的には、昨年12月におきまして同趣旨の質問の中でお答えしたとおりでございます。平成2年に矢作川大橋の完成によりまして開通して以来8年、2車線の暫定断面で利用していただいておりまして、地域の方々初め市民の方々に御迷惑をかけております。この路線は、衣浦蒲郡線とも碧南市内は重複しておりまして、西尾市の寺津地内の名鉄立体交差事業がことし中に完成し供用開始されると聞いておりまして、蒲郡から海底トンネルまで暫定断面ですべて通ることができます。今後、交通量の増加が見込まれますので、早期に4車線化工事ができますよう、県当局に強力に働きかけてまいりますので、よろしくお願いいたします。  また、この道路の一部が破損しておりまして、沿線の方々に大変御迷惑をおかけしておりますけれども、道路管理者でございます知立土木事務所に、ひどい部分は今年度中に応急的な修理と、残る部分は新年度で補修をしていただけるという回答を得ておりますので、よろしくお願いいたします。  以上で答弁とさせていただきます。 86 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 87 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 88 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、2のあおいパークについてと、5の家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策についてのうち、(1)についてお答えを申し上げてまいります。  あおいパークは4月29日オープン以来、8月22日で営業日数 100日を迎えました。開園当初の1カ月は、物珍しさ等も手伝いまして、土曜日、日曜日は予想をはるかに超える来園者でありましたが、6月以降はほぼ安定した来園状況が形成されつつあります。  初めに御質問の(1)あおいパークの最近の利用状況の詳細についてお答えを申し上げます。内容は、営業日数が 100日を迎えました8月22日現在といたしますので、よろしくお願いいたします。まず営業日数でございますが、 100日間。来園者数につきましては、延べ32万 6,636人。ちなみに安城市のデンパークと比較してみますと、各月ともよく似た状況でございまして、来園者合計もほぼ近い数値となっております。  次に、市直営の施設の利用状況でございますが、まずシミュレーターでございます。延べ 8,954人。浴室は延べ1万 9,088人。その内訳といたしまして、一般が1万 6,875人、小学生が 2,213人。次に体験農園でございますが、延べ1万 2,100人。小型遊具は延べ6, 101人。研修室でございますが、利用件数では 150件。利用者数では 5,255人。調理加工室は利用件数で 105件、利用者数で 2,263人。和室は利用件数で29件、利用者数で 720人。バーベキュー広場は、利用日数で35日。利用区画数延べでは 115区画という状況でございます。  次に、(2)あおいパークの利用者内訳についてお答えを申し上げます。開園以来の毎日の統計といたしましては、御質問の幾つかの項目のうちの曜日別来園者数しかとっておりませんので、大変申しわけございませんが、6月2日火曜日から8月2日日曜日の54日間の統計によって、お答えを申し上げてまいります。なお、これ以外の項目につきましては、次の質問事項の中で状況把握できているものについてお答えをさせていただきます。  曜日別では、火曜日が延べ1万 4,283人、日平均では 1,587人。曜日ごとの比率では13.9%。水曜日が延べ1万 2,664人、日平均では 1,407人。比率は12.3%。木曜日は延べ1万 2,169人、日平均 1,352人。比率では11.8%。金曜日は延べ1万 2,271人。日平均 1,363人。比率が11.9%。土曜日は延べ2万 729人、日平均 2,303人。比率は20.1%。日曜日は延べ3万 873人、日平均 3,430人。比率は30.0%でございまして、営業日数は54日間、延べ10万 2,989人、日平均 1,907人という利用状況でございまして、日曜日をトップに土曜日、火曜日の順となっております。  次に、(3)あおいパークの利用者の意見の収集はどのように行っているかということでございますが、今日までの具体的な意見収集の方法といたしましては、来園者を対象にアンケート調査を、開園以来合計4回、延べ 282人の方からアンケートをいただいております。その結果を要約いたしてみますと、アンケートの対象者でございますが、性別では男性45.8%、女性が53.4%、不明が 0.8%。年齢別では20歳未満が 3.6%、20歳代が13.5%、30歳代が31.2%、40歳代が50.0%、不明が 1.7%。地域別につきましては、碧南市内が31.4%、碧南を除く衣浦東部4市21.5%、その他三河地域20.4%、半田市 7.7%、名古屋市 4.6%、半田、名古屋を除く尾張地域10.9%、県外 2.8%、不明 0.7%でございます。  来園の回数別につきましては、初めてが54.5%、2回目23.0%、3回目 7.5%、それ以上14.5%、不明 0.5%でございます。  来園目的別といたしましては、体験農園6%、産直市23%、レストラン2%、映像農業館4%、おふろ13%、観賞用温室3%、その他35%、不明14%であります。  来園者の主な意見といたしましては、産直市の関係では、新鮮で安くておいしいとか、ほかにはないものがあるとか、生産者名がはっきりしているからよいとか、花や園芸品をもう少し多くしてほしいというような意見がございます。  体験農園の関係では、ふだんできないことなので、子供が楽しそうにやっていてよかった。自分がつくったような実感が伝わる。あるいは、歩くと体にいいのでゆっくりと歩いて楽しんできたというような意見がございました。  それから、レストランの関係では、おいしく値段も手ごろ、さらにはおいしいが遅い、待ち時間が長かったというような意見がございました。  それから、映像農業館の関係では、シミュレーターがおもしろい、あるいは先進的でよい、それからちょっと気持ちが悪くなったというような御意見がございました。  それから、ふろの関係では、ふろがよかったのでもう一度行きたい、それから、遊びに来て入っていくにはよいふろだと、あるいは入浴時間をもっと早くからというような意見がございました。  観賞用温室の関係では、規模は小さいがきれいでいい、それから、これから伸びてきてどうなるか楽しみ、ガジュマルがよかったというような意見。  そのほかの意見としては、もう少し花があった方がいい、荷物を預かってくれるところがほしい、子供の遊ぶところがほしい、近くで楽しめてよいというような、それぞれ意見がございました。  アンケートにつきましては、今後も実施方法、内容等検討しながら、継続的に実施をしてまいりたいと思いますし、また来園者の意見収集にも努めてまいりたいと思っております。  このほかにも、関係いたします窓口で対応、あるいは活性化センター事業推進会議等、いろいろな機会を通じて内外の意見を拝聴する所存でございます。  次に、(4)あおいパーク管理事業9月補正予算とあおいパーク整備事業9月補正予算の詳細についてでございますが、この件につきましては、補正予算案が上程され、議案送付いたしておりますが、提案理由の説明前でございますので、それらとの絡みもございますので、極めて概要ということでお許しをいただきたいと思います。  あおいパーク管理事業の補正の主なものにつきましては、薬草ぶろ、大浴槽のお湯の管理をさらに徹底するための維持管理委託料の計上と、ふろの利用時間について市民の声、巡回バスの利用時間、シルバー優待券の利用等を考慮いたしまして、入浴開始時間を午前11時へ前倒しをするための浴室管理委託料が主なものでございます。  また、あおいパーク整備事業の補正の主なものは、あおいパーク本館棟の裏側の臨時で借り上げいたしております駐車場を常設駐車場として舗装整備するほか、本館棟の西口へ来園者あるいは産直市納入者の利便に供するための風除施設整備のための工事費を計上、及び産直コーナーの内容等の充実のための備品購入費の計上が主なものでございます。  次に、(5)あおいパークの将来展望につきましては、施設的な面におきましては、ことし秋着工予定の市民農園を平成11年4月に開園いたすほか、地元農家等の取り組みによる周辺地域における体験農園の拡充等地元活力の活用を推進いたしまして、その組織化及び自立を促進して行っていく考え方であります。また、集客施設の管理運営は、経年とともに難しさが増大するということが常でございますが、あおいパークは産直市と体験農園、オーナー農園などを中心に、来園者に喜んでいただけることと、農業関係者の有効活用をモットーに、さらなるサービスの向上、内容の充実に努めるとともに、臨海ベイエリアの各施設ともタイアップしつつPRも図ってまいりたいと思っております。  続きまして、5番の家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策についてのうち、(1)の塩化ビニールやプラスチックを燃やさないPRをどのように、どの程度行ってきたかということでございますが、本市ではダイオキシン問題がクローズアップされてまいりましたことを受けまして、まずこれはPRというより、ごみ減量化の有力な手段として行ってまいりました家庭用簡易焼却炉の無料配布を、昨年の6月から廃止をいたしております。御質問にございます塩化ビニールやプラスチックを燃やさないPRにつきましては、市広報の平成9年10月21日号の「暮らしとごみインフォメーション」のコーナー全部を利用いたしまして、自粛のお願いをしてまいりました。また、本年2月には、指定ごみ袋の配布に合わせまして、小型焼却炉での塩化ビニールなどを燃やさないよう、PRチラシを全戸配布をいたしております。そのほか、市広報では毎月21日号の「暮らしとごみインフォメーション」のコーナーを使って、正しいごみの出し方について常時PRを行っておりますが、さらに周知徹底に努めてまいりたいと存じております。  以上で答弁とさせていただきます。 89 ◆建設部長(杉浦百樹君) 議長、建設部長。 90 ◆議長(生田哲也君) 建設部長。 91 ◆建設部長(杉浦百樹君) 私から、3件目の衣浦海底トンネル工事についての御質問の(1)及び(2)についてお答えいたします。  (1)の工事完了が約3年間おくれる理由は何かということでありますが、主な理由といたしましては、当初の設計は震度5を想定いたしましたが、事業着手後に兵庫県南部地震が発生したため、設計震度を5から7に変更する必要が生じたこと、及び詳細設計に当たりボーリング調査を行った結果、推定した土質と異なっていたため、仮設工法の変更が生じたこと等により、設計見直しに日時を要し工事着手がおくれたこと、及び地元関係者との工事調整の結果、作業工程を変更せざるを得なかったことにより、3カ年延伸するものであります。よって、当初の平成11年度完成予定が、平成14年度完成予定に変更されたものであります。  次に、(2)の工事の総事業費予算はどのように変更になったのかということでございますが、総事業費は当初 335億円でありましたが、先ほど御説明いたしました事業内容変更に伴いまして、変更後は 446億円となり、 111億円が今回増額されたものであります。  参考までに申し上げますと、平成9年度末までの工事の進捗率は40%と聞いております。  それと、既設トンネルの補強についてでありますが、現在のところ適切な方法がないのが現実であります。このようなところが全国で30カ所程度あり、国において技術開発中であると聞いております。対策としましては、管理体制の強化として監視カメラの増設、管理方法の充実等を図っていくと聞いております。  以上、お答えといたします。 92 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 93 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 94 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、件名4の毒物事件発生時の対応についてと、件名6の徘徊老人対策についてお答えをさせていただきます。  まず、件名4の毒物事件発生時の対応についてのうち、(1)の毒物混入事件が発生した場合、毒物か食中毒かの判定を迅速に行う体制はあるかについてでございますけれども、まず毒物か食中毒かの判定を行う体制はあるかどうかにつきましては市にはなく、県の管轄になっています。毒物は摂取から発症するのが早く、食中毒を引き起こす細菌は、摂取してからの潜伏期間が毒物に比べ長いのが特徴であります。ブドウ球菌のように1時間から6時間、平均3時間という非常に短い時間で発症するものもあります。また、あらわれた症状だけでは、毒物によるものなのか細菌によるものなのか、非常に似通ったものもあるため、直ちに判断することは困難であります。したがって、本人が何をいつどこで食べ、どういった症状なのかなど、対人調査の実施や食品、使用水、調理加工施設、食材流通経路等の対物調査を県、保健所が実施し、その結果をもって原因食品の汚染経路や汚染源の推定、または決定がなされます。そのため、県ではいかに迅速、的確な調査ができるよう、職員の技能、資質の向上のために研修の実施に努めてみえるところであります。  次に、(2)の毒物混入事件が発生した場合の対策マニュアルはあるかについてでありますが、毒物混入事件が発生した場合のマニュアルは、市・県にはありません。県、保健所には、食中毒に対する調査マニュアルがあります。毒物に関しては、薬事法第48条の規定により、業務上毒物または劇薬を取り扱う者は他の物と区別して貯蔵し、または陳列しなければならず、それを貯蔵または陳列する場所には鍵を施錠しなければならないとされています。また、同法第69条の規定による立ち入り検査等も、国または県が必要に応じて行うものであり、管理指導面において市が関係することはありません。  毒物が自然に混入した場合や、故意ではなく混入した場合などは、県は作成している食中毒調査マニュアルに従って、その毒物の混入経路や汚染源を究明するため、調査が行われます。しかし、故意または過失により毒物が混入された場合は、刑事事件として警察当局により捜査が進められます。  最近では、地区行事等で食品を調理し、それを地区の皆さんに振る舞われることがありますが、食品衛生法上では、営業ではないために何ら規定はありません。ただし、営業ではなくても、食品を取り扱うこと、食中毒等が発生した際の責任の度合いの明確化や連絡体制の確保等を図るため、届け出という形で行われています。食中毒等が発生してからの迅速な対応を行うためにも、責任者の連絡先、実施場所等の届け出がなされていれば、迅速に調査が進められることになりますので、県、保健所と連絡調整の上、広報等でPRしてまいりたいと思っています。  また、不幸にして食中毒等が発生した場合は、県、保健所から協力要請があれば、情報提供や調査等に協力してまいりたいと考えています。  次に、件名6の徘徊老人対策についてのうち、まず(1)の徘徊老人対策の内容についてでありますが、御質問の碧南・高浜SOSネットワークの組織の概要でございますが、痴呆性老人を介護する家族にとって、徘徊をどう対応するかが問題になっている。そして、徘徊老人が家を出たまま帰ってこない事態等ではなく、中には事故等で命を落としたりして深刻なケースも出ている状況をかんがみ、外出して行方のわからない痴呆症などの老人を捜すため、警察や自治体が中心になって徘徊老人SOSネットワークの輪が各地に広がっている中、平成9年9月1日に碧南・高浜SOSネットワークを組織化いたしました。  当該ネットワークの構成機関は、碧南警察署、碧南市、高浜市、刈谷保健所等であり、また協力等の団体は名鉄電車管内10駅、タクシー会社管内5社、漁業組合、報道関係等をもって構成されています。その任務は、障害、痴呆性老人の所在不明事案の手配、家族・保護者等への相談、衛生教育を通じてのSOSネットワークの周知と早期発見のための準備の指導等であります。
     ネットワークの運用に当たっては、保護者の同意と要請を必要とし、またネットワークの運用による発見活動には、保護者の承諾を必要としています。このような連絡網組織をもって老人が行方不明になった場合、警察は参加団体へ名前や住所、身体、服装の特徴などの記した文書をファックスで送信、勤務中の運転手や駅員らが老人を見つけたら警察に連絡する等により、老人の保護に努めていく対策であります。  次に、日常生活用具貸与事業の中の徘徊性痴呆症老人用通報システム、トレースコールの内容でありますが、福祉課で所管しています日常生活用具貸与事業の貸し出し品目であります徘徊性痴呆症老人用通報システム、トレースコールは、お年寄りに発信機を設置し、痴呆症のお年寄りが知らない間に外出しようとすると、居間などに受信機をつけたところで家族に音とランプで知らせるシステムであります。  次に、(2)の徘徊老人対策のこれまでの実績についてでありますが、徘徊老人の保護状況を碧南警察署管内で申し上げますと、平成6年中では13人、平成7年中では25人、平成8年中では27人、平成9年中では40人、平成10年8月20日現在で21人となっています。また、碧南・高浜SOSネットワークが組織されました平成9年9月1日から平成10年8月20日まででは37人になっています。  徘徊老人の捜索願いの件でございますけれども、平成8年中は5件、平成9年中は6件、10年中は、平成10年8月20日現在で4件であります。  また、碧南・高浜SOSネットワーク設置後、どのように改善されたかということでございますが、碧南・高浜SOSネットワークにおける老人向けの対策として、ファックス、通信、文書等で行われていますが、あわせて碧南警察署が使用している老人向けの緊急呼び出し装置として、愛知県警察本部と民間との共同により、老人向けの緊急呼び出し装置、名称夕焼けコール装置が開発されたことによりまして、平成9年10月から当該装置の貸し出しを行っています。この装置は、道に迷われたり所在がわからなくなった老人を早期に発見、保護するために開発されたもので、形態はポケットベル番号をコールすることにより、夕焼け小焼けのメロディが老人の携帯する緊急呼び出し装置夕焼けコールにより流れ、周囲の人に知らせることができるシステムであります。この夕焼けコールにより保護された実績は3件であり、スピード保護が可能となりました。貸し出し実績につきましては、夕焼けコールが3台、トレースコールの実績が1台であります。  次に、(3)の衛星利用測位システムを利用した対策の検討についてでありますが、御指摘の衛星利用測位システムの技術を使って、千葉県我孫子市が徘徊老人をすぐに捜し出せるシステムの実用実験を、民間企業と共同で8月から始められると発表された新聞記事で、当該システムの情報を得た状況であります。高齢者の腰に衛星電波の受信機と携帯電話を組み合わせた小型装置をつける、家族から連絡を受けると市役所のパソコンで不明者の居場所を捜す、高齢者の携帯電話から位置情報が自動送信され、パソコン画面の地図上に表示される仕組みで、誤差は10メートルから20メートルと言われています。このように非常にすぐれたシステムでありますので、我孫子市の実用実験の状況、今後、他市の状況等を踏まえ、今後の研究課題とさせていただきます。  以上でお答えとさせていただきます。 95 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 96 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 97 ◆総務部長(袮宜田知司君) 私からは御質問の5、家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策についての(2)の家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策の今後の方向について、お答えいたします。  ダイオキシン類の発生につきましては、製鋼用電気炉で変圧器の定格容量が 1,000キロボルトアンペア以上、廃棄物焼却炉で火格子面積2平方メートル以上、または焼却能力が1時間当たり 200キログラム以上のものが大気汚染防止法で規制されていますが、これらの規模以下である場合は何の規制もなく、一般の事業所では規制規模以下の焼却炉を使用している場合がほとんどであり、家庭用ごみ焼却炉とあわせて問題となっているところであります。  現段階でダイオキシン類の排出低減を目指すには、できるだけ廃棄物の焼却そのものを減少させることが必要であることから、事業所においても家庭においても、徹底したごみの分別、リサイクルの推進が必要と考えております。  特に本市においては、分別収集の徹底及び家庭の可燃ごみは自家焼却せず、可燃ごみとしてクリーンセンター衣浦で焼却するようPRすることが必要であると考えております。よろしくお願いいたします。 98 ◆7番(禰宜田政信君) 議長、7番。 99 ◆議長(生田哲也君) 7番。 100 ◆7番(禰宜田政信君) 丁寧に御答弁いただきましてありがとうございました。それでは2回目の質問でございます。  まず1番目の質問、名浜道路につきましては、名浜道路がポートアイランドの外港地区 125ヘクタール内を通過すること、並びにインターを設置できるかどうかによって、21世紀の碧南市のありようが変わってしまうわけでございます。今後とも関係17市町の中で主導権を握りながら、かつまた一生懸命汗をかいていただくよう要望しておきます。  2番目のあおいパークにつきまして、先ほどアンケートの報告の中で、年齢別で40歳代50%とございましたけど、これは40歳代以上ではないかと思うんですけど、その点ちょっと確認をしておきたいと思います。今後ともお客様の声を十分に収集していただきまして、費用対効果の関係の中で実現可能なものについては柔軟に対応してくださるよう要望しておきます。  また、あおいパークは総事業費15億円のうち、農業構造改善事業として愛知県から5億円ほどの補助金を受けて整備した施設でございます。今後、施設を拡充したり内容を改善していくに当たり、どのような制限を受けるのか、あるいは制限はないのかどうか、わかりやすく説明していただきたいと思います。  3番目の質問、衣浦海底トンネル工事につきましては了解といたします。  4番目の質問、毒物事件発生時の対応につきましては、毒物混入事件は保健所や警察が担当することであると、マニュアルはないという旨の回答でございました。被害者の立場からすると非常に不安でございます。保健所、警察、病院等が連携を密にとって、迅速、的確な対応を行う必要があると考えます。市としても、市民病院で患者の治療等行うわけですので、もう少し真剣に対策をお願いしたいところでございます。このたび厚生省は、毒物混入事件対応マニュアルの作成を各都道府県に指示したとの報道がございました。市としても対応に誤りなきように、万一の場合を想定して内容を十分把握していただくように要望しておきます。  5番目の質問、家庭及び民間事業所より発生するダイオキシン対策についてに関しては、碧南市は現在小中学校でごみの焼却をやめたということでございますが、市役所等の公共施設で紙類等の焼却をおこなっているかどうか、お答えください。また、本年度よりダイオキシンの調査を行っているわけでございますが、これは県や国の指導によるものなのか、市独自の判断によるものか、お答えください。  最後の質問、徘徊老人対策につきましては、先ほどの答弁によりますと、徘徊老人の保護状況が碧南警察署管内で、平成6年13人、平成7人25人、平成8年27人、平成9年40人、平成10年は今のところ21人ということで、毎年増加しておるわけでございます。そこで、碧南警察署管内でこれまで徘徊老人の死亡後発見とか、行方不明のままといったケースがあったかどうか、お尋ねいたします。  以上で2回目の質問といたします。よろしくお願いします。 101 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 102 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 103 ◆経済環境部長(杉浦一興君) あおいパークにつきまして、2点の御質問をいただきました。  1点は、アンケート対象年齢40歳ということで申し上げましたが、40歳以上の間違いではないかということですが、40歳代ということで間違いございません。  それから、2点目の補助の関係でございますが、あおいパークの施設のうち、農業構造改善事業補助対象事業として整備をいたしました本館棟、観賞用温室及び体験農園に係る増改築などを行う場合、及びこれらの施設の利用計画以外の事業を行おうとする場合、こういった場合には事前に変更の許可が必要でありまして、それ以外は特に規制はないものと思っております。  失礼いたしました。第1点は40歳代以上ということでございます。訂正してお詫び申し上げます。  以上で答弁とさせていただきます。 104 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 105 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 106 ◆総務部長(袮宜田知司君) 私からは、5の第2回目の質問にお答えします。  碧南市においては、公共施設において紙類等の焼却は行っていないと聞いております。  それから、本年度よりのダイオキシン調査は、市の独自の施策として実施をいたしておるものでございます。よろしくお願いいたします。 107 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 108 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 109 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、6の徘徊老人対策についての中の2回目の御質問にお答えさせていただきます。  徘徊老人の死亡後発見等のケースでございますが、データが少し古くなって申しわけございませんけれども、平成9年中の8月末で死亡発見は2件、それから帰宅家族発見が3件、保護が3件で合計8件でありました。  以上でお答えとさせていただきます。 110 ◆議長(生田哲也君) 以上で、禰宜田政信君の一般質問を終わります。  次に、石附滿江君の一般質問を許します。 111 ◆8番(石附滿江君) 議長、8番。 112 ◆議長(生田哲也君) 8番。 113 ◆8番(石附滿江君) 議長の許可を得ましたので、通告に従い一般質問をいたします。  1、トレーニングルーム(臨海体育館)について。へきなんみらい21世紀プランで、健康日本一を目指して、1、からだの健康、2、こころの健康、3、まちの健康の3本の柱を立て、施策を展開されています。これら健康に関連するトレーニングルームについて質問をいたしたいと思います。  (1)初めに、(1)のトレーニングルームの設置目的を、(2)器具類については年数が大分経過しているように思いますが、安全面はどうでしょうか、お尋ねいたします。(3)指導員について、現況をお尋ねいたしたいと思います。  トレーニングする人は、事前に講習会で指導員に説明を受けていますが、現在何人の方が指導員として従事していますか。また、勤務時間はどのようになっていますか。近隣市の同様な指導員は、トレーナーとして資格を有していると聞いていますが、碧南市としてはいかがでしょうか。  (4)トレーニングルームのシステムについて。オリエンテーション、プログラム、初回特別指導の日程及び時間帯はどのようになっていますか。トレーニング講習会修了証の有効期限が決まっていますが、決められた理由を。使用者は自分の健康維持の目的で来ている方が多いのではと思いますが、他に理由を調査されたことがありますか。このところ、全国的に生活習慣病の人がふえていますが、利用者に対し個々に血圧、体脂肪などの測定をし、アドバイスをしているでしょうか。健康センターの健診で結果を見て、自己判断でトレーニングをする人もいると思います。市民の健康管理をする一端として、保健指導に取り組む上においても、トレーニングルームのシステムの中に、保健センターとの連携を今以上にきめ細かくしていただきたいと思います。  トレーニングルームの使用時間については、市内の他の施設と同様の時間帯になっていると思いますが、トレーニング時間は30分から40分以内がベストタイムと聞いていますが、仕事帰りに立ち寄ってトレーニングをしている人もいます。短い利用時間であっても、2つの時間帯にかかることもあると思います。フリータイムにしてはいかがでしょうか。  監視カメラが設置されています。これは事故防止のためにあると思いますが、利用者にとって余り気持ちのよいものではないと聞いています。これらについてどう思われますか。お尋ねいたします。  環境により、何事も効果が左右されると言われますが、現在のトレーニングルームの器具類、場所、システムでは、暗く使いにくいので、悪いイメージが強く、トレーニング効果が半減しているのではと思います。そこで、今のトレーニングルームをよいイメージに改めていただくか、仮称東部市民プラザのどこかにトレーニングルームを新しく設置してはいかがでしょうか。お尋ねいたします。  以上で1の質問を終わります。  2番目の生ごみのリサイクル推進について。国内の発生源別ダイオキシン発生量は、ごみ処理に係るダイオキシン類発生防止等ガイドラインによりますと、燃焼工程での一般廃棄物焼却が80%を占めていると調査報告がされています。また、ダイオキシンは無色無臭の固体でほとんど水に溶けないが、脂肪などには溶けやすい性質があり、大気中の粒子などにくっついて、食物連鎖により人間の体に入ってくると環境庁が発行のパンフレットに記載されています。碧南市でも、一般ごみの分別収集をし、プラスチック類もそれによりリサイクルが推進されていて、ごみの減量化を図っています。その結果、焼却時のダイオキシンの量を減らしていると思います。しかし、焼却炉で廃棄物を燃やす時、 800度以上で24時間燃やさなくては効果がないと言われています。炉の負担を軽くし、ダイオキシンを大気中に少しでも出さないためには、水分の多い生ごみの量を減らすことが必要なことではないかと思います。そこで、生ごみのリサイクル推進について質問をいたします。公共施設である第1、第2給食センター、幼稚園、小中学校、保育園、にじの学園、心身障害者福祉センター、市民病院、あおいパーク、文化会館、公民館などの調理室、その他コンスタントに生ごみを出している施設を、これら公共施設の生ごみの処理の仕方、量、処理費などについてお尋ねいたします。  生ごみについて。クリーンセンターに搬入している一般家庭ごみのうち、可燃ごみの割合はどのくらいでしょうか。調査資料がなければ推測でもよいのでお願いいたします。  飲食店、旅館などにおける生ごみの量、処理方法はどのようになっているでしょうか。常時各公民館で無料配布されていますEMぼかしの利用状況を、それを使っている方の意見、感想などあればお答えください。  生ごみ処理機の補助制度が発足してから、平成9年度末までの累計数は 112個ですが、本年の状況はどうでしょうか。お聞きいたします。また、PRは市内に浸透していますか。同様、コンポストについてもお答えください。  生ごみ処理機、肥料化の設置について。冒頭で述べましたように、ダイオキシンの発生を少しでも抑えるため、一般家庭ごみのうち可燃ごみの中から生ごみを取り除き、肥料としてリサイクルしてはいかがでしょうか。一般ごみの分別収集をした時と同様、モデル地区などを決めて生ごみのリサイクル推進を計画されてはと思いますので、お答えください。  あおいパーク、体験農園について。市民が楽しんで収穫しているもぎ取り農園、そこでの農作物の肥料に、現在どのようなものを使用していますか。お尋ねします。肥料として、生ごみの利用はいかがでしょうか。研修先の北海道栗沢町では、体験農園内に生ごみの処理場があり、そこでできた肥料を利用していました。あおいパークでも生ごみを利用してはいかがでしょうか。お尋ねいたします。  生ごみの肥料化を実践している市町村について。これについて調査などされていますか。されているなら、その報告をお願いいたします。生ごみを利用した肥料の土壌、作物への影響、効果などを研究されていればお答えください。  生ごみのリサイクル推進に取り組む気持ちについて。環境保全の一環として、生ごみのリサイクルは必要であると思います。推進をしていくためのビジョンがおありではないかと思いますが、あればお答えください。  以上で、1回目の質問を終わります。よろしくお願いいたします。 114 ◆教育部長(小林 諄君) 議長、教育部長。 115 ◆議長(生田哲也君) 教育部長。 116 ◆教育部長(小林 諄君) 私からは、件名1、トレーニングルーム(臨海体育館)についてお答えをさせていただきます。  臨海体育館は、昭和58年10月に完成して以来、既に15年を経過いたしております。御質問のトレーニングルームは、体育館の完成した時に設置したもので、現在は約30種類のトレーニング機器を設置しております。  (1)トレーニングルーム設置の目的はでございますが、碧南市の主要施策の1つである健康都市日本一構想を推進するための一環として、市民がみずからの心身の健康増進を目指すとともに、体力の向上を図るため、主に筋肉トレーニングをするための器具を設置しています。  (2)トレーニング器具の安全度については、このトレーニング機器が完全に利用できるようにメンテナンスを月1回、専門業者による点検、整備を行っています。そのほか、担当職員が随時点検し、必要があれば部品の取りかえも行っています。  (3)及び(4)の指導員とオリエンテーションプログラムについてでございますが、トレーニング器具の取り扱いについては、毎月2回第1及び第3木曜日の午後7時から午後9時の間に、トレーニング器具の正しく安全な取り扱い方と、より効果的な練習方法等のトレーニング講習会を実施しています。トレーニングの講習、指導に当たっては、トレーニング指導士の資格を持った体育課職員2名がこれに当たり、年間約 600名の方が受講をしています。トレーニング講習会の受講者には、修了後に修了証を交付しています。この修了証の有効期間は5年間で、その後はまた講習を受けて継続となります。5年間の制限を設けましたのは、転居等により利用されなくなった人のチェックと、受講後一度も利用しない人に正しい利用方法を再確認してもらうため等を行うために、昨年度より取り入れました。  トレーニングをしてみえる方は、御自身の健康や体力の向上のために行ってみえると思われますので、この方々よりの意向調査は今まで特に行ったことはございませんが、また一度アンケートなど実施してみたいと思っています。  健康課との連携につきましては、健康増進事業があります。この教室は、健康な人をより健康にするため、健康課が主体となって行っているもので、受講者は成人病健診のBコースを受講後、体力測定等を行い、個人のそれぞれの体力に合ったメニューを、専門の医師が作成したトレーニングを行っていくものであり、毎年20名から25名の受講者があります。このうち、血圧測定等については、医師及び健康課の看護婦が当たり、トレーニング器具の使用については、体育課のトレーニング指導士がこれに当たるなど、健康課と連携をとりながら事業を実施しています。  そのほか、保健婦との連携につきましても、今後できるものがあれば連携をしてまいりたいと思っています。  トレーニングルームの利用時間は、午前、午後、夜間となっておりますが、いずれも料金は 100円であります。この午前、午後、夜間の枠を外しますと、他の部屋との利用にも影響がありますし、一人のトレーニング時間は先ほども申し上げましたように30分から40分程度でありますので、それぞれの時間帯の間には約1時間の空白がありますので、次の時間帯にずれ込んでまで練習をすることはまずないと思われますので、現行のままでまいりたいと思っています。  次に、監視カメラの件でございますが、トレーニングルームは市民の方々が講習を受けた後、自主的にトレーニングを行ってみえますので、常時職員の配置はいたしておりませんが、器具の利用方法等についての指導の要請、質問等があれば、その都度担当職員が対応させていただいております。ここにおける危険行為、不正行為、不審者等の監視をするため、監視用カメラを設置し、安心して利用していただけるようにと事務室で監視をしているものでございますので、御理解のほどお願いしたいと思います。  最後に、仮称東部市民プラザにトレーニングルームの設置の関係でございますが、これの設置の予定はございませんので、今後は臨海体育館に新しく器具を設置する時には、楽しくトレーニングのできるような器具の導入を図ってまいりたいと思っています。  以上で私からのお答えとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 117 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 118 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 119 ◆総務部長(袮宜田知司君) 私からは、2、生ごみリサイクル推進についての(1)公共施設での生ごみの処理の仕方、量、処理費用についてお答え申し上げます。  ア、第1、第2給食センターの生ごみは、日量60ないし80キログラムで、委託業者が収集し、年間処理費用は約90万円であります。イ、幼、小中学校の給食残飯は、日量50ないし60キログラムで、安城市の養豚業者に引き取ってもらっています。処理費用は年間約29万円であります。ウ、保育園10園の残飯はないと聞いております。調理に出た生ごみは 100キログラム程度であり、委託業者が収集し、年間処理費用は約 235万 2,000円であります。エ、虹の学園、心身障害者福祉センターは、日量約5キログラムであり、年間処理費用は40万 6,000円であります。オ、市民病院、食堂、病院食などについては、まず病院食でありますが、日量90キログラム程度であり、委託業者で収集処理し、年間処理費用は約80万 1,000円であります。食堂、レストランから排出するごみは、事業用ごみでありますので、業者の責任において処理をされておりますので、ごみ量は定かではありませんが、市と同様、業者委託収集処理をしていると聞いております。次に、あおいパーク食堂については、野菜は日量約30キログラム排出されまして、すべて農園の堆肥として利用しております。食堂は病院と同様、業者の責任において処理をされております。キといたしまして、文化会館、各公民館等はすべて利用者に持ち帰っていただいております。なお、今申し上げました幼、小中学校の給食残飯以外の生ごみの年間処理経費は、不燃物、不燃ごみも含めた各施設から出ますごみの処理の総経費でございますので、よろしくひとつお願いいたします。  以上でございます。 120 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 121 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 122 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、2の生ごみのリサイクル推進についてのうち、(2)から(6)についてお答えを申し上げます。  まず、(2)生ごみについてのア、クリーンセンターの可燃ごみ搬入のうち、生ごみの割合についてでございますが、クリーンセンター衣浦では、毎年4月、7月、10月、2月の年4回、可燃ごみの組成分析を行っておりますが、平成9年度の分析結果では、生ごみの平均含有率が19.4%となっております。  次の、イ、飲食店、旅館などにおける生ごみの処理方法、量などにつきましては、事業系のごみでございますので、その数値等は把握をいたしておりません。  次に、ウのEMぼかし、エの生ごみ処理機、オのコンポストのそれぞれの利用状況等につきましては、一括お答えを申し上げますが、EMぼかしにつきましては、10年度の配布数は 6,261袋、平成6年6月からの累計6万 2,978袋となっております。生ごみ処理機の平成10年度の補助台数は65台、平成8年8月からの累計で 177台。コンポストにつきましては、平成10年度は補助台数19台、これは昭和59年から始まっておりまして、累計では1, 927台となっております。また、ぼかし利用者の意見、感想につきましては、具体的なアンケート等は実施した経緯がございませんが、いろいろなイベントなどで配布している際によく聞かれる意見、感想といたしましては、生ごみの減量にとても助かっているとか、EMぼかしを利用してできた堆肥を使うと、作物が大きくやわらかくおいしいものができる。収穫時期も長いというような意見。あるいは使い方がうまくなかった方からは、臭くなってしまったというような御意見等でございます。  また、これらのPRにつきましては、広報へきなん、回覧チラシのほか、EMぼかしにつきましては、ふれあいフェスティバルなどで無料配布を行うなど、PRに努めているところでございます。  (3)は後ほど一括答弁を申し上げたいと存じますので、次に(4)あおいパーク体験農園についてのうち、アの農園で現在使用している肥料について、お答えを申し上げます。肥料は、作物の種類、栽培の仕方などによりまして、施肥の回数、量、種類、成分が異なってまいります。したがいまして、画一的な答弁ができませんが、一、二例を挙げて申し上げますと、ニンジンの場合は、もと肥、ふぐい肥、追肥のいずれも配合肥料を中心に使用をいたしております。カンショの場合は、もと肥、追肥とも配合肥料を使用し、またタマネギの場合は、もと肥として豚糞堆肥及び配合肥料を使用をいたしております。  次に、イの生ごみの肥料使用につきましては、園内の野菜残渣は、作物により収穫後直接トラクター、耕運機によって土中へすき込みを行いまして、堆肥として使用する方法や、あるいは堆肥場で一定期間熟成させたものを、圃場で使用するなど、二通りの方法で活用をいたしております。  次に、(3)の生ごみ処理場の設置及び(5)生ごみの肥料化を実践している市町村について、さらに(6)生ごみのリサイクル推進に取り組む気持ちはについて、一括お答えを申し上げます。生ごみの肥料化を実践している自治体の有無については調査いたしておりませんが、県下のほとんどの市でコンポスト容器の購入補助を実施しており、電動式生ごみ処理機につきましても、8市が補助を行っておるというふうに承知をいたしております。生ごみの肥料化は、特に分別収集の徹底が大前提でございますし、リサイクルの需給バランス等の問題もあろうかと存じますが、本市におきましては、資源ごみの20分別によるごみの減量化、さらにはリサイクル化の推進を図るため、市民の皆様に多大の御協力をいただいているところでございますので、当面はこの資源ごみの20分別の周知徹底に努めるということが肝要でございまして、今のところ生ごみ処理場の設置につきましては考えておりません。なお、国内の機械、鉄鋼、造船メーカーなどの企業が、家庭から排出される生ごみや家畜のし尿を発酵させてメタンガスを取り出し、自動車の燃料にしたり発電に利用することができ、この発酵後の残渣は堆肥として農地へ還元するという、いわゆるメタンガス発酵設備の開発に取り組んでみえるという動きもございますので、本市といたしましてはこういった技術開発の動向にも注視しつつ、当面は引き続き生ごみ処理機及びコンポストへの補助、並びにEMぼかしの利用促進に努めてまいりたいと存じております。  以上で答弁とさせていただきます。 123 ◆8番(石附滿江君) 議長、8番。 124 ◆議長(生田哲也君) 8番。 125 ◆8番(石附滿江君) それぞれの御答弁ありがとうございました。2回目の質問をいたしたいと思います。  1、トレーニングルームについて。トレーニングルーム30種類程度の機器は、15年を経過し、毎月1回専門業者による点検整備が行われていますが、業者と委託料、また機器のどのような点をメンテナンスしていますか。同様、担当職員が随時点検しているところ、部品を取りかえたところはどこでしょうか。お尋ねいたします。  オリエンテーションプログラムは、市民の方が利用しやすいように、現在の月2回を週単位に、曜日、時間も異なった時に実施し、指導員も週3回以上、利用者の多い時間帯に配置していただくことを要望いたします。  修了証有効期間については、平成9年より取り入れられましたが、利用されなくなった人をチェックする必要性は余りないのではないかと思います。また、受講後利用していない人のために、利用方法を再確認してもらうと答えられましたが、再びオリエンテーションプログラムに参加していただけば、解決ができることではないかと思います。有効期間を決めて修了証を再発行する制度は、単なる事務量をふやすだけではないかと思いますので、いかがでしょうか。  トレーニング講習会に年間約 600名の方が受講していますが、この数年の修了証発行数がわかればお答えください。
     監視カメラは、危険行為、不正行為、不審者等の監視をするために設置されているとのことですが、これらの行為の発生件数並びに対処の仕方をお尋ねいたします。  2の生ごみのリサイクル推進について。クリーンセンターへ搬入された平成9年度の可燃ごみの量は、収集車の約1万 465トン、一般持ち込み 4,920トン、計約1万 5,385トン、そのうち約2割が生ごみとしますと、およそ 4,000トンの生ごみがリサイクルされることなく焼却処分となったことになります。結果、焼却時に使われる大量の油、大気中に出る二酸化炭素、ダイオキシンなどを考えますと、生ごみのリサイクル推進対策を図ることは必要ではないかと思います。住民のうち、特に主婦の方は、他のごみと同様生ごみに対しても関心を持っていることが、ことしの7月、8月に行いましたごみ減量化とリサイクルに関するアンケート調査にあらわれています。例を言いますと、生ごみのスイカは二、三日天日干しにしてから可燃ごみとして出している、魚類、野菜類の生ごみは、家庭菜園の肥料にしている、生ごみは全部堆肥として処理しているなど、積極的に生ごみのリサイクル、減量化に努力しています。また、焼却すると環境に悪いので、町内ごとに生ごみを出すところを決めて処理場をと答えられた方もいます。碧南市として、現在のところメタンガス発酵設備の技術開発の動向に注視していて、生ごみの処理場の設置は今のところは考えていないと、現状維持の感を受けましたがいかがでしょうか。もし、メタンガス発酵設備の技術開発が近い将来された時、碧南市として導入されると受けとってもよいのでしょうか。お尋ねいたします。  あおいパークの体験農園には堆肥場があり、一定期間熟成させて肥料として使用しているとお答えになりましたが、それならばそこを少し拡大し、市内の公共施設から日々大量に出る残菜、残飯などの生ごみを一括搬入し、生ごみの肥料化の推進をしてはいかがでしょうか。  幼稚園、小中学校の給食の残飯は、安城市の養豚場に委託料を払って処理されていますが、いつ中止になるかもわかりませんし、体験農園では現在化学肥料を使用していますが、今後生ごみの肥料で収穫できる農園を一部試験的に試みられてはと思います。お答えください。  以上で2回目の質問を終わります。 126 ◆教育部長(小林 諄君) 議長、教育部長。 127 ◆議長(生田哲也君) 教育部長。 128 ◆教育部長(小林 諄君) それでは、私から件名1、トレーニングルームについて2回目の質問にお答えさせていただきます。  まず、専門業者名と委託料及びメンテナンスの内容についてでございます。平成9年度決算分では、委託業者名はセノー株式会社、委託料は年間33万 3,900円で、メンテナンスの内容は、チェーンや滑走体の注油、グリップの磨耗、オーバーホール等であります。日常行うことは外観点検、ウエイト数等の点検、パットの破れやウエイトトレーニング用シャフトの点検、交換などであります。  次に、修了証の5年ごとのチェックでありますが、先ほど申し上げましたように、体育館オープン以来、トレーニング器具を使われなくなった人の分も含め、手書きのデータがすべて残っていますので、これをコンピュータ処理するとともに、5年ごとに一度利用状況の確認をさせていただくために、この方法を導入いたしました。不要なデータをいつまでも残して管理しているよりも、たびたびチェックをすることは必要なことだと思いますし、これに係る事務量もわずかであると思っています。  過去数年間の年度ごとのトレーニング修了者数は、平成6年度 700人、平成7年度 599人、平成8年度 509人、平成9年度は更新者も含めて 1,213人であります。  最後に、監視カメラに対する御質問でありますが、利用者以外の方の入室が数件あり、利用者の邪魔にもなり危険でもあるので、その旨お話をして退室をしていただきました。  いずれにいたしましても、今後の利用者の皆様方に楽しみながらトレーニングができるような器具の導入も含め、御要望のございましたことも参考に、体育館のトレーニングルームの整備を順次進めていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。 129 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 130 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 131 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 2回目の御質問にお答え申し上げます。  メタンガスの発酵設備につきましては、民間企業において新技術の開発に取り組まれている段階でございまして、今、本市が導入するかどうかの判断を行う時期ではございませんので、よろしくお願い申し上げます。  それから、2点目の御質問で、市内の公共施設から生ごみの堆肥化につきましては、御質問の趣旨は十分理解をいたしますが、堆肥が完熟するまでの過程では時間もかかります。この間に臭気、汚水、蚊、ハエなどいろんなことが発生いたします。単に農産物の生産のみで、第三者の方々の出入りがなければ余り問題にならないわけでございますが、あおいパークにおきましては、レストラン、おふろ、産直市、もぎ取り農園等、市民の皆様方がそれぞれの目的を持って来園されます。施設を運営する立場の側からいたしますと、園内の快適環境の保持は欠くことのできない条件の一つでございますし、現在の施設のスペース等では無理がございますので、設置については当面考えておりませんので、よろしくお願い申し上げます。 132 ◆8番(石附滿江君) 議長、8番。 133 ◆議長(生田哲也君) 8番。 134 ◆8番(石附滿江君) 3回目の質問をいたします。  1のトレーニングルームについて。利用者の方が楽しみながらトレーニングできるような器具の導入、またオリエンテーションプログラム並びに指導員の増加などの要望を参考に、順次整備を進めてくださると前向きに答弁していただき、本当にありがとうございます。つけ加えるなら、監視カメラではなく人の目で見守ってくださるシステムづくりも要望いたしたいと思いますので、お願いいたします。  2の生ごみのリサイクル推進について。1回目の質問で申し上げましたように、栗沢町では現に生ごみ処理機でできた肥料を体験農園で利用していました。小屋のような小さなスペースです。近くで言いますと、豊橋市で生ごみを利用して堆肥づくりをしていると聞いています。ほかにも山形県の長井市、仙台市も生ごみのリサイクル化に取り組んでいるとテレビで報道されていました。市民の体験農園を有効に利用していただくためにも、PRとしてあおいパークの近くに土地を確保し、微生物による生ごみの堆肥化をすれば、臭気、汚れ、蚊、ハエなどの発生は余りないと思います。焼却量よりリサイクルによる堆肥化の方が安価である例もあります。現行のEMぼかし、生ごみ処理機、コンポストと並行して、市の公共施設をモデルとし、生ごみのリサイクル化ができるような何らかの手を打つよう研さんを積んでいただき、また同時に施設から出る残飯の量が減少するような指導をしていただくことの2点を要望といたしまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。 135 ◆議長(生田哲也君) 以上で、石附滿江君の一般質問を終わります。  次に、宮田裕之君の一般質問を許します。 136 ◆2番(宮田裕之君) 議長、2番。 137 ◆議長(生田哲也君) 2番。 138 ◆2番(宮田裕之君) 議長の発言許可を得ましたので、通告書に従い質問してまいります。  まず最初に、東部市民プラザについてお尋ねいたします。そもそも、東部市民プラザ構想の始まりは、小林市長の時代、北部には西端農業者コミュニティセンター、南部には南部市民プラザが建設されているが、旭地区には幼稚園もなければ、地域住民が集うことのできる施設もない。ぜひ東部にも、子供から高齢者まで利用することのできる公共施設の建設をと、地元の方々からの要望を受けて、当時の地元市会議員4名で市長に申し入れをし、準備が進められてきたものであります。そして地元住民から、用地は提供するが、碧南市で最高の施設を建設してほしいとの御意見に対し、市として地元の意見を尊重し、推進状況を報告しながら進めてまいりますと答弁をいただいてきたところであります。しかし、土地区画整理役員会や町内会など、地元説明会での意見・要望は、温泉を掘ってほしい、南部プラザの3倍の用地があるので立派な施設を建設してほしいなどの要望に対し、執行部は一貫して、プラザの施設規模は南部プラザと同等程度、アリーナの天井高は10メーターから12メーター、消防署分署は北分署と同等のもの、地上2階建ての施設を考えている、おふろは温泉でなく普通のふろでいく等の答弁でした。そうした矢先、市長は平成10年度施政方針で、自治体温泉の調査をやってまいりますと発表。それでは今まで企画部長が温泉に対して、否定し続けてきたことは何だったのでしょうか。また、基本構想、地上2階建てから地下1階、地上3階建ての基本設計へと大きく変更した理由についてお答えください。  次に、(2)総事業費についてお尋ねいたします。どのような建物を建設するにも、予算計画があると思います。どのくらいの事業費を念頭に置き、基本設計委託をされたのでしょうか。用地費、地盤改良、消防署分署及びプラザ施設の建設費、それに付随する工事費を含めた総事業費についてお伺いいたします。  次に、(3)自治体温泉の調査状況について質問いたします。予算審査特別委員会の総括質疑で、本気で温泉を掘る計画であれば、東部プラザ施設の設計を根底から変更する必要があるのではないかと指摘してきたところであります。6月定例会の3番議員の質問では、温泉調査は8月いっぱいでまとめますとの御答弁でした。調査状況についてお答えください。  次に、通告第2、市民サービスについて質問いたします。市長は、目の高さで思い合える行政を掲げ、これまで地区懇談会の実施、広報へきなんの充実、日曜日市役所本庁の開庁など、積極的に市民サービスに徹しられている姿は、大いに評価するものであります。しかし市民の中には、市の方へ相談やお願いに行っても、予算がない、所管が違うと、職員の皆様が献身的に市民サービスに当たっておられるにもかかわらず、対応が悪いなどの苦情もあることも事実であります。私は、これまで千葉県松戸市の事例を取り上げ、市民要望にすぐ対応できる予算と職員を配置した「すぐやる課」の設置を、2度にわたって提案してまいりました。市長からは、職員全員にすぐやるという意識を持たせていくとの御答弁をいただいてきたところであります。しかし、現状は余り改善されていないように思います。「すぐやる課」の設置についてお伺いいたします。  次に、(2)市内巡回パトロールの成果と課題についてお尋ねいたします。ことし5月から7月までの期間、どのようなところを巡回され、どのような成果を上げられたのでしょうか。住民の間には、いつ巡回しているのと、全く反応がありませんでした。また、あわせて、今後の課題につきましてもお聞かせください。  次に、(3)市民大学校の開催についてお尋ねいたします。現在、市長が進めているサービスの内容は行政主導で、市民はあくまで一方的に行政サービスを受けるというスタイルであります。魅力あるまちづくり、活気あるまちづくりを進めていくには、行政と市民が一体となって推進することが重要ではないでしょうか。平成9年9月本会議で提案いたしたことでありますが、例えば市民から財政、行政のシステム、環境問題、介護や国民健康保険などについて教えてほしいと要請があれば、所管の職員が出かけて行って、市民に納得していただく勉強会、いわゆる出前講座の開催を訴えるものであります。市民総踊り大会「元気ッス!へきなん」には、出演者、見物人を合わせると約4万人の市民が一同に集い、大盛況だったではありませんか。市民が納得し協力すれば、大きな成果が上がることの成功例ではないでしょうか。市民大学校の開催についてお聞かせください。  次に、通告第3、衣浦ポートアイランド廃棄物最終処分場について質問いたします。来年2月から、ポートアイランド第3工区に、一般廃棄物、産業廃棄物の受け入れが開始されると伺っております。そこでお尋ねいたします。1日の搬入車両台数の見通しはどうでしょうか。平成8年、環境事業センターからの報告では、1日当たりすべて4トン車と仮定すると最高 282台、すべて10トン車で計算すると 113台との報告を受けていたと記憶しておりますが、現在各中小企業、商工会議所、各自治体との話し合いの中で、廃棄物の搬入車両の見込み台数はどのくらいでしょうか。御案内のごとく、衣浦ポートアイランド橋は片側通行で、橋の長さは 364メートルもあります。搬入車両と搬出車両の通行がスムーズに運行できるのでしょうか。お伺いいたします。  次に、(2)環境保全対策及び廃棄物のチェック方法について質問いたします。平成2年調査設計を開始して以来今日まで、環境保全を念頭に工事を進め、水漏れや海水汚濁防止に全力で取り組んでまいりますと、たびたび開催された臨海対策特別委員会で報告を受けてまいりました。しかし、突然水漏れの心配ありとのことで補強工事の開始、それによって廃棄物の受け入れ時期が遅くなるのではないでしょうかと、私は6月24日に開催された臨海対策特別委員会で質問いたしました。その時、執行部は、若干おくれるのではないかと聞いているとの答弁でした。しかし、過日行われた臨特で、受け入れ時期の大幅な変更であります。若干おくれるとは、数カ月もおくれることでしょうか。どうも市民感覚とかけ離れているように感じられます。そこで改めてお伺いいたします。現在整備している工事内容で、絶対環境が悪化することはないのでしょうか。平成8年に御説明いただきました環境保全を目的とした対象施設について、再度確認させていただきます。1、飛散防止、2、悪臭防止、3、害虫防止、4、浮遊ごみ防止、5、内水汚濁防止、6、浸出水対策施設、以上につきましてお答えいただきたいと存じます。また、廃棄物の中に有害物質が紛れ込まないように防止するチェック方法についても、詳しくお示しください。  次に、(3)最終処分場の管理体制についてお尋ねいたします。事務員、業務委託職員など、衣浦港ポートアイランド環境事業センターは何名体制で運営されるのでしょうか。また、土日祝日や夜間の管理体制についてもお伺いいたします。  次に、通告第4、中部電力碧南石炭火力発電所の地域共生施設について質問いたします。私は、碧南石炭火力発電所1号機から3号機の立地に際し、環境保全に力点を置きながら市民にも親しんでいただける共生施設整備を、浜岡の原子力館や名古屋の電気の科学館を例に挙げ、訴えてまいりました。しかしでき上がったものは、子供向けのPR館と野鳥が飛来しない野鳥の池であります。今後、4、5号機が増設されると、石炭火力では日本一の規模となります。その施設に見合った地域共生施設整備をお願いしたいと思うわけでありますが、市長は中部電力にどのように働きかけをされていかれるお考えでしょうか。御所見をお伺いいたします。  以上で、第1回目の質問を終わります。 139 ◆企画部長(石川利也君) 議長、企画部長。 140 ◆議長(生田哲也君) 企画部長。 141 ◆企画部長(石川利也君) 私からは、宮田議員の1の東部市民プラザの(1)と(2)、それから2番目の市民サービスについてお答えさせていただきます。  まず、1番目の東部市民プラザについて、(1)の地元説明の内容から大きく変更した理由についてということでありますが、昨年4月から6月にかけまして、それぞれの関係の地元の方に説明を申し上げました。建物の延べ面積を 3,000から 4,000平方メートル、南部プラザ程度、RC2階建てとしていきます。そして今回の基本設計の中では、延べ面積が日本設計の4,616.10平方メートル、地下1階、地上3階と報告させていただきました。このことは、何回も御説明しておりますけれども、周辺の農業施設との兼ね合いで日照の問題もあり、建物の高さの制約あるいはまた体育施設と言いますか、アリーナについて南部プラザは天井高は8メートルですけれども、質問者も言われましたように、利用者からはちょっと低すぎるということで、昨年の説明でも10メートルから12メートルを確保していきたいという説明をしております。今回、この考え方の中で、基本設計では 10.85メートルが確保できた形になりますけれども、高さから言って実質2階が3階という構造になりました。また、決定しました基本設計の特色は、地域コミュニティの交流を重視するということでいろんな提案がなされておりますが、例えば1階の喫茶室から3階まで吹き抜けとなったり、あるいは地下1階のロビーにサンクンガーデンなどつなぐ空間を持たせているというような特色があります。このように、高さと面積の制限の中で、東部プラザを旭地区の基幹施設としたいという考え方から、地元の御要望に近づける努力をしたことからのものであるというふうに御理解いただけたらというふうに思います。  2つ目の(2)総事業費はということでありますが、地元の説明では、当初南部プラザの、これは平成3年にできたものですけれども、8億 9,000万円余、それから西端の北分署が 6,600万円余ですけれども、大体この程度以上のものを想定しているという説明をしております。そして、今回の8月18日の全協で、事業費はという質問に対しまして、大体めどとしまして1平方メートル30万円と答弁しております。基本設計となります日本設計の提案では、御承知のとおり、プラザが4,616.10平方メートル、東分署が734.20平方メートル、消防会館が97.2平方メートルで、合計しますと 5,447.5平方メートルでありますので、これを1平方メートル30万円とすれば、16億 3,425万円余というふうに計算できますけれども、これはあくまでも基本設計ということで、今後実施設計を詰めていく中で設計金額ができ、建築工事の入札となりますので、この金額はあくまでも確定したものでなくて、一つの目安と考えていただけたらと思います。また、用地はということですけれども、平成10年度の当初予算で計上しましたものを、今回財源の関係で補正減をしておりますが、10億 767万円余の計上をして、また今回補正したということであります。地盤改良とか、その他の関連する工事はということでありますが、先ほども言いましたように、今後の実施設計の中で検討していく形になります。平成11年度の予算編成において確定していく形になります。よろしくお願いいたします。  2つ目の市民サービスについてでありますが、(1)で「すぐやる課」の設置をという提案でありますが、今のところ設置は考えておりません。ただし、その趣旨は全く同感であります。市民からの要望は、市長への手紙とかまちの巡回パトロール、地区市民懇談会などで出されたものはすべてすぐやるように指示をしております。わからない場合は現場に行って確認する、本人に事情を聞く、その上で対応策を協議し、時間がかかりそうな場合はその理由を説明するよう指導しております。いわば、市役所の部、課、係がすべて「すぐやる課」であってほしいと考えております。要望があってから処理する、出前行政から何かありませんかということで市民に問いかけする御用聞き行政に、市職員の姿勢が転換できればと考えております。改善されてないという御指摘でありますが、さらに今後、会議とか研修等を通じて職員と話し合っていきたいと思います。  2つ目の市内巡回パトロールの成果と課題についてということでありますが、御用聞き行政といたしまして、まちの巡回パトロールを5月21日から7月の30日まで、毎週火曜日と木曜日に実施、延べ41回行いました。庁内各課の課長補佐と係長が2人1組となりまして、基本的には3町内会の区域を午前中パトロールし、その中で町内会長宅や区民館を訪問して、意見とか要望をお聞きしてまいりました。結果、 291件の要望があり、内容は道路、側溝、舗装など 106件、交通安全対策のカーブミラーとか標識設置など34件、公園の整備23件、ごみ処理、草刈りなど28件、防犯灯設置など20件、下水道関係が18件でした。この処理状況は、8月末で考えますと処理済みが 106件、36.4%、今年度内に対応できるもの14件、検討または来年度以降の対応ができるもの34件、県など関係機関に依頼したもの33件、そのほかは、その場で市の方針等を説明し承知していただいております。このまちの巡回パトロールについて、町内会長さんのアンケートをしました結果では、よかった点といたしましては対応が早かった、現場を見ながら話ができてわかりやすかった、市政を身近に感じました、職員が小さなことまで耳を傾けてくれるなどうれしかったということがありました。悪かった点では、平日は都合がつかないとか、処理結果の連絡がないとか、回答が事なかれ主義であったとか、あるいは税金のむだ使いという意見もありました。改善してほしい点といたしましては、商店などいろんなところに顔を出してほしい、夜の方がよかったとか、あるいは町内会長だけではなくて役員宅にも回ってほしいというような要望がありました。また、このパトロールに従事しました職員のアンケートでは、市民の声を直接聞き勉強になった、特定の課に要望が集中し大変だった、話を聞くだけで終わってしまった、町内会長宅を回るだけで時間が過ぎて本来のパトロールができなかったという反省点も出ております。このことにつきまして、8月の19日に庁内で関係者の会議を開きまして、今後の実施方法などについて協議したわけでありますが、結果、全体としては実施してよかった、パトロールの効果はあったと考えていますが、多くの反省点もありますので、秋にもう1回実施しますが、その時期とか実施方法、さらに先ほど言いましたように改善すべき点がありますので、改善すべきところは改善して協議して実施していきたいというふうに思っております。  (3)の市民大学校の開催、出前講座をということでありますが、このことにつきましては、平成9年の9月あるいはまたことしの10年の3月に、それぞれ御提案をいただきました。そこでも答弁しておりますけれども、検討は現在しておりますけれども、講師となる市職員の資質向上のための研修とかマニュアルづくり、あるいは出前講座の担当課をどこにするとか、庁内調整の体制づくりなど、いま少しまだ問題がありますので、同じ回答となりますが、少し時間がいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。  以上です。 142 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 143 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 144 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、件名1の東部市民プラザについての(3)の自治体温泉の調査状況についてお答えをさせていただきます。  天然温泉につきましては、去る3月議会、6月議会においても御質問をいただいているところでありますが、一応の調査をさせていただきまして、その結果をもって議会に報告をしたいと申し上げてまいりました。そこで、地質、地震について研究をしてみえます名古屋大学に御相談を申し上げ、中立的な立場から学術、文献及び大学の必要と思われる調査により、東部プラザの位置を特定し調査をお願いしてまいりました。過日、委託先の名古屋大学の教授から口答でお聞きしました範囲で申し上げますと、湧出量につきましては、この地域の地層及び断層からして、実際に掘削してみないとわからないということの内容でありました。また、泉質は周辺の状況からして海水に近い濃度の塩分を多量に含むことが予測され、塩害の恐れがあるかもしれないと思われることの内容が主でありました。調査報告書が近々提出されますので、報告書をいただきましたら議会に御報告を申し上げてまいります。  以上でお答えとさせていただきます。 145 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 146 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 147 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、3の衣浦港ポートアイランド廃棄物最終処分場についてお答えを申し上げます。  まず、(1)の搬入車両台数の見通しについてでございますが、財団法人衣浦港ポートアイランド環境事業センターでは、現在廃棄物受け入れ準備と廃棄物排出事業所への業務内容の周知を行っているところでありまして、まだ受け入れ廃棄物量の確定はいたしておりませんので、搬入車両台数の把握ができていないとのことであります。したがいまして、現時点で答弁申し上げることのできる数値は、御質問者のおっしゃいました基本計画時の予想台数でございまして、ピーク時には1日当たり10トン車換算で 113台が見込まれております。なお、搬入搬出車の橋の通行につきましては、信号機により操作を行うこととされておりまして、その運用面は現在検討中であると聞いております。  次に、(2)環境保全対策及び廃棄物のチェック方法についてでございますが、廃棄物最終処分場としての環境保全対策は、まず1の飛散防止の関係でございますが、処分場の受け入れ廃棄物の性状から飛散の可能性が少ないということからいたしまして、埋め立てた後に散水することと、即日覆土するということなどの対応が考えられています。2つ目の悪臭防止対策につきましては、日常の悪臭防止対策としては、埋め立て後、土砂等で覆土して悪臭発生を防止し、万一悪臭が発生した場合は消臭剤を散布して悪臭防止に努めるとしています。3つ目の害虫防止につきましては、埋め立て後の覆土により害虫の発生をかなり抑えることができますが、夏期においては害虫の発生する可能性も高くなるので、このような場合は害虫防止用薬剤を散布することとしております。4つ目の浮遊ごみ防止につきましては、本処分場の海面埋め立ての水深が約7メートルでございます。浮遊ごみが発生した場合、必要に応じて清掃用ボートで清掃を実施することとしております。5つ目の内水面の汚濁防止につきましては、特に施設の対策は施していないということであります。6つ目の浸出水対策施設は、気象条件、埋立工法を勘案して、計画処理水量を想定し、流入水及び流出水の水質を測定した後、処理方式の検討を行い、搬入管理設備、取水前処理設備、カルシウム除去設備、生物処理設備、凝集沈殿設備、ろ過設備、活性炭吸着設備、キレート樹脂吸着設備などを備えた排水処理施設を建設いたしまして、周辺環境に影響を与えないようにした後、場外へ排水をいたします。  なお、埋立業務開始後の埋め立て状況を見て、必要に応じて対策を検討すると聞いております。  次に、廃棄物のチェック方法でございますが、まず第1に、廃棄物が適正なものであるかの事前書類審査を行います。その際、必要に応じて廃棄物の溶出試験の計量証明書と、廃棄物のサンプルを提出していただきまして、安全確認の上、搬入許可を行うこととしております。また、許可廃棄物の搬入に際しましては、現場で目視並びに開示検査を行いまして、適切な埋立業務を行うことになっています。  (3)の最終処分場の管理体制についてでございますが、職員体制は12名を予定いたしておりまして、現在事務局長1名、総務担当3名、埋立事務4名並びに埋立業務4名が配置されまして、埋立事業の開始に向けての廃棄物動向調査、排出事業所調査、排出事業所へのPR、最終処分場の管理運営方法の検討、受け入れ管理施設の管理などの業務を行っております。埋立業務開始時になりますと、総務担当3名、廃棄物受け入れの申し込み事務及び搬入廃棄物の受け付け、並びに目視検査などで4名、施設管理、埋立地の管理並びに現地検査などで4名を配置する予定でありまして、そのほか業務委託職員といたしまして、現時点では排水プラント管理委託関係で2名、埋立作業委託関係で2名を予定をいたしております。なお、管理体制は警備保障会社へ委託するとともに、消防本部とも連絡を密にするなど万全の体制を予定をいたしております。  以上で答弁とさせていただきます。 148 ◆助役(永坂賢二君) 議長、助役。 149 ◆議長(生田哲也君) 助役。 150 ◆助役(永坂賢二君) 私からは、4点目の碧南石炭火力発電所のうち2、共生施設について御答弁を申し上げたいと思います。  中部電力の碧南火力4、5号機の増設につきましては、皆さん方の深い御理解と御協力を賜りまして、昨年12月、公害防止協定並びに建設工事中の環境保全計画に係る覚書をし締結しまして、現在4号機は13年11月、5号機は14年11月の運転を目指して建設工事が進められているところでございます。共生施設の整備でございますが、御承知のように、1~3号機建設に伴いまして、地域共生施設といたしまして事業者によりまして、碧南火力発電所のPR館として碧南たんトピア、公園施設の一部として釣り広場が整備され、碧南たんトピアが平成4年、釣り広場が平成6年にオープンされて利用されてきておるところでございます。  この碧南たんトピアはオープンから6年を経過し、施設、展示内容も古くなってきておるわけでございまして、4、5号機の建設を契機に、より親しみやすい共生施設の整備を目的としまして、碧南火力発電所地域開放施設協議会を組織しまして、5号機が運転開始する平成14年を目安に、リニューアルと周辺の整備について協議を進めているところでございます。現在の計画では、PR館の碧南たんトピアの内容の一新、参加体験型の自然と科学と技術に触れる体験を重視したような内容にし、あわせて楽しみの多い、いわゆる娯楽的な機能、あるいはコミュニティ機能を加えた方向ではいかがかということで検討も進められておるところでございます。  また、今回はPR館のリニューアルとあわせまして、たんトピアの南側については、レクリエーション型緑地、これも参加庭園的なものにしてはどうかという方向で、今、検討協議を進めておるところでございます。  さらには、現在たんトピアの南側の野鳥池のこの移設、あるいは見学者への便宜を図るためのボイラーのトップ展望台へのいわゆる誘導と言いますか、そちらの方に行けるようにするというようなことも踏まえまして、全体的にまだ確定いたしてはおりませんが、今この協議会において協議いたしておるところでございます。今後も、共生施設の整備運営につきましては、市民の皆さんの要望を踏まえまして、全国の火力発電所の整備状況、これらも十分調査、参考にいたしまして、親しみやすい市民に広く利用していただける共生施設の整備をお願いしてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でお答えとさせていただきます。 151 ◆2番(宮田裕之君) 議長、2番。 152 ◆議長(生田哲也君) 2番。 153 ◆2番(宮田裕之君) 2回目の質問をいたします。  まず、東部市民プラザについてお伺いいたします。地元の説明から変更した理由は、コミュニティ交流を重視するため、1階から3階まで吹き抜けとし、地下1階のロビーサンクンガーデンにつなぐ空間を持たせたという御答弁でありました。よく理解できません。わざわざ地盤の悪いところに地下室をつくる必要があるんでしょうか。コミュニティ交流を重視すると、なぜ地下1階に会議室なんでしょうか。図書館で比較してみるとよくわかると思います。周囲から自然光が多く入る南部市民プラザの図書館と、余り太陽光が入らない市民図書館では、雰囲気が全然違うではありませんか。東部プラザ建設用地は、南部プラザと比べて敷地に余裕があります。自然の光を受けながら、朗らかな対話の弾む施設づくりを進めていくことが重要ではないでしょうか。また、3階まで吹き抜け、地下室まで太陽光を取り入れるなど、実用的でない設計に血税を使うことはいかなるものでしょうか。市民感覚を無視したヨーロッパの城のような市庁舎の設計は、住民の批判の的となり、大幅な設計変更をしたではありませんか。基本構想から大きく変更した理由について、納得のできる御答弁をお願いいたします。  次に、(2)総事業費についてお尋ねいたします。先ほどの御答弁では、プラザ、東分署、消防会館あわせて 5,447.5平米、平米単価30万円とすれば16億 3,425万円となるとの御説明でございました。確かに金額的に見ますと、南部市民プラザ北分署と比較して約6億 8,000万円の事業費の増額と、当初から住民が主張していた立派な施設構想に近づいているように思われますが、地元住民からの要望である図書館、女性会館やトレーニング室がありません。地元の要望に沿うような設計変更をするお考えがあるんでしょうか。改めてお伺いいたします。  次に、(3)の自治体温泉について質問いたします。それでは調査結果はいつ発表になる予定でしょうか。明確にお答えください。  次に、市民サービスについてお尋ねいたします。「すぐやる課」の設置につきましては、市民からの要望はすべてすぐやるように指示しているので、今のところ「すぐやる課」の設置は考えていないとの御答弁でありました。それではお聞きいたします。平成7年決算特別委員会で取り上げたアシナガバチの駆除対策については、どのように改善されているんでしょうか。スズメバチの駆除ともなれば、専門の業者にお願いすることがベターかもしれませんが、その他のハチの駆除についても、市の方へ問い合わせると、市役所では対応できないので業者を紹介します、料金は1回3万円ほどかかりますとの答弁であります。せめて市の方で防虫ネット、伸縮自在の棒、殺虫スプレーなど常備すべきではないでしょうか。また、平成8年、市長への手紙に投稿されている悪臭対策は、どのように処理されたのでしょうか。福清水町4丁目のマルスギ株式会社社宅、家庭雑排水をすぐ横に整備されているふたつきの側溝に流さず、わざわざ住宅の密集しているふたのない下水にたれ流している問題であります。そのほか、市民が雑草の刈り取りをお願いすると、火災の心配のある枯れ草は消防署、それ以外は農務課の方へ連絡してくださいとの対応であります。側溝の掃除にしても、市民は土木の方なのか、下水へお願いすべきかわかりません。さらに、道路の舗装の修復にいたしましても、上下水道部担当か建設部でやっていかれるのか、判断に迷う場合があります。ともかく市民としては、所管ごとの仕事の内容説明は必要なく、お願いしたことに素早く対応していただけることを望んでおります。「すぐやる課」の設置につきまして、再度お伺いいたします。  次に、(2)市内巡回パトロールの成果と課題について質問いたします。5月21日から7月30日まで市内巡回パトロールを実施し、 294件の要望を受け、これまで 106件処理をされたとの御答弁をいただきました。短期間ですぐ対応された職員の皆様に、敬意を表するものであります。さて、職員のアンケートを見ますと、市民の声を直接聞き勉強になったとの回答の反面、町内会長宅を回るだけで時間が過ぎ、本来のパトロールができなかったと反省の弁もあります。市長が提案された巡回パトロールはどのようなものなのでしょうか。市内を巡回し、市民と対話をすることに重点を置くというのであれば、車で走っていては難しいのではないでしょうか。自転車で市内を回るとか、1カ所に車をとめて地域住民と歩くなどしなければ、市民の声は伝わってこないと思います。私は発想の転換をして、市民が集まるところに執行部が出かけて、苦情、要望を聞く方法にしてはと提案するものであります。碧南市では、市内99カ所で資源ごみの分別回収を実施しております。その場所に、市長を先頭に執行部が2時間立たれて、御意見を聞いていくスタイルにしてはいかがでしょうか。市長の御所見をお伺いいたします。  次に、(3)市民大学校の開催についてお尋ねいたします。市職員の資質向上のため、研修、庁内の体制づくりなどいま少し時間をいただきたいとの御答弁をいただいたわけでございますが、企画課が窓口となって各所管から得意とする講座名を出していただければ、実施できるのではないでしょうか。例えば、「健康お任せ教室」健康課、「碧南市の防災について」総務課、「これからのごみについて」環境課、ビデオを利用しながら「賢い消費者になるための講座」商工課など、それぞれ各課から提出していただければ、即実行できるのではないでしょうか。お答えください。  次に、衣浦ポートアイランド廃棄物最終処分場についてお尋ねいたします。ポートアイランド橋の通行については、信号機の操作により行う、その運用面については現在検討中であるとの御答弁でありました。午前中、搬入車両が数多く並ぶことが予想されます。搬入、搬出がスムーズに運行できるため、信号機の点滅間隔はどのくらいに設定されるお考えでしょうか。また、衣浦港務所に対し、早期にポートアイランド橋2車線化の整備をお願いすべきではないでしょうか。お伺いいたします。  次に、(2)環境保全対策及び廃棄物のチェック方法について質問いたします。害虫の発生時には、害虫防止用薬剤を散布されるとの御答弁でありましたが、どのような薬剤を使用する予定でしょうか。土壌や水質汚染の心配はないのでしょうか。お答えください。  次に、水質汚濁対策についてお尋ねいたします。内水汚濁防止施設の対策は施さないとの御答弁でありましたが、定期的に処理場の水質調査並びに周辺海域の海水調査は実施されるのでしょうか。お伺いいたします。  次に、廃棄物のチェック方法については、事前の書類審査と廃棄物のサンプルを提出していただき、安全確認の上搬入許可を出す、そして現場で目視並びに開示検査などを行い、埋め立て業務を行うとの御答弁でありましたが、それだけで有害物質を持ち込ませないという防止策になるのでしょうか。他市の処分場において、事前のサンプルと搬入された廃棄物の分析内容が時々異なり、受け入れ中止を宣告するという事例があると伺っております。例えば、横浜市南本牧廃棄物最終処分場では、すべての搬入車両を目視検査と、その場で廃棄物のサンプルを取って、オートアナライザー検査でシアンや六価クロムのチェック、ICP検査で重金属のチェックを実施しております。こうした厳重なチェック方法を取り入れるべきだと思います。御所信をお伺いいたします。  次に、碧南石炭火力発電所の地域共生施設についてお尋ねいたします。先ほど助役からは、平成14年をめどに周辺整備とたんトピアの内容の一新などを行っていくという内容でございました。しかし、今まで整備された碧南たんトピアを見ますと、事業費が約10億円。風力発電と太陽光発電で2億円。釣り広場で1億 5,000万円でございます。他市の火力発電所を見てみますと、能代火力発電所が事業費が23億円でございます。内容としましては、熱帯植物園、能代ねぶながし館とか野球場、テニスコートを整備しております。川越火力発電所におきましても、電力館のほかに余熱を利用した温水プール、中部圏を 1,600分の1の地形に縮小したミニチュアの模型とか、そういうものを整備されております。また、横浜の火力発電所を見ますと、事業費は20億円で、本格的な天然の芝を張った軟式の野球場、フィールドアスレチックや遊歩道、多目的ホールやエアロビや社交ダンスができるフリーフロアー、ミニコンサートの開催できるホールとか、電力プラザが設置されているわけでございます。先ほども1回目の質問で言いましたように、日本一の石炭火力発電所ができるわけでございますから、ぜひともそれに見合う施設整備をお願いしたいと思いますので、再度助役から御答弁をお願いいたします。  以上で2回目の質問を終わります。 154 ◆企画部長(石川利也君) 議長、企画部長。 155 ◆議長(生田哲也君) 企画部長。 156 ◆企画部長(石川利也君) 2回目の質問に対して答弁させていただきます。  初めに、東部市民プラザについてのうち、基本構想からやっぱり変更した理由はということでありますが、6月の24日の市議会協議会で説明しましたこの東部プラザの基本的内容に加えまして、建築の立場としての建物、外装には、地元産業の製品利用を、あるいはまた愛知県人にやさしいまちづくり推進に関する条例に適合する内容などの条件を加えた内容の仕様書で、コンペに参加する10社に対して指定したわけであります。この範囲内で10社から特色のある提案がそれぞれされたわけです。例えば、延べ床面積で言いますと最低が 4,616.1平方メートル、最高の会社が 4,696平方メートル、また浴槽で言いますと、男性用のみで1槽という会社もあると思えば、6槽というバラエティに富んだ提案もありました。これら各社の提案の中から、各階の利用方法とか配置などを比較しまして、設計審査会として2回の投票の中で、ナンバー9の日本設計の案が決定されたということであります。設計変更の考えはというお話もありましたけれども、この基本的な内容につきましては、地元の関係者のそれぞれの説明、あるいは市議会で了解をいただいておると思います。また、コンペ、いわゆる設計競技でありますので、基本的にはこの日本設計の提案された作品の範囲内で実施設計を進めてまいりますが、ただ詳細な手直し等は当然出てくるとは思いますので、それは協議の中で決めていきたいというふうに思っております。御了解いただきたいと思います。  そして、総事業費とか財源内訳についてもお話がありましたけれども、今から実施設計を確定していく中で、当然事業費が決まっていきますし、そのほかの物件費なども含めた総事業費は積算される、いわゆる見積もっていくことになると思います。  また、財源につきましても昨年の実施計画の説明の際、説明しましたように、お話のありました中電の協力金とか電源の交付金は予定はしておりますけれども、これもあくまでも平成11年度の予算編成の中で、総事業費とか財源内訳は確定していくことになると思います。その時にはまた説明申し上げたいと思います。  2つ目の市民サービスについてということであります。まず、「すぐやる課」の設置をということで、アシナガバチの駆除とか家庭雑排水の問題、いろいろな問題が具体的にお話がありましたが、この中で、家庭雑排水の関係につきましてはわかりましたのでちょっと御報告をさせていただきます。9年の3月7日に該当の方からお手紙をいただきまして、最終的に先ほどお名前の出ました会社の方とお話して、4月の3日の日にその方に市長の手紙として回答させていただいておりますが、その問題となりました排水路と言いますか、それが個人地でありますので、碧南市が施工するということはできませんので、その会社の方に改善してほしいということの要望もして、御本人も了解をいただいておるというふうに私どもは理解しております。ただ、先ほども言いましたように、これら住民からの市政に対する陳情とか要望の処理に関することは、基本的には調整ということで企画課の広報係が担当しております。この中には、まちの巡回パトロールとか市長への手紙とか、地区の市民懇談会と同様、要望がありますと庁内調整をとりまして少しでも早い対応を心がけていきたいと思っております。改めて「すぐやる課」の設置はということですと、考えておりませんということになります。申しわけありません。ただし、先ほども指摘がありましたように、具体的事例で市の対応が遅いというような事例がありましたら、お知らせいただきたいと思います。すぐやるよう市としても対応していきます。  それから、2つ目の巡回パトロールに関連しまして、市長を先頭に資源ごみの分別収集の場所に立って、市民の意見を聞いたらどうかという御提案がありましたけれども、まちの巡回パトロールは、当然言われましたようにそういうことであるわけですけれども、秋にもう1回実施して、いろいろ反省して来年度以降の実施方法を検討してまいりたいと思っております。この事業の目的は、おっしゃるとおり、市民の声を聞くことにあります。市民が声をかけやすいパトロールにしていくべきと考えておりますが、ただいまの御意見を含め、次回のまちの巡回パトロールについては改善をしていくよう努力をしてまいりたいと思います。  それから、3つ目の市民大学校の開催、企画課が窓口になってやればできるという御提案ですけれども、この事業も何回も言いますが、庁内が一体となって初めて市民に満足していただけるサービスが提供できるというふうに考えておりますので、いま少し検討をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 157 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 議長、市民福祉部長。 158 ◆議長(生田哲也君) 市民福祉部長。 159 ◆市民福祉部長(大河内裕君) 私からは、件名1の(3)自治体温泉の調査状況についての2回目のお答えをさせていただきます。  調査報告発表はいつかということでございますが、調査報告は早くて今週末か、遅くとも来週早々に提出されると聞いておりますので、それ以後、9月中に報告をしたいと考えております。  以上でお答えとさせていただきます。 160 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。
    161 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 162 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、3の衣浦ポートアイランド廃棄物最終処分場の(1)(2)に関連します部分につきましてお答え申し上げます。  まず、(1)の関係では、信号機の点滅間隔の御質問がございました。現行は3分間隔で行っておりまして、受け入れ開始時における車両台数は未定でございますが、一応現行の3分間隔の予定というふうに聞いております。ただ、台数が多くなってまいりますと、受け入れの弾力的な対応ということで、受け入ればかり進めておいて、中には車がプールできる部分がございますので、そういった弾力的な対応が可能であるというふうに思っております。  それから、ポートアイランド橋の2車線化の整備を要望してはということでございますが、港湾道路としての県の事業でございますので、早期に2車線化についての要望をさせていただきたいというふうに思っております。  それから、(2)の関係でございますが、まず、害虫防止用薬剤でございます。これにつきましては、一般的にはネズミとかハエ、ゴキブリ、あるいは害虫とは言えませんでしょうが、カラスなどが想定されます。ネズミにつきましては殺そ剤を使っていくことになろうかと思います。ハエ、ゴキブリ等につきましては殺虫剤ですが、これはまだ具体的に今どんなものというふうな決定がないというふうに聞いております。カラスの防護関係につきましては、捕獲箱とかテグス線などが考えられるというふうになっております。先ほども申し上げましたが、その日のうちに覆土いたしますので、害虫の発生はかなり抑えられるというふうに思いますが、夏場等においては発生の可能性も高くなりますので、こういった関係で対策を考えているということでございます。  それから、水質の関係でございます。内水面の水質検査はいたす計画になっておりません。海面に浮遊物質等があらわれますと、先ほど申し上げましたように船などで回収をする計画でございます。周辺海域での放流の関係とそれから海水調査でございますが、これは、碧南市と公害防止協定を締結いたしておりまして、その公害防止計画書の提出がされておるわけでございますが、排水部分につきましては、化学的酸素要求量を初め22項目については1カ月ごとに測定をいたします。さらに、トリクロロエチレン等を初め15項目につきましては6カ月ごとの検査をいたすことになっております。  それから、廃棄物のチェックの方法でございますが、これは先ほど申し上げましたように、書類での受け付け、そして溶出試験、あるいはサンプル提出、さらに現場での目視、これは常時目視を行うわけでございますが、そして陸上でダンピングの段階での開示検査、こういったことで現在予定をしているというふうに聞いておりまして、搬入そのものがもう安全な廃棄物を受け入れるということになっておりますので、環境への悪い影響を与えるようなものはないというふうに聞いております。  以上で答弁とさせていただきます。 163 ◆助役(永坂賢二君) 議長、助役。 164 ◆議長(生田哲也君) 助役。 165 ◆助役(永坂賢二君) 私からは、4点目の碧南石炭火力発電所の地域共生施設について、再度の御質問でございますので、お答えさせていただきます。  質問者おっしゃいましたように、例として挙げられました能代、川越、横浜等々、立派な共生施設ができて、市民に広く利用されておるという点から、この碧南火力においても同等以上の立派な共生施設を要望せよということだと思います。先ほども若干申し上げましたが、私どもといたしましては、このたんトピアのリニューアルを中心に、参加体験型の施設を、先ほど申し上げました地域開放施設協議会を通じまして強く要望し、立派な共生施設ができるよう最善の努力をしてまいりたいというふうに考えますので、よろしくお願いいたします。 166 ◆2番(宮田裕之君) 議長、2番。 167 ◆議長(生田哲也君) 2番。 168 ◆2番(宮田裕之君) 3回目の質問をいたします。  1点だけお伺いいたします。環境部長にお尋ねします。廃棄物の受け入れにおいては、危険なものは一切ないから心配ないような御答弁をたしかいただいたと思うんですが、他市の方でサンプルと分析内容が違う、そういう実例の中で、焼却灰がかなりのウエイトを占めているという報告を受けてるわけです。そういうことも含めますと、碧南市も周辺の各市町村から焼却灰も受け入れをいたしますので、やはりこの事前のサンプルだけではなくて、そのダンプカーに積まれたサンプルも再度取って分析をする必要があるんではないかと思いますので、再度御答弁をお願いいたします。  以上です。 169 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 170 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 171 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 3回目の御質問にお答えを申し上げます。  搬入される部分の中では、焼却灰がかなりあるんじゃないかと、これは御指摘のように、各自治体での焼却施設からの焼却灰、それから各企業での焼却灰、そういったものが当然搬入をされますが、特にダイオキシン関係でまいりますと、焼却灰に対するダイオキシン数値と申しますか、そういったものがまだ国で明確に示されておりませんので、国において明確な表示がされた段階で、対応策というのは考えてまいると、このように聞いておりますので、よろしくお願いします。 172 ◆議長(生田哲也君) 以上で、宮田裕之君の一般質問を終わります。  この際、暫時休憩いたします。                            (午後 3時 17分 休憩) ───────────────────・・───────────────────                            (午後 3時 29分 再開) 173 ◆議長(生田哲也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  次に、下島良一君の一般質問を許します。 174 ◆5番(下島良一君) 議長、5番。 175 ◆議長(生田哲也君) 5番。 176 ◆5番(下島良一君) 通告の順に従いまして質問をしてまいりますので、明快な答弁を求めます。  1番目に、矢作川河口堰の休止問題について、質問をしてまいります。8月14日の審議会の河口堰建設休止の提言や、18日の関谷建設大臣の休止の発表は、河口堰建設反対の運動を行ってきた一人として、当然の結果だと思っております。15日には全国の新聞、テレビなどで報道がされ、地元はもとよりお盆で帰省中の岩手県や長野県などでも話題になったという話を近所の人から聞き、建設省が計画した14の大規模ダム事業建設計画が、初の全面休止が決まり、環境破壊や公共事業のむだ使いの問題が高い関心を示しております。日本共産党は、1971年の計画発表以来、住民の皆さんと一緒に、河口堰が建設されると台風、洪水、地震の時に被害を引き起こす恐れがあること、工業用水は現状でも余っていること、漁業への影響や衣浦湾、三河湾の自然環境に重大な影響を及ぼすことなど、計画をやめるように県知事にも毎年申し入れ、昨年7月には建設省に出向き、建設中止を申し入れてまいりました。特に川口町や前浜の地元住民は、この27年間は一体何だったのかとの声を代表いたしまして、市長にお聞きしてまいります。  まず第1に、河口堰の建設期成同盟会は、役割は終わったと思いますが、当然解散をし活動を中止すべきと考えますが、お考えをお聞かせください。  2番目に、治水対策の問題ですが、碧南市側の建設省の堤防は、上塚橋から川口町のつけ根まで矢板を打ち、ブランケットの洪水敷きの建設を行い、堤防の安全性は高まりました。6月議会でも発言をいたしましたように、河口のしゅんせつ工事で河床を下げたために、堤防が下がる事態が起きております。このことは御承知のことと思いますが、いわゆる干拓堤防は全線にわたり農水省の堤防であります。河口堰の建設が中止になった現在では、農林省に要求していかれることと思いますが、お考えをお聞かせください。それとともに、今までどおり建設省に働きかけていかれるのか、今後の運動の進め方や担当窓口は建設部でこのことは行われていくのか、明らかにしてください。  3番目に、承水路のポンプ場の問題ですが、承水路の工事は終わっていないわけですが、どんな計画で進んでいったのか、お聞かせください。ポンプですが、西尾市側の承水路は小栗排水機場が1990年3月に完成して稼働しております。碧南市側の計画はどこに何カ所つくる計画であったのか、お聞かせください。  4番目に、矢作川の自然をどのように生かしていくのかですが、6月議会の市長の答弁で、審議会の環境調査などの報告をされました。河口堰の建設が休止になった現在、今までとは根本的に考え方を変える必要があると思いますが、市長の自然に対する基本的な考え方をお聞かせください。  5番目に、矢作川の漁業資源の振興について、今後どのような考え方が基本的にあるのか、お聞かせください。  6番目に、河口堰建設予定地の利用ですが、8月27日に中日新聞の特集記事の中で、防災拠点として活用することを国に要望しており、決して無意味に移転してもらったのではないことにならないようにしたいと説明に追われておるというふうに述べておりますが、どんな計画なのか、明らかにしていただきたいと思います。  2番目に、あおいパークについてお聞きします。前の質問者のお答えがありましたので、重複しないようにしたいと思います。8月31日の新聞報道でも、大変盛況な様子が出ています。今後のあおいパークの発展を願い、質問をいたします。6月議会で指摘した問題ですが、日本共産党のまず要望からお聞きいたします。おふろの時間は前倒しをして、11時から行うということでありますけれども、この11時から行うという試算はどこから出てくるのか、私としては委託をする関係からも、11時じゃなくても10時からでも行えるのではないかというふうに思いますので、その辺の委託時間、そういうものについて、もし差し支えなかったらお聞かせいただき、ぜひ10時から行えるように計画をしてください。  イのレストランの経営時間は、喫茶と軽食が午前9時から試行で行われてきておりますが、現在はどのようになっているか、お聞かせください。  ウのくるくるバスについてでございますが、トータル的に今後検討されていくというふうに、6月議会では答弁がありました。新しい提案でちょっと恐縮でありますけれども、あおいパークにバス停の停留所がありますが、日除けや雨避け、ベンチなどの設置をぜひお願いしたいという市民の要望があります。これについてもぜひ検討してみてください。  エの市民への入浴無料券について、現在のところ考えていないということでしたが、ぜひ来年度計画に入れていただきたいと、再度お願いするものであります。  オの健康器具の設置をしていただきました。市民の皆さんにとって、とても喜んでいただいております。大変ありがとうございました。  キの道路案内標識は、調査検討をしていきたいというふうにお答えをいただきましたが、その後どのように計画されておるのか、お聞かせいただきたいと思います。  (2)番の市民農園の関係の質問をさせていただきます。部長の答弁では、全体像としてはこれから十分に検討をしていくということでありましたが、特に市民農園の展示圃場をつくり、利用者の意見を聞きながら募集をかけていくようにしたらどうかというふうに、提案をしたいと思います。その場合、条件だとか利用料だとかいうのも早く決めなければならないのではないかと思いますので、そのことについてはどういうふうに今進んでおるのか、お聞かせください。  3番目に、もぎ取り園の拡張の問題ですけれども、これも6月答弁では事業の趣旨を生かすために、地元の農家による取り組みを推進する考え方であるというふうに言われましたけれども、具体性に欠ける答弁でしたので、どのように推進をされるのか、お聞かせいただきたいと思います。  4番目に、駐車場からの入り口の問題ですけれども、産直部会員は、現在 110名となっておるというふうに聞いております。荷物の出し入れや車の出入りも大変多くなってきておりますので、農家の皆さん大変難儀をしております。駐車場の舗装工事も行われるというふうに聞いておりますので、この機会にぜひ入り口をつくっていただき、便宜を図っていただきたいと思います。  6番目に、焼き芋や焼きトウモロコシ、ソフトクリームなど、ぜひ移動用の売店も含めて、この問題も考えていただきたいというふうに思います。  水産加工品の販売は、関係者との話し合いも行われてきておるというふうに聞いておりますが、いつから実施される予定なのか、お聞かせいただきたいと思います。  7番目に、アンケートの集約ですけれども、これは農家にもぜひ発表をしていただき、そしてあおいパークの情報公開をしていただき、みんなに喜ばれるあおいパーク、また農家の人たちも消費者の声を聞きながら生産をできるように、ぜひしていただきたいというふうに思います。  8番目に、無農薬、有機栽培の農産物の販売の問題でありますけれども、あおいパークに訪れる消費者の皆さんは、ともかく新鮮で野菜がおいしい、それに安いという声を寄せていただいておると思います。私たちは、その声に甘えていてはいけないというふうに思っております。農家は有機質を使えば収量がふえる、味がよくなるなど、必要性について認識が高まり、良質の有機質を手に入れるのが大変難しい中で、土づくりのために大変な努力をしていることは御承知のとおりであります。農薬の使用を少なくすることで収量が落ちたり、商品価値が下がり収入が落ちたりするなど、不安やリスクを負いながら農家が努力していることも承知しておるわけですけれども、その上に立って、なお消費者に安全で安心、新鮮なおいしい野菜を届けるために努力をし、食べる人に理解と合意ができていくことが今後の農業の生き残れる大きな道だと考えますけれども、当局の考え方をお聞かせください。  9番目に、その他の農業振興政策ですけれども、あおいパークの事業は碧南の農業のアンテナショップでもあるというふうに思います。このアンテナショップというのは、メーカーが消費者の需要動向調査のために設ける直営店というふうに辞書の中では書かれております。それを詳しく調べてみますと、消費者行動の新しい傾向を探るための実験店舗、したがって利益を上げることが目的ではない。いろいろ新しい試みをしてみて、それに消費者がどんな反応を示すかを観察する。東京の原宿に、多くの企業がこの種の店を持っています。単なる購買実験は、消費者につまらない物を買ってしまったというリスクを負わせないので、本当のことがわからない場合が多いが、実際に店で売ってみれば、購買者はリスクを負った意思を決定することになるので、その結果の信頼度は単なる実験に比べて相当高くなる。しかも実験よりコストも高いというふうにあります。まさに消費者に足を運んでいただき情報の得られる、また個人の農家ではお店は出せれないが、産直店、もぎ取り農園は、農業の情報発信基地であり、農家が消費者と交流を積み重ね、自然や農業に理解を深める施設であります。あおいパークが碧南の農業になくてはならない施設として発展するために、農家や消費者の声、栽培管理情報などを載せたあおいパークニュースやたよりを発行していくことを提案をし、第1回の質問とさせていただきます。 177 ◆市長(永島 卓君) 議長、市長。 178 ◆議長(生田哲也君) 市長。 179 ◆市長(永島 卓君) 私から、矢作川河口堰休止についてお答えを申し上げます。  これまで、幾たびか市議会各市議が御質問いただき、また先日、市議会全員協議会でも御報告申し上げたとおりでございますけれども、御指摘の面につきまして、項目別に大枠でお答え申し上げます。  まず、矢作川河口堰建設促進期成同盟会は解散するかというようなお話でございますけども、先ほどお話がございましたように、8月14日、矢作川河口堰建設事業審議委員会において、休止すべきとの答申が中部地建に出されました。これを受けて、建設大臣が18日に、河口堰事業について休止を表明されたわけでございます。市といたしましてもこれに絡みまして、建設促進期成同盟会があるわけでございますが、この問題は碧南市だけの問題ではございませんで、会長市が西尾市さんがおやりになってみえるということもございますけども、同盟会の加盟会員の方々と今後このことにつきましては十分協議をして、対応を決めていく問題であるというふうに考えておりますけども、これはそんなに長いスタンスの問題ではなくて、近々その問題について協議がなされるであろうというふうに踏んでおるわけでございます。  それから、次に、休止を踏まえて治水対策はという御質問でございますけども、本市といたしましては、従来から矢作川河口部の治水対策の推進について、建設省に要望しておりまして、またそれに対応もしておっていただいたわけでございますが、先回の審議委員会からの意見にも、矢作川河口部の治水対策は、今後とも積極的に進めていくべきとの意見が、意見書として出されておりまして、またこの具体的なる治水対策については、昨年改正をされました河川法に基づく矢作川の河川整備計画を策定する中で検討していくというふうに聞いておりますし、それから、本市もその中に参画するような形になろうかというふうに思っておるわけでございます。  それから3番目に、矢作川の自然をどのように生かしていくかというお話でございますが、平成9年に今の河川法が一部改正をされまして、今まで治水、利水に重点を置いていた内容を見直し、新しく環境の面の項目が設けられたということでございます。河川における生態系の保全と、それから水と緑の景観、また河川空間のアメニティ等の市民の親水のニーズの高まりの中、河川環境の整備と保全が位置づけされました。これによりますと、今後は河川環境、すなわち河川の持つ自然環境、河川と人とのかかわりにおける自然環境を踏まえて、河川整備がなされていくものと考えております。また、新しい河川法では、河川整備計画を策定する時に、さっきちょっと申し上げました地方公共団体の長の意見も聞くことになっておりまして、その機会をとらえて問題提起等させていただきたいというふうに思っております。  それから、4番目の承水路やポンプ設置をどうしていくのかという御質問でございますけども、この8月18日の市議会協議会で、矢作川河口堰建設事業審議委員会の答申を御報告いたしましたように、承水路等は治水上の機能を有しておりまして、今後ともその機能が十分発揮できるよう努めるべきと答申をされました。これを受けて国は、治水対策を今後とも進めていくと発表されておりまして、市といたしましても、関係機関に今後とも積極的に協議または要望をしてまいりたいという考え方でございます。  それから次に、5番目の漁業資源などの振興策はということでございますが、堰の建設が休止となりました現在、矢作川の河口は従来どおり漁業試験及び漁場環境は変わらないことになりました。したがいまして、碧南市としてというわけではございませんけども、特段の振興策は考えておらないわけでございます。  次に、6番目の川口町の堰建設予定地の有効利用について、河川公園などを建設省に要望していくのかというお話でございますが、これは堰建設予定地であり、国の管理する用地でございますので、国において矢作川治水関連事業用地等種々お考えになると思いますけども、この土地利用に関し建設省から相談があれば、地元の意見もお聞きしながら申し上げていきたいということと同時に、また市といたしましても、地元の意見をある程度前向きにお聞きする中で、建設省の方にも積極的に意見具申をしてまいりたいという考え方でございます。  以上でお答えとさせていただきます。 180 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 181 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 182 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、2のあおいパークにつきまして、通告書に沿ってお答えを申し上げてまいります。  (1)の6月議会で指摘した各事項はどう実施されたかにつきまして、要望事項がたくさんございますが、それぞれお答えを申し上げてまいりたいと思います。  まず、ふろの時間の関係でございますが、これはさきの禰宜田議員の御質問にお答え申し上げたとおりでございます。ただ、委託時間を11時というのは、管理委託先と調整の上、決定させていただいております。  それから、レストランの営業時間の関係でございますが、平日は9時から11時は喫茶、11時から15時は食事、15時から17時は喫茶、17時から21時食事、オーダーストップは20時30分ということでございます。土日も、ほぼ同じでございますが、土日につきましては、11時以降はかなり弾力的な対応になってくるのではないかというふうに思っております。  それから巡回バスの関係で、日除け、雨避け、ベンチ等の設置ですが、これはほかの公共施設等とのかかわり合いもございますから、総合的に検討をさせていただきたいと思います。  市民への入浴無料券の関係でございますが、現時点では考えておりません。  それから、道路案内標識の設置の関係でございますが、この7月に衣浦大橋東交差点に看板を設置をいたしております。今後も利用者等の意見を聞きながら、引き続き調査検討はしてまいりたいと思います。  それから、市民農園の関係でございますが、現在設計中でございまして、展示圃場等については現在考えておりません。  それから、もぎ取り園の拡張でございますが、現在利用増進2件の申請中でございます。隣接地の畑2筆、 1,482平方メートルを申請中でございます。  それから、裏口駐車場の中央部分にも出入り口をということですが、裏口駐車場の整備とあわせて検討をいたしてまいりたいと思っております。  それから、販売品の中ですぐ食べられるもの、あるいは水産加工品などの拡大というようなことでございますが、しそジュース、しそアイスの発売を行いますとともに、チリメンジャコの取り扱いも検討が今されております。事業の主旨を踏まえまして、地元農産物やその加工品を中心とした産直市としてまいりたいと思います。なお、水産加工品の販売につきましては、9月補正予算で備品の購入費について計上させていただいておりますので、御議決をいただければ、本年10月ごろから可能ではないかというふうに思っております。  それから、利用者アンケートを実施してそれにこたえてということでございますが、さきの禰宜田議員に御答弁申し上げましたとおりでございます。  次に、(2)無農薬有機栽培の農産物販売をということでございますが、基本的にはあおいパーク産直部会の会員の皆様方が、消費者との触れ合いを通じて消費者が何を望んでみえるのかなどの状況を把握する中で、御判断をいただくことであろうというふうに存じております。  それから、(3)来年度のもぎ取り拡張について、来年度における市ベースでの拡張の計画はございません。活性化組合の自主運営分につきましては、今年度の実績等を参考としながら、地元農家の皆様と拡張の是非について検討協議をしてまいりたいと思っております。  (4)は、(1)の御質問で答弁を申し上げました。  (5)その他の農業振興策でございますが、農業活性化センターあおいパークの設置の主旨を十分踏まえつつ、農業の振興を図ってまいりたいと存じますが、当面は円滑かつ安定した管理運営ができますように、体制等の整備に努めてまいりたいと思っております。  以上で答弁とさせていただきます。 183 ◆5番(下島良一君) 議長、5番。 184 ◆議長(生田哲也君) 5番。 185 ◆5番(下島良一君) 2回目の質問をさせていただきます。  まず、河口堰の建設期成同盟会の解散の問題ですけれども、協議会でという話ですけれども、まず碧南の市長としてどういう態度を表明されていくのか、その辺のところを協議会でどういう態度を表明していかれるのかというところをお聞かせいただきたいというふうに思います。  それから、河口堰の建設審議会が現在も存続をしておるというふうに考えていいのか、そして審議会から出された答申というのは、どのくらいの効力があるのか、その辺のことについて立ち入ってお聞きをしたいと思います。  それから、この答申の中で、矢作川の下流部の治水対策というのは、当然川口町の農林省の堤防のことだというふうに考えますけれども、さまざまな角度から再検討というふうにありますけれども、大変抽象的な文章であります。現在の堤防を管理しておるのは農林省でありますし、岡崎の農地開発事務所であります。この審議会の提言に基づいて、どのように運ばれるのか、この審議会の提言というのはどういう効果としてあらわれてくるのか、その辺もお聞きをしたいというふうに思います。  治水対策のところでお聞きしたいわけですけれども、建設省のこの矢作川治水対策というのは、今まで言われてきたのは 150年に1回の毎秒 7,000トンという大洪水が起きた時に耐えられる矢作川にするために、川底を掘り下げて、そして洪水時に水をスムーズに海に流すために計画がつくられてきたというふうに承知をしておるわけですけれども、河口堰は海水の遡上を防ぐために建設が必要というふうにしてきました。この建設計画が休止になって、事業の見直しをするということになったわけですけれども、建設省も急いで治水対策を新しい河川法に基づいてつくっていくというふうに言われました。市長も先ほどそういうような答弁をしてこられたわけですけれども、治水対策について、当然今までの考え方とは市長も変わったというふうに認識していいわけでしょうか。先ほど私が言われたような、建設省の河口堰にかかわる計画というのは、私はここで変わったんだというふうに認識をしますし、建設省も変わっていくというふうに認識しますけれども、市長も変わったんだというふうに思っていいでしょうか。その辺についてお考えをお聞きしたいと思います。  それから、矢作川のこの自然の問題ですけれども、文部省が平成11年の概算予算要求の中で、「子供の水辺の学校づくり」という名称で予算要求をする計画だというのが、報道が一部されました。文部省に問い合わせをいたしました。青少年教育課というところの担当者の話によりますと、子供たちが川で魚とりをしたり水遊びをしたり、自然観察そして干潟の造成もしていきたいと、そしていかだづくりなどができるような施設もつくりたいということを言ってみえました。そしてこれは、建設省や環境庁と協議をして進めていくと、今週中には計画を発表する予定であるというふうに言っております。ぜひこの碧南市も、今のこの河口堰の中止に伴って、自然環境を守っていくという立場で、これらの施策に対して早く手を上げていただき、検討もぜひ進めていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。  それから、先ほど承水路のことについてはちょっとあいまいでわかりませんけれども、小栗の方はつくられたと、ポンプがちゃんとつくられて、たまると矢作川にかい出す、そういうポンプ場があります。ところが、碧南側は一切まだつくられていないと。建設予定地としては、農家の人たちに聞くと、川口町と前浜の新田のちょうど矢作川のつけ根の辺、私たちは検知置き、検知置きといって、水位を計るところのことを言うんですけれども、そこに建設する予定だったんだと、こういうふうに農家の人たちは言われます。あそこを見てみますと、水が実際毎日そんなに多くはありませんけれども流れております。これが農業排水ポンプ場で排水をしておるわけですけれども、こういう状態をずっと続けていかれるのか、建設省に要望して何らかの措置をとっていかれるのか、この辺についてもう少し考え方をお聞かせいただきたいというふうに思います。  漁業資源について、市長は余り考えてないと、環境は変わらないんだから今までどおりだと、こういうふうに言われましたけれども、現在でもシジミをとってみえる方やアサリをとってみえる方や、角建てをやってみえる方や、いろいろ漁業権がないにしてもそこで営んでみえる方がたくさんみえます。そこで、やはり自然を守りながら、その自然の恵みというのを我々は恩恵を受けていく必要があるわけですから、当然施策として考えるべきだというふうに思います。どういうふうにしたらいいかというのは、そこでいろいろ操業してみえる方の話を聞きますと、もう少し川の真ん中というのは深みをつくってほしいと、そうしないとやっぱり大きな魚が上がらないし卵も生まないということで、漁業組合長も言っていましたけれども、産卵がないとやっぱり漁業資源がどんどん減っていくということで心配してみえましたので、やはり何らかの措置をとっていくように、愛知県とも協議をしていくべきだというふうに考えます。  一番農家の人たちが心配されておるのが、利水の問題です。特に農業用水の問題ですけれども、少し調べさせていただきました。農業用水で渇水期で私たちが利用しておるのは、鹿乘川の水であります。この鹿乘川というのは一級河川で、建設省が管理をしておる川だそうです。そして、利水権は建設省が持っておると。毎秒最大 3.6トンの利水権だというふうに言われております。農業用水は当然建設省から東海農政局に移管されて、そして岡崎農地開発事務所が管理を行っておると。そして碧南と西尾側に矢作川の川底を通って、西尾側の小栗や南奥田に農業用水が送られておるというのは市長も御存じのことというふうに思います。そこで、こういう鹿乘川の水をこういう形で使っておるということについて、こういう認識でいいと、認識だというふうに思いますので、市長もその辺、認識は同じだというふうに思われるかと思いますが、ぜひ認識についてお答えをいただきたいと思います。  この水質がよければ、非常に農家の人たちはこの水を頼るわけですけれども、水質が悪いところが難であります。この水質問題については、碧南市を通っておるわけじゃないもんですから、非常に難しい点もありますけれども、西尾や安城や岡崎の生活排水、そして工場の排水も流れ込んできておるというふうに言われております。この水質浄化の対策が必要、切実に農家の方の願いであります。碧南市として、また市長として国や県に水質をよくしていく対策をぜひ求めていただきたいというふうに思いますけれども、お考えをお聞かせいただきたいというふうに思います。  以上、河口堰の質問とさせていただきます。  あおいパークの質問ですけれども、ぜひ停留所の問題は今後の検討の中でしていただきたいと思いますけれども、市民病院には停留所に屋根があってベンチもあります。市役所にも計画されるということですので、この公共施設としてあおいパークにもぜひ屋根やベンチを検討していただきたいというふうに思います。  それから、おふろの市民入浴券の問題ですけれども、現在臨海プールに特別入場券が配られております。そして、明石公園、あおいパークにも利用券が出されております。この65歳の年寄りにもおふろの入浴券が出されました。この利用実績というのは、臨海プールでは9年度でありますけども 9,154枚、明石公園では 5,970回乗っております。あおいパークはことし7月、8月だけでまだ 674回であります。お年寄りのおふろの利用状況は、現在のところ 3,073人の方が券を取りにまいりました。12枚で全部で合計が3万 6,876回分が配布されておるわけですけども、この 100日間では 4,746人の方がおふろを利用しておるという状況であります。このあおいパークの市民利用についても、ぜひ市民の皆さんのサービスの一環として、またあおいパークがますます利用が高まり、市民の憩いの場になるようにするために、このおふろの利用券についてもぜひ実施を求めたいと思います。  もぎ取り園の問題ですけれども、拡張の問題です。特に冬から春にかけて、体験農園は何といってもイチゴ狩りだとかミニトマト狩りなどが人気があるわけです。現在、碧南市の活性化組合が委託しておる温室では、1日に先着40名様でミニトマトとイチゴ狩りが80人と1日、何としてもこれは少なすぎるということで、これはふやしていかないといけないんじゃないかと。これをふやしていくのにどういう手だてをされるのかと。私も土地の利用権について、若干農家の中に入って話を進めたことはありますけれども、非常に難しいです、これは。特にあおいパークの借地の問題もありまして、価格的な問題や、それから今後の発展の方向や、そういうことからやっぱり地主の方たちとの話は非常にちょっと難しいところがあるなというふうに感じておりますので、どういうふうに施設をつくる場合に農家に手だてをしていかれるのか。ぜひお考えをお聞かせいただきたいと思います。  すぐ食べれるものについては、本当にレストランが満員で時間がかかるということや、レストランに入って食事をしていくほどでもないということで、ぜひこの食べれるものを売ってほしいというふうに市民の声が本当に強いです。この辺についてもぜひ研究をして実施を求めたいと思います。  それから、安全なものですけれども、これからの時代は健康指向がますます強まってくるということで、消費者の目もこえてくるので、消費者が産地や生産者を選ぶ時代になってくるという、こういうことを踏まえて、農家の皆さんが情報交換を行いながら有機的に野菜づくりができるように、ぜひ行政がかかわっていく必要があると思います。そこで、先ほども言いましたけれども、農家と消費者を結ぶたよりやニュースを出して、そしてこの積み重ねが将来のあおいパークや碧南の農業を発展させていく大きな積み重ねになると思いますので、ぜひ取り組んでいただきたいと思います。
     以上、2回目の質問とします。 186 ◆市長(永島 卓君) 議長、市長。 187 ◆議長(生田哲也君) 市長。 188 ◆市長(永島 卓君) 私から、河口堰の関係、2回目のお答えを申し上げます。  まず、市長の立場として同盟会をどういうふうにとらえるかということでございますけども、先ほど私申し上げましたように、いわゆる建設促進期成同盟会の役割は終わったというふうに私は個人的には解釈しておりますけれども、ただ、組織上まだ存続しておりますので、今後関係市とも協議されていくものというふうに思っておるわけでございます。  それから、審議会は存続するけどもその効力はということでございますけども、これも同じことでございまして、河口堰が休止になったと同時に、審議会も答申と言いますか、意見書を提出した時点で審議会の休会と言いますか、それが自動的に始まっておるという解釈でございまして、今後審議会が催されて何か新しい問題を審議されるということは恐らくないであろうというふうに思っております。  それから、治水対策の関係の農林堤につきましては、過去幾度となく折衝が行われまして、地元市といたしましてもいろいろな動きをした経過がございますけども、これは国の中の内部的な問題もありまして、建設省、また農林省の関係の所管がそれぞれまたがっておりまして、それの折衝がお互い同志うまく円滑にいっていないという面がございますので、今後市といたしましても、国に対して積極的に解決をしていただくように呼びかけをしていく考えでございますけども、既に国においてもそれを承知しておみえになりまして、前以上に力を入れるという考え方でございます。ただ、過去、農林堤の前面に砂を入れた経過がございまして、そういった面で建設省の方も努力をしておるということで、全く何も手をつけてないということではございませんので、御承知いただければと思います。  それから、堰は休止という形になりましたので、現在の状態のまま続くわけでございますが、治水といたしましては、これは国の方も先ほど言いましたように存続をして、積極的な改善を図っていくということを約束をしております。それは、国においてもそうでございますが、県においてもこれは承知をしております。その関連で関連事業の解決をどうするかということにつきましては、現在県においてもそれなりの内部協議をやっておみえになるわけでございまして、そういった面の期待を市としては抱いておるものでございます。それは、用水路、承水路、それから堤防補強、すべてそういうことでございます。  最後に、鹿乘川のお話が出ましたけども、これは鹿乘川の水源は西尾市等から流れてきておるわけでございますが、水質改善につきましてももちろん当然のことでございますが、治水絡みで国においても考え方は同じでございまして、そういった鹿乘における水質、また水の流れにつきましても、国の方が責任を持って解決していただけるというふうに思っております。ですから、先ほど申し上げましたように、矢作川河口堰は休止になりましたが、その中でも治水は全く否定をしておるわけではございません。国・県・市とも。国・県においても積極的に責任を持って対処していくという約束を内々でいただいておりますので、そういった面におきましては、農業用水また生活用水につきましての確保については、引き続き努力をしていくということを私もいただいておりますので、御報告申し上げ、また御答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 189 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 190 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 191 ◆経済環境部長(杉浦一興君) あおいパークにつきまして、2回目の御質問にお答え申し上げます。  まず、バス停の日除け等でございますが、先ほど申し上げましたように、総合的な検討の中で判断をさせていただきたいと思います。  それから、ふろの市民無料入浴券の関係でございますが、65歳以上のお年寄りの方々には、福祉施策として配布させていただいておりますので、これ以外の無料入場券につきましては、現在のところ考えておりません。  それから、もぎ取り園の拡張の問題でございますが、第1回目の答弁の(3)の中でお答えを申し上げたとおりでございます。  すぐに食べれるものを売ってほしいという部分につきましても、第1回目の答弁の(1)で御答弁申し上げたとおりでございます。  それから、農業者と消費者の交流とか情報交換とかいうような部分でのたよりやニュースの部分につきましては、あおいパークの機関紙といたしまして、「麦わら帽子」というものを年3回程度発行いたすことになっておりますので、これが一つのベースになるように考えてまいりたいと思っております。  以上で答弁とさせていただきます。 192 ◆4番(山口春美君) 議長、関連、4番。 193 ◆議長(生田哲也君) 質問者は発言時間が済んでおりますので、関連許します。  4番。 194 ◆4番(山口春美君) 文部省の新規事業についてはお答えがなかったので、早急にこの子供の水辺の学校づくりの事業内容を調査していただいて、来年度の中に組み込まれれば、ぜひ検討していただきたいというふうに思いますので、お答えください。  それから、もぎ取り園の2園で 1,482平米申請中ということでしたけれども、この具体的な農産物の種類はどういうことを検討してみえるのか。イチゴやミニトマトがことしのように、本当に行ってもすぐなくなってしまうというような状況を解決するために、どういう策を考えてみえるのか。今、土地の貸し借りについては市が一肌脱がないと進まないような状況になってると思うんですが、こういった状況をどのように考えて、解決策はどういうふうに思ってみえるのか、お答えください。 195 ◆市長(永島 卓君) 議長、市長。 196 ◆議長(生田哲也君) 市長。 197 ◆市長(永島 卓君) 先ほどの河口堰絡みの子供の教育の関係でありますけども、河口堰が現在休止したてでございまして、まだ湯気が立っておる状態でございます。そういった中で、過去矢作川におきましては、皆さん御承知のように「あつまりんへきなん」等、洪水敷を利用した市民の親水空間、また相互利用等もやらせていただいておりまして、建設省の方も積極的に支援をしておっていただいているわけでございますけども、ただ新規事業の面でいきますと、今こういうような状況でございますので、そうすぐには手をつけない方がいいという判断を持っておりますけども、御意見として拝聴させていただいておきます。 198 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 199 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 200 ◆経済環境部長(杉浦一興君) あおいパークの関連質問にお答え申し上げます。  今、利用増進2件を進めておりますが、これはいわゆる露地圃場でございまして、作物の体系につきましては特にまだ具体的な検討の段階ではございませんが、ことし1年露地圃場のもぎ取りを行ってまいりますので、それを踏まえて作物の体系につきましては検討してもらうということになっております。  イチゴとミニトマト、オープン当初もぎ取りの体験をしていただきました。これは、特にイチゴにつきましては、苗を植えた時期との絡み、いわゆるもぎ取りのできる時期というのがやはり限定されておりまして、オープン当初が最後の時期であったということもございまして、来年はこんなことのないように、時期が結構長くもぎ取りができるというふうに思っております。  以上であります。 201 ◆3番(岡本守正君) 3番、関連。 202 ◆議長(生田哲也君) 3番。 203 ◆3番(岡本守正君) 農林堤のことで関連をしていきたいと思います。  岡崎農地開発事務所が、今年度中に耐震調査をしていくための補正予算を組んでみえます。これとあわせて、堤防の改修が行えるように岡崎農林開発事務所に積極的に声をかけていっていただくよう、市長のお考えをお示しくださるようお願いします。 204 ◆市長(永島 卓君) 議長、市長。 205 ◆議長(生田哲也君) 市長。 206 ◆市長(永島 卓君) ただいまのお話でございますけども、もう過去10年以上前から、農林堤につきましては市の方としても積極的に農政局の方に対しまして要望、陳情等を重ねておりますけども、もちろん今お話がございましたように、県の農地開発事務所におきましても、積極的に働きかけていく予定でございます。こういう長い経過がございますので、すぐには解決できるかどうかわかりませんけども、市としても積極的に図っていきたいという考え方でございます。 207 ◆議長(生田哲也君) 以上で、下島良一君の一般質問を終わります。  次に、中川卓士君の一般質問を許します。 208 ◆20番(中川卓士君) 議長、20番。 209 ◆議長(生田哲也君) 20番。 210 ◆20番(中川卓士君) 大変時間が遅くなっておりますので、急いで簡潔に質問を申し上げてまいりたいと思います。しばらく時間をお許しいただきたいというふうに思います。議長のお許しを得ましたので、通告に基づきまして、市民からの要望や行政施策など、身近な小さな問題について、今回は提言や対応策について御質問を申し上げますので、答弁はわかりやすくお願いをいたします。  まず、大きな第1点目の住宅促進補助金制度及び勤労者分譲地についての(1)から(3)までのア、イについてお尋ねをいたします。  (1)平成9年度より新設され、当初予算では 3,000万円余の約 150戸程度を見込んだ永島市長の新しい事業施策で、固定資産評価の1%で支給上限額20万円としてスタートしたものであります。そこで、1年目の決算ベースでは、交付決定物件 335件、交付対象人数 509件と報告されています。そこで、ア、金額別支給額のそれぞれについて件数をお教えください。イ、建築物の形態としての分譲住宅購入件数及び個人住宅新築件数別についても、それぞれの実績についてお教えいただきたいと思います。  (2)のア、イについて、施策の見直しと改善へ向けての提言についてお尋ねいたします。アといたしまして、市民の持ち家指向の促進と景気回復への方策として、現在の住宅促進補助金支給の1%を2%程度に見直しを図り、市内建設業者の活性化と市民の一戸建てへの持ち家指向の夢を果たすためにも、平成9年度決算ベースの実績を踏まえて、平成11年度から支給率のアップを図るべくと考えますが、御当局の御見解を賜りたいと思います。イについては、今後土地の活用や税制度の改革が国によって推進されてきます。例えば高齢者が自分の家や土地を提供して、老後の生涯生活の場を確保するなどの方策が展開されてきます。現在建て売り住宅の敷地面積は、全国平均で試算すると 125.8平方メートルと、約38坪程度であります。近年狭い土地となっています。したがって、老後を安心して生活するために、市民の多くの方々は50坪程度の土地に家を建てていきたいと考えています。現実には土地の価格が高くて、なかなか入手しにくい状況であります。したがって、今後は碧南市に、永住目的で住宅を建設するために市民が土地購入する場合に限り、土地評価の1%程度の補助金制度を確立し、碧南市の人口増加や、若者が喜んで定住できる町として検討すべきと考えますが、当局の御見解を賜ります。  (3)のア、イについて、提言と規定の見直しと発想転換についてお尋ねいたします。アについては、この制度は平成2年から浜尾7区画、神有12区画、岬12区画を市内の勤労者に持ち家指向を図るために土地分譲制度を導入され、いろいろと課題はありましたが、ほぼ完売ができました。しかし、現在、岬町の2区画については、今日現在まで未処分地として残置されています。碧南市では、区画整理事業地内の保留地の分譲などが進み、岬町の2区画については大変厳しい状況に置かれていると思います。したがって、今後の方策はどのように進めるのか、平成9年からの分譲については規定を改正されまして、現在分譲済みの神有地区の3区画に対して、5年以内に住宅を建設するという規定が生きていると思いますが、これをも解除し、利用しやすくすべきと考えますが、当局の御所見を賜りたいと思います。  イについては、今後の方策では大胆な発想転換として、土地有効利用を図るために公的な施設として、ちびっ子広場や市営駐車場、地域住民の一坪農園として賃貸契約などによる市民活用を図るとか、市民の避難場所としての活用などの方向転換を図るべきと考えますが、御当局の御見解を賜りたいと思います。  次に、大きな2点目の区民館運営備品に対する助成金の支給検討についての、(1)からアについてお尋ねいたします。碧南市は、現在、区民館兼老人憩いの家等29カ所に点在しています。区民館建設補助金は、本年度から4分の3から10分の9に大幅に改正されました。しかし、区民館運営備品については、老人憩いの家、宝くじ財源としての一般コミュニティ助成等々が設けられていますが、いずれも維持管理、修繕、光熱費などが主なものであります。中でも宝くじの助成事業は大変申請対象者が多く、利用するのにも年数がかかり、タイムリーではありません。今後の区民館は、区民の拠点として活用も多様化してきます。そのために、備品などにも大きな区民の負担が求められます。タイムリーな活用が図られるように、今後区民館運営備品の購入について、補助金制度を推進すべきと考えますが、当局の御見解を賜りたいと思います。  次に、大きな3点目でありますが、先ほど2番議員から御質問がありまして御答弁もありましたので、3点目のアについては省略をしておきたいと思います。イについてでありますが、8月6日にマスコミ報道されました、碧南市と郵便局が情報提供に関する覚書を調印されたと掲載されました。具体的な内容についても一部報道されていますが、今後の実務的なレベルとして、どのような形態で双方の情報交換を進めるのか、例えば文書、パソコン等、さまざまな情報が寄せられると思いますが、庁内の受付窓口はどこの所管で対応していくのか、また情報に対する対策はそれぞれの所管で進められると考えますが、今後の具体的な運用方法について、当局の御見解を賜りたいと思います。  次に、大きな4点目の(1)のア及びアからオについての具体的な内容についてお尋ねいたします。アについては、この事業は安全かつ円滑な交通の確保と、道路景観の整備を図るために、平成9年より市道若松野田線を予備設計し、平成10年度から13年にかけて、それぞれ電線地中化共同溝事業を推進するというものであります。そこで、本年度分の中央駅から警察署北交差点までの両面約 440メートルの事業着手はいつごろから行われるのか、また今回の事業推進に当たり、影響を受ける対象世帯はどの程度になるのか、現在の電柱に対する占用料が、地中化されることに対する占用率条例は昨年12月に議決されていますが、占用料の査定方法と変圧器設置によるボックス等の占用料はどのようになるのか、御所見を賜りたいと思います。  次に、都市景観としての考えから想定すると、現在の商店街による街路灯は、市内各地によってさまざまな街路灯が設置されています。今後、地中化が進められる中で、都市景観としてのまちづくりを推進するためにも、現在の街路灯を特徴あるものに変更するとともに、市内業者のかわらや、また鋳物等によって新しい照明器具を設置し、文学の町通りとしての遊歩道の確保をし、そして商店街の活性化や若者が集まるまちづくりを、この機会に構築すべきと考えますが、当局の御見解を賜ります。  次に、大きな5点目であります。公有水面のごみの流入とタコ公園のごみ及び金網フェンスの対策についての(1)から(4)までのそれぞれについてお尋ねいたします。(1)は、大浜港から北への新川入り口の間の多量なごみが流入出し、夏場に最も多くあり、ヘドロと合わせて悪臭が発生し、地域周辺住民から対策をとの要望が求められています。そこで、過日の一般質問では、大浜港と接続すると回答されていますが、現在までにどのような方策が進んでいるのか。ごみ流出の防止として、新川港の入り江に防御ネット、あるいはネットフェンスを張り、ごみの流出を防ぐということが求められますが、その辺につきまして御当局の御見解を賜りたいと思います。  (2)タコ公園について。現在ハゼ釣り場として多くの釣り人が来ておられます。七、八月の時期は特にごみの不法投棄や、自分の持ってきたごみを放置していかれている心ない人々がおられます。しかし、ごみはそのままいつまでも放置され、時たま老人の方が回収されるなど、心温まることもありますが、とても解消できる状況ではありません。現在、環境課の方で定期的に巡回され、処置を進めていると聞きますが、このシーズンの時期にはとても定期的だけの対応ではごみの処置はできません。そこで、シルバー人材への委託や公園整備の業者に、あるいは環境ボランティアによる巡回等々の形で、毎日巡回しごみの処置をすべきと考えますが、当局の御見解をお伺いいたします。  (3)タコ公園の防潮堤に沿って、約 400メートル弱の金網フェンスが設置されていますが、長い年月により風化で、特に南側がひどく崩れています。安全上から見ても危険な状況にありますので、このフェンスがもし必要であるならば、きちんと修理し、安全の確保を図るべきと考えますが、当局の御所見をお伺いいたします。  (4)ハゼ及びゴカイが毎年数回にわたり、特に夏場のこの時期に死滅するという事態が生じています。この8月初めにも、多くのハゼが白くなって浮いていました。枯れ草の流れとか除草剤の影響か、確かではありませんが、現実問題として発生している事実があります。現在、いろいろな社会問題になっている事件などもあり、ハゼ釣りのこのシーズン時期でもありますから、万が一危険な事故が発生すれば大変な問題となりますので、今後は定期的に、特に夏場時期を重点に水質調査をされるべきと考えますが、御当局の御見解を賜りたいと思います。甚だ雑駁でありますけれども、急ぎまして第1回目の質問とさせていただきます。 211 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 議長、経済環境部長。 212 ◆議長(生田哲也君) 経済環境部長。 213 ◆経済環境部長(杉浦一興君) 私からは、1の住宅促進補助金制度及び勤労者分譲地について、お答えを申し上げてまいります。  (1)の平成9年度より新設されました住宅促進補助金活用状況でございますが、アの平成9年度の補助実績ベースでの金額別支給件数につきましては、3万 7,000円台を最小額といたしまして限度額20万円まで、年間 335件、 509人について申請をいただき、補助をさせていただきました。補助の内訳につきましては、1物件当たり5万円未満が6件、5万円以上10万円未満が 175件、10万円以上15万円未満が 106件、そして15万円以上20万円が48件となっております。ちなみに単純平均いたしますと、1物件当たり10万 1,621円、1人当たり6万 6,882円の補助額となります。  次に、イの分譲住宅購入者と個人住宅新築件数の実績でございますが、分譲住宅の該当件数が69件、率では20.6%、個人住宅の新築が 266件、率では79.4%でございました。  次に、(2)の持ち家指向促進のために、補助率の見直しと住宅建設目的の土地購入に補助制度をとの御質問でございますが、この補助制度につきましては、平成9年度に新規事業として制度化をいたしまして、自来この制度の周知徹底に努めるとともに、補助金の請求権者と思われる方々にパンフレット等を直送するなど、制度の有効活用を呼びかけてまいりました。本補助制度につきましては、まだ2年目を迎えたところでございますので、いましばらくは状況を見つつ、当面は現行の補助率でまいりたいと考えております。また、住宅建設用地購入に対する補助につきましては、建物とは異なりまして、取得目的の確認あるいは流動性の大きさなど、種々の問題もあろうと存じますので、現時点では考えておりませんので、よろしくお願いいたします。  次に、(3)の勤労者住宅用地の分譲につきましては、現在御指摘の岬町地内の2区画が未処分となっております。毎年、分譲価格を財産評価委員会で決定いたしまして募集をいたしておりますが、バブル経済崩壊後の土地に対する信頼度が激変いたしまして、あるいは長引く景気の低迷や先行きの不透明感から、高額な出費が控えられ、全国的にも分譲宅地の申し込みが減少しているところであります。こうした中で、本市といたしましても各種の緩和策を実施してまいりました。既に、本市から勤労者住宅用地を購入された方々と、新規に購入される方との間に、余り大きな不公平感が生じないような緩和策といたしまして、平成9年度に分譲規程の一部を改正いたしまして募集をさせていただいております。緩和した内容につきまして、第1点は、土地取得後5年以内に住宅建設をし、入居できる者の条件を削除、いわゆる取得後5年以内に建物を建てていただくという条件がございましたが、それを削除いたしました。それから2点目といたしまして、住宅建設後、同居しようとする親族が 100平方メートル以上の宅地を所有している場合は、申し込みができなかったというものを、主たる申込者が宅地未所有者であれば申し込みできるというふうに改正をさせていただきました。そうした緩和策の結果、残念ながら引き合いもなく未処分のままとなっています。  分譲価格の思い切った引き下げ策については、住宅都市整備公団の例にもありますように、既購入者とのバランス上、大変難しいものと思われます。  また、分譲済みの神有町の3区画にも、5年以内に住宅建設をするという規定を解除し、利用しやすくとの御提言でございますが、種々の緩和策は時間的経過の中で段階的に行ってまいりました。御提言の3区画の取得者におかれましては、土地の取得時期は平成6年度、7年度、8年度に各1件でございまして、現在未着工でございますが、5年以内の履行期限は平成12年3月、12年9月及び14年3月となっておりまして、現時点では履行期限の延長などの御相談もございませんし、期限内に建設をしていただけるものと思っております。  なお、未処分用地の利用目的の転換について御提言をいただきました。私どもといたしましても、岬町の分譲を始めまして8年目を迎えております。今までの状況等を判断する中で、方向転換も必要であろうと存じておりますので、貴重な御提言と受けとめさせていただきまして、今後の課題として考えてまいりたいと思います。  以上で答弁とさせていただきます。 214 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 215 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 216 ◆総務部長(袮宜田知司君) 私からは、御質問の2と3の(1)のイ、5の(4)についてお答え申し上げます。  まず、2の(1)区民館活動の多様化に伴い、運営備品、機材等購入に対する助成について、ア、備品購入に対する助成金の検討でありますが、現在各地区の区民館の備品の補助制度といたしましては、全国自治宝くじの普及広報事業として受け入れる宝くじ委託事業収入を財源とした、コミュニティ助成事業があります。この助成事業につきましては、毎年数地区が申請をし、補助対象となった地区が平成6年度から本年度まで13カ所となっております。本年度5地区の申請をいただいておりますが、補助対象は2カ所でありました。県下の状況を見ますと、近年補助申請件数が多く、宝くじの配分金の予算内にて補助対象となるため、該当するのに数年かかる状態であります。しかし、これは続けて補助申請をしてまいりたいと思っております。今後においても、各地区の区民館の備品購入の補助につきましては、この全国自治宝くじの普及広報事業の補助をベースに進めてまいりますが、対象となるのに数年かかり、新設の区民館においては備品購入補助と区民館建設の時期が一致しないこともあります。そのため、必要最小限の範囲で、市で区民館建設時の備品購入費にかかる補助制度を新たに検討していきたいと考えております。  次に、3の(1)のイで、郵便局との道路損傷等の情報提供についての御質問にお答えしてまいります。今回、覚書を提起いたしました郵便局との道路損傷等についての情報提供に関する覚書は、郵便局の外務員が外務作業途中、郵便配達等でありますが、発見した道路損傷等を碧南市へ、緊急の場合は電話及びファックス、その他の場合は文書で情報提供することにより、地域社会への貢献及び郵便局の外務作業環境の整備を図ることを目的で申し出があったものでございます。郵便局外務職員は54名で、市内を毎日、簡易保険の勧誘、郵便物の配達等で車の通れない狭い道路などくまなく回り、走行距離は月4万キロ余とお聞きいたしております。したがって早期発見され、また早い情報でありますので、情報源としては非常に貴重なものであり、有効性もありますので、御質問者おっしゃったように、8月5日、本市と郵便局とで覚書の締結をいたしたわけでございます。郵便局との窓口は総務課が担当いたしておりますので、今後情報が寄せられましたら、関係部局と調整をとりながら事務処理をしていきたいというふうに考えております。  次に、5の公有水面の部分の(4)ハゼ等の死滅発生について、ハゼ及びゴカイの死滅に原因調査でありますが、今年度ではまだ御指摘の場所でハゼが死んでいるという情報は聞いておりませんが、昨年4月2日に、道場山西公園付近の水路で、20センチ前後のハゼが死んでいるとの情報が寄せられました。即刻、刈谷保健所と本市で当該水路付近及び碧南運送北側、新川港の水素イオン濃度、溶存酸素濃度及び六価クロム等の簡易測定をいたしましたが、溶存酸素濃度が少し低い傾向であったものの、その他問題となるものではなく、原因不明のままとなっております。また、付近の方の話では、この水路では毎年この時期、春から夏にかけて同様なことがあるとのことでありました。海水の流入口が新川港側に1カ所しかなく、水路内の海水の流通がないこと、生活排水の流入が多いこと、有害物質を排出する事業所等が見当たらないことなどから、ハゼ等の死滅の原因は、溶存酸素の不足による酸欠と推測をいたしております。この水路では、ハゼ等の死滅だけでなく悪臭の問題もあることから、現在ここを管理している愛知県衣浦港務所は、水路のヘドロ除去等の対応を検討されていると聞いております。なお、今後定期的に調査実施ということでございますが、私ども現在、河川、海域等の水質調査は15カ所を毎月1回実施をいたしております。このため、新たに調査箇所をふやす考えはございませんので、よろしくお願いを申し上げます。 217 ◆建設部長(杉浦百樹君) 議長、建設部長。 218 ◆議長(生田哲也君) 建設部長。 219 ◆建設部長(杉浦百樹君) 私からは、4件目と5件目の(1)についてお答えいたします。  初めに、4件目の電線地中化共同溝整備について、(1)平成10年度事業路線の着手についてでありますが、電線の地中化事業は、安全かつ円滑な交通の確保、良好な都市景観の形成、さらにはさきの阪神淡路大震災でのライフラインの信頼性の確保、及び防災性の向上等を目的に、平成7年度から国において事業化され、当碧南市としても、平成9年度より事業を進めているものでございます。さて、御質問の(ア)工事の着工時期についてでございますが、当市としても初めての事業でございまして、現在まで電線類地中化推進協議会の承認、各参画企業のたび重なる協議、電線共同溝整備道路の指定等の手続をしてまいりました。これらの手続が整ってまいりましたので、発注時期は10月下旬を予定しております。  次に、(1)今回の地中化に対する対象世帯件数でございますが、平成10年度の予定事業延長は 220メートルで、関係する世帯は21件でございます。  次に、(ウ)道路占用料はどのように査定するのかと、(エ)変圧器ボックスに対する占用料はを、一括お答え申し上げます。平成9年12月議会において議決された碧南市道路占用条例別表地下電線その他、地下に設ける線類は、長さ1メートル、1年につき5円と定められております。また、路上に設ける変圧器は1個1年につき 810円と定めております。既設電柱と地下埋設した場合の占用料比較は、主な占用物件である中電、NTT電柱で試算してみますと、中電は今回事業予定区間 220メートルで、両側に現在電柱は15本あります。この1本当たりの占用料は 1,800円であります。電柱占用料は2万 7,000円となります。地中化した場合は、地中電線は北側 148メートル、南側 178メートル、横断部13メートルで、菅路総延長は 339メートルとなります。ただし、名鉄直近の南側の電柱1本は施工上残ります。したがって、 339メートル5列配線で、 8,475円となります。そのほか、地上物件の変圧器2個、開閉機1個を新規に設けます。それぞれ 810円です。したがって、3個で 2,430円、電線分 8,475円と変圧器等 2,430円、及び既設電柱1本 1,800円で、1万 2,705円です。中電の占用料としては、現在の電柱の場合は2万 7,000円、年額。地中化による電線の占用料は1万 2,705円年額で、率にして47%となります。NTTの場合は、現在電話柱は9本で、1本当たり占用料は 1,100円で、 9,900円です。地下埋設すれば延長は両側で 339メートルあり、3列配線の予定で、1メートル当たりの占用料は5円です。したがって、 339メートルで 5,085円となります。現在の電話柱の占用料は 9,900円、地中化による電話線の占用料は 5,085円で、率にして51.4%になり、このように地中化することによって占用料はそれぞれ安くなります。  最後に(オ)都市景観として街路灯の見直しについての御質問ですが、この街路灯は各商店街活性化対策事業の一環として計画され、実施されている事業であることは御存じのとおりであります。今回の事業区間市道若松野田線の区域は、碧南中央商店街振興組合員さんの街路灯であります。一部移設を含めて、現在電柱からの空中線により配線接続をされているものを地中より接続する工事は、この地中化工事の中で実施する計画であります。景観に配慮した商店街の街路灯の改良は、今回市としては計画しておりません。今後、商店街振興組合さんの建てかえ計画にあわせ、景観に配慮した街路灯として改良していただくよう、協議させていただく考えでありますので、よろしくお願いをいたします。  次に、5件目の(1)公有水面ごみ流入対策についてのア、悪臭発生と流入防止対策についてでありますが、公有水面ごみ流入防止対策の御質問でございますが、流入ごみは上流部の広い範囲の河川堤防等の除草の残骸が雨水等で海域に流出し、風向、潮位等により新川港へ流れ込み、公有水面に入り込むと思われます。このことについては、衣浦港を取り巻く県の5事務所、知立土木事務所、半田土木事務所、衣浦港務所、河川工事事務所、衣浦港工事事務所で組織されている連絡協議会へ実情を報告し、河川、海岸等の除草時において十分注意し、事業施行をお願いしているところでございますが、今後も引き続き要望してまいります。また、衣浦清港会に、清掃船による海上のごみ等の浮遊物の清掃についてもお願いいたしております。  それから、ネットについてでありますが、公有水面に入るごみも、また市街地から出るごみも想定され、潮の干満、大雨時等を考えますと、維持管理をいかにするか難しい問題であると思われますので、御提言として受けとめさせていただきます。  それと、悪臭対策でございますが、大浜港への公有水面の接続の事業は、今年度から愛知県において着手すると聞いております。よろしくお願いをいたします。  以上、お答えといたします。 220 ◆議長(生田哲也君) 本日の会議時間は、議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。 221 ◆都市開発部長(小林昭治君) 議長、都市開発部長。 222 ◆議長(生田哲也君) 都市開発部長。 223 ◆都市開発部長(小林昭治君) 私からは、5番の(2)(3)についてお答えいたします。  (2)の不法投棄や釣り人などのぽい捨てのごみ処理について、ア、特にタコ公園のごみ処理状況についてということでございますけども、御案内のように、平成7年12月から全市ごみ分別収集回収に伴いまして、市内各公園のごみ箱も撤去いたしました。以後は業者に委託をして美化に努めておるところでございますけれども、利用者のマナーが悪く、特に通称タコ公園は、ごみの散乱が多く見られます。  清掃委託の内容でございますけども、須磨海岸緑地は約1万 4,000平米、延長 450メーターございます。この清掃を年間32回行っておりまして、ごみの多い6月から9月までの間は月に4回、その他の月は2回行っております。なお、夏休み期間中、特にごみの出る間は、市の職員が5回程度見回って、大きな目立つごみを拾っております。御指摘のように、かなりごみが散乱しておるということでございますので、来年度からシルバー人材センターの活用を図るとともに、清掃回数の頻度を高めるよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。  次に、(3)タコ公園の樹木周辺設置の金網フェンスについての御質問でございますけども、あのフェンスの必要性と腐敗箇所の修理でございますが、通称タコ公園は昭和57年度末に供用開始をいたしまして、この公園の特徴は、海岸を利用した釣り場と遊具を持つ公園でございまして、引っかけの投げ釣りが流行いたしました平成元年ごろにおきまして植えた植栽がまだ小さく、通行する人に引っかかってしまうというものを防ぐため、釣り場と公園を区分するフェンスを設置したものでございます。現在、樹木も成長してきたことと、投げ釣りが禁止されたこと等を考え、フェンスの役目が一応果たしたという考えでございますので、撤去の方向で検討を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。 224 ◆20番(中川卓士君) 議長、20番。 225 ◆議長(生田哲也君) 20番。 226 ◆20番(中川卓士君) それぞれ御答弁いただきましてありがとうございます。時間もございませんので、少しだけ2回目の質問をさせていただきたいと思います。  まず、大きな第1点目の住宅促進補助金制度と勤労者分譲地についてでありますが、基本的には、私が申し上げておるのは皆さん理解していただいておるわけでございますが、家を建てる場合には、大変それぞれの金銭的あるいは精神的にも苦労があるわけでありまして、今現在は固定資産税評価の1%ということでありますから、どちらかと言いますと、言葉は適切ではありませんけれども、いい家をつくれば20万円の額により近づくということで、あるいは建て売りで安い家を買えば、またつくったりすれば、より評価が低いわけでありますから、そういった、要するに行政が補助する場合には、私は基本的には公平さを保つということからいけば、その1%で今の算出では少し問題があるんじゃないかなということで、2年目ということで、永島市長さん2年目ということの施策の新しいものでありますので、しばらく様子を見ていくと、こういうことでございますから、ぜひこういった行政の補助については、できるだけ公平で適切な、私は補助金を支給するべきだというふうに思いますので、今後さらに御検討していただくことを要望しておきたいと思います。  それから、土地購入につきましては大変難しい問題でありますので、理解を示して、今後私も研究をしてまいりたいというふうに思います。  それから、3の岬の件につきましては、恐らく今、神有や下山にありますような区画整理事業の保有地が、かなり低額で購入できるようになってきておるわけです。恐らく、今、岬町の価格がはっきりわかりませんが、恐らく今後も厳しい情勢下の中で推移していくというふうに思いますので、私が提言いたしておりますように、早い時期にこの活用についても検討されて、今後のより有効な利用を求めていくことを要望しておきたいというふうに思います。  それから、大きな2点目の区民館運営備品に対する助成の問題でありますが、答弁をいただきまして、今後新たに検討していくということを申されましたので、ぜひこれからの区民館は、高齢化時代において地域のコミュニティの場として、さらに重要な位置づけとしての拠点になると考えますので、御答弁で言われましたように、ぜひ早い時期に実現をしていただくことを要望しておきたいと思います。  それから、大きな3点目の郵便局の件について、イの方でございますが、先ほど2番議員からもありましたように、市の巡回パトロールが秋から行われるということでありますが、それでは郵便局のこの実務はいつごろから行われるのかということを1点お聞きしたいというふうに思いますが、恐らく10月とするならば、巡回パトロールも秋口におやりになり、郵便局の情報収集も同じ時期ということであれば、恐らくいろいろな情報が氾濫してくるというふうに思うんですね。そうした場合に、先ほどの答弁の中に総務で所管としておやりになるということで、それぞれに通達が行くというふうに思いますが、そういったダブっていく活動が行われるということになるわけでありますから、行政改革ということであれば、私はもう少し、2番議員が言われますように、違った方向性で巡回パトロールをしていただけたらなと、こんなふうに思います。そういった道路情報だとかいろいろなものについては、やはりきめ細かな活動をしている郵便局員がベターだというふうに思いますので、その辺の事務運用面におけるダブりの問題については、今後どう選別されていくかということについて、1点お聞かせ願いたいというふうに思います。
     それから、大きな4点目の(1)ア及びアからオについて御質問したいと思いますが、電線の地中化につきましては、対象が21ということでございましたが、現在普通私ども考えますと、電柱からそれぞれの軒下、あるいは自分の住宅の中に塔を建てておられる方もおられると思いますが、そうした配線の仕方が変わってくるわけでありますから、この21世帯の方々に対して、そうした工事の費用負担があるのかないのかについて、1点お聞かせしていただきたいというふうに思います。  それから、若干外れるかもしれませんが、今回の地中化のケーブルの共同溝の位置でありますが、現在あそこにはプラタナスの木だとかあるいは花壇が植わっております。今回の地中化については、道路側のその花壇側なのか、あるいは住宅側の方に設置されていくのか。そうなった時に、それでは美観ということからいけば、今のあのプラタナスの木が本当にいいのかどうか。先ほど言いましたように、永島市長も文学を心得ている方でありますから、私はこの際新たに、そういった文学通りというふうな形の町に、メイン通りとしていくべきではないかなというふに思うんです。先ほど御答弁にありましたように、今後商店街のものであるということで、商店街と協議をしながら考えていくというふうに言われました。商店街のこの街路灯の期限というのは、平成12年が建てかえの時期なんです。私どもの聞く限りでは、大変社会的に厳しい状況で、あれ1基百数十万円するということを言われております。そういうことであれば、今この時点で、行政サイドと商店街の皆さんと供用していただいて、新しいまちづくり、あるいは本年の年末から行われる、イルミネーションの事業が行われるわけでありますから、こういった事業等を併用する中で、私は2年後の商店街のかけかえでありますけれども、この時期をとらえて再度検討すべきではないかなというふうに思いますが、改めてその辺の検討についてお答えしていただきたいと同時に、プラタナスの樹木あるいは花壇については、今後現状のままでいくのか、新たに改革、改善されていくのか、その辺についてのお考えを示していただきたいと思います。  それから、公有水面の関係等についてでありますが、その前に、失礼いたしました。公有水面等につきましてでありますが、その(1)の大浜から北の新川港ということで、ときたま、くしくも福祉部長がお答えになりましたので聞く必要はないかというふうに思いましたが、ヘドロについて、今年度から大浜港に公有水面がつながるわけでありますから、現在はあの悪臭のヘドロを多分考えていくという御答弁を総務部長がされましたので、そういう形でやられていくのかどうか、改めてお尋ねしていきたいというふうに思います。  それから、(2)の不法投棄の問題につきましては、御答弁をいただいておりますので、ぜひ来年からは、恐らくあす、1番議員が環境、シルバー等々の問題で巡回等のお話をされるかと思いますが、できるだけシルバー人材センターを有効に使っていただいて、そういう形でこのごみの処置ができるような形の対応をしていただけたらと思いますので、期待を来年度のこの6月から8月にかけての、毎日私も5時から巡視をいたしていきますので、よく見ていきたいというふうに思いますので、御努力の期待をお待ちしております。  それから、(3)のタコ公園の樹木とフェンスの件につきましてですが、御答弁いただきまして、平成元年から植栽が大きくなったということで、私も多くの方々がおっしゃっておりますが、大変汚いということで、やるならやれと、修理をせよと、こういうことをたびたび言われましたので、今回この質問に入れさせていただいたわけでありますが、そういうことで、不要ではありませんが必要がなくなれば早い時期に撤去して、子供たちの安全と、そしてまた釣り人が安心してできるような形にしていただけたらというふうに思いますので、これも御答弁にありましたように、そういった形で早急に進めていただけるように改めてお願いをしておきたいと思います。  それから、(4)のハゼ及びゴカイの死滅についてですが、総務部長さんは昨年4月2日というふうにお答えしておられますが、確かにこの問題はわからないんです。私ども見ておっても、この夏場に起きるということは、どうも草刈りの除草剤の問題かなと思ったりもしたわけでありますが、なかなかわからない。確かに酸欠という問題かなというふうにも思いましたが、酸欠であれば定期的にあるのではないかなというふうに、赤潮とかそういった部分に発生した時に起こるんじゃないかなというふうに調査をいたしましたが、やはり赤潮が起きてもそういう事実はないわけであります。ですから、もう少しこの辺の問題については、もし大浜港に通ずることになれば解消されるかもしれませんが、今のヘドロがある限りは、恐らくそういった酸欠の問題ですと残るというふうに思いますので、ぜひそのヘドロの除去を、今回のこの大浜港への流通、接続に対してぜひやっていただきたいということを、この部署においてもお願いをしておきたいと思います。  非常に雑駁で申しわけありませんが、以上で2回目の質問とさせていただきます。 227 ◆総務部長(袮宜田知司君) 議長、総務部長。 228 ◆議長(生田哲也君) 総務部長。 229 ◆総務部長(袮宜田知司君) 私からは、巡回パトロールに関しての郵便局の関係を御答弁申し上げます。  郵便局との情報提供に関する実施時期は、8月5日からでございます。既に2件ございまして、所管に連絡をしてございます。また、企画の方でやっております巡回パトロールとの整合性の問題もありますので、私どもといたしましては、関係部局との早急に検討をしてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。 230 ◆建設部長(杉浦百樹君) 議長、建設部長。 231 ◆議長(生田哲也君) 建設部長。 232 ◆建設部長(杉浦百樹君) 私から、電線地中化についての2回目の御質問にお答えいたします。  21戸の各戸へ引き込みの費用負担、ございません。全部地中化の方で持ちます。  共同溝の設置位置でございますが、ここの今年度事業の中には、水道、下水の枝管、それからNTT、いろいろ入っておりまして、そういうのを逐次調査いたしまして、大体今の歩道の花壇、花壇の民地側のところすれすれぐらいに設置をしなくてはならないという考えを持っております。よって、今の花壇は土どめ矢板で全部影響いたしますものですから、プラタナスも現在のプラタナスとサツキについては全部移植いたします。そして、花壇も若干、今レンガが5段積みですが、最終的な復旧においては2段積みぐらいにしてまいりたいと考えております。よって、プラタナスは移植をいたしまして、あとは市役所前通りのようなケヤキで通したいという考えを現在持っておりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。  防犯灯の商店街の時期、確かにおっしゃいました12年度で耐用年数が来るように聞いております。私、これ個人的ですが、先週の二、三日前にこの商店街の会長、振興組合長さんとちょっと話をする機会がありまして、こういうことがあるなという御質問がありましたものですから、そして今、ちょうど御質問者がおっしゃった12年の建てかえ時期が来るということで、当面この地中化については、私が答弁したように復旧していくが、その建てかえの時には一遍市の方にも相談に乗ってほしいという相談を受けております。私の方でつくりますと、そこだけが商店街の方の広告が入らないというようなことも出てまいりますものですから、その辺のどういう費用負担をするのか、一度その時期が来た時に話し合うというようなことも、先だって個人的にはお話させていただいておりますので、9月の末にはここの 220メートル区間の商店街の振興組合長が入れた中で説明会を行いますので、その辺でまたはっきりと詰めてまいりたいと、このように考えております。  それから、公有水面のヘドロの県要望でございますが、これは毎年そういう部分的にも堆積しているところがございますので、そういうところをヘドロ撤去を県の方へ要望してまいりますので、ひとつよろしくお願いいたします。  以上、お答えといたします。 233 ◆議長(生田哲也君) 以上で、中川卓士君の一般質問を終わります。  これにて、本日の一般質問を終結いたします。 ───────────────────・・─────────────────── 234 ◆議長(生田哲也君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。  再開は、明3日午前10時であります。  本日は、これにて散会いたします。                            (午後 5時 18分 散会) ───────────────────○──────────────────── 地方自治法第 123条第2項の規定により、ここに署名する。   平成10年9月2日                  碧南市議会                    議 長  生 田 哲 也                    議 員  石 附 滿 江                    議 員  加 藤 真 三 Copyright © Hekinan City Assembly Minutes, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...